クラゲの恐怖
さあ、自然環境特別実習。こちらではほとんど面白半分な生物採集の模様を送りします。
生物採集のために海に潜っていると時折、体の表面に激痛が走る。
何かひも状のものにぶつかったかと思うと・・・激痛!
痛みの種類としてはオコゼ(イラガの幼虫)に刺されたときと似ている。
(なに?オコゼに刺された事がない?椿とかについている緑色の毛虫に素手で触ってみなされ。
泣きそうになるほど痛いです。自己責任で試してください。どうなっても俺は知らん。)
ミズクラゲが大量に浮いているのは目で見えているので、泳ぎながらよけているのですが、
刺されるたときにあたりを見渡すと何もみえない。
これはおかしい。
目に見えない何かに刺されているとしか考えられない。
で、刺されたときに本当に目を凝らすと・・・
いた!!あからさまに怪しい奴が。↓こんな奴だ!間違いない!
ひらひらしてる、ひらひらしてるよ〜。
アンドンクラゲ
8月の下旬になると岸辺近くに現れ、夏の終わりを告げる。
普通に泳いでいるときには16cmほど、ときには30cm以上にも伸びる4本の触手がもつ毒はかなり強く、
このクラゲが出てくると海水浴はできない。 刺されたときの痛さからデンキクラゲとも呼ばれている。
オーストラリアにすむアンドンクラゲの仲間は猛毒で、 刺された人がかなり亡くなっています。
(文、写真引用・
水生生物雑記帳 Aquatic creatures )
なるほど、通りで刺された時しびれるわけだ。
こいつはほとんどスケスケでよく見ないと見えない。
しかも結構な泳力(約5cm/secらしい)を持っているので、捕獲する前に逃げられてしまう。
とにかくこいつに刺され過ぎると非常にまずい。痛い、痒い。
BUNはかぶれ体質(=皮膚が弱い)のでこいつに刺されまくったおかげで、
腕が皮膚科のポスターみたいになってしまった。
あれから半月たったがこの後がまだちょっと残っている。
どうでもいいことだが、クラゲにやられた所は見た目的にはかぶれと同じだが、
かぶれたときのように自家中毒で広がらないことがわかった。
あんまりかぶれる人がいないのでこの知識、役にたたね〜。
他にも怪しいクラゲを見たぞ。こいつはなんと七色に光っている。怪しすぎるぞ。
さすがにこれは遭遇すると怖い。怖くて捕獲することを忘れて逃げ出してしまった。
光ってる・・・光ってるよ〜〜。
カブトクラゲ
最も普通に見られる有櫛動物(クシクラゲ)のひとつ。
とてもからだがもろく、沿岸で見る多くはどこかに少しずつ傷がついている。
体には、虹色に発光する8本の帯、櫛板(くしいた)がある。
櫛板は繊毛の集まりで、繊毛の動きをコントロールして飛行船のようにゆっくりと前後に泳ぐことができる。
(文、写真引用・
水生生物雑記帳 Aquatic creatures )
こいつは刺胞動物ではないから刺さないっぽいな。捕まえておけばよかった。
こいつの季節とは季節がちょっとずれているのでけっこう珍しいのかも。
ミズクラゲは投げて遊ぶほどいたので割愛。
やつらはいらぬ。
(生態系的には必要です。)
カツオノエボシとかに刺されたら死ぬなこりゃ。
写真を無断で使っているので怒られちゃうかも・・・。