忍な登山 in 霊仙山(その1) 2003.9.30.
はじめに
夏休み最後の忍シリーズ。今回は登山だ!!
なぜ登山か?それは、
そこに山があるからだ!!!
というわけで山頂1083.5m、最高点1098mの霊仙山に挑戦です。
滋賀最高峰は伊吹山ですが、山頂に駐車場がある山なんざぁ、忍的には山じゃねえ!!
本気(マジ)で登山だ!!
醒ヶ井登山口へ・・・
醒ヶ井養鱒場を過ぎて山側へ20分も行くと・・・
ゴゴゴゴゴゴゴゴ。
なんだこのガタガタ道は!?友達のジムニーでなかったら車が確実に地面を擦っているぞ・・・。
いたたたた!!揺れ過ぎて後部座席のK氏が死にそうです。
車でこないとこの林道を延々1時間歩く羽目になります。え〜〜〜、って感じです。
ふう・・・登山道に着いたぞ。
家から車で40分ほどで登山口まで来てしまった。この山近いな。
入山記録書もあり、なんかかなり本格的登山っぽくなってきました。
何とか無事に帰って来たいものです。”忍”のノリだといつか命を落としそうです。
この山は真夏になるとヤマビルがでるとのこと。それは勘弁して。
BUNが昔聞いた話によると、ヤマビルは小学生よりも早く動けるらしいです。
誰ですか、こんな嘘を吹き込んだのは?
装備も整ったことなので、さて行ってみますか。
道なき道〜汗ふき峠
・・・この山、道がない。
こんなのはいいほうです。この先、川の跡みたいな岩場を歩いたりします。ちょっと水が流れている・・・。
昔の廃村の跡を横目に歩きます。このあたりはまだなだらかです。
目指す最初のチェックポイントは『汗ふき峠』。名前の通り汗が出まくりです。
この日は結構秋まった気候で風もあり涼しかったですが、汗ふき峠はっけこうきつめです。
ついた・・・。ん・・・?なんとここから山頂方面以外に『河内の風穴』にもいけるらしいです。
前に行った河内の風穴ぼレポートも書かにゃいかんな。
しかしこの汗ふきの『ふき』って
拭くなのか、噴くなのか、どっちなんでしょう?ダブルミーニングスだったらかっこいいです。
延々・・・。
きれいな山道だ〜。時々鹿の遠鳴きが聞こえて来ます・・・。ああ、恋の季節なのね。
峠を過ぎたら楽かって言うとそうでもありません、ここからもけっこうきついです。
しかし嫌な疲労感じゃないですね、風もあるのでまあまあ快適です。
5合目
・・・!5合目に到着だ!スタートから1時間くらいかな。
落ちている石が石灰岩ばかりだと思っていたらやっぱり出ましたカルスト地形。なるほどこれがねえ〜。
おいおい・・・見晴台なんて書かなくたって誰でもわかるよ・・・
この最高の景色は!!(すっげーーーーーーーー!!!!!)
広い・・・。
これは長浜、米原方面ですね。いや〜、俗世間は小さいねえ〜。
しかしここの景色で感動していてはまだまだなくらいのいい景色がこの先に待っているのでした。
休憩中・・・
そういえば時々目に『紫の花』が映るんですよね・・・。
群生している・・・
・・・これって・・・かの有名な『トリカブト』じゃん!?
この5合目付近からそこらじゅうに生えるようになる。
どうやら秋の山では珍しくないらしい。
アルカロイド毒で確か葉っぱでの致死量が1g・・・おいおいなモノを見つけてしまった・・・。
今度精製して大学の鯉どもを・・・
しかしキンポウゲの仲間だけあって結構きれいです。
あんまりにもきれいなので、
N君が抜いちゃった
抜いてみた。そして嗅いでみた。
・・・わさびみたいなにおいがする・・・。結構暗殺が簡単なものとわかった。(わかってどうする!?)
今度毒矢でも作ってみよう・・・。イヒヒヒヒ・・・。
トリカブト。こんなにきれいなのにねー。
後で知ったが下手に素手で触ると傷口などから毒が回るらしい・・・。まじっすか!?
トリカブトを横目に再び出発です。あと半分、ここからの景色はまた格別ですよー。