竹生島のカワウ調査(お勉強編) 2003.6.14 雨
1、はじめに
琵琶湖北部に浮かぶ竹生島、この島はカワウ・サギ類の集団営巣地になっている。
あまりに密集した営巣のために、植物が立ち枯れ景観を害するとともに、
カワウが琵琶湖の魚を大量に食べてしまうことも琵琶湖の重要な問題となっている。
今回はその原因であるカワウの生態調査を行った。
2、竹生島
・
・周囲約2km
・面積約1.4ku
・今回は湖上タクシーで島に向かう。
・島の東側は水深40mだが、西側は水深100m以上になる。
竹生島
断崖絶壁に囲まれています。木々は見事に立ち枯れています。一番右の写真ではロープを使いカワウの営巣を妨げようとしています。
近づいただけで風に乗ってカワウの糞のにおいがしてきます。くさい・・・。
3、カワウ Phalacrocorax carbo
・全長81cm
・樹上に枯れ枝を集めて営巣する。
・安全な小島等では場所の足りないときは地上営巣もする。
・早朝集団で飛び立ち、餌場の川などで魚を食べる。