琵琶湖一周・一日目（２００３．５．３）
湖東地区（彦根市〜大津市）
さあさあ、やると言い続けていつまでもやれなかった琵琶湖一周のときがやってきました。
いくぞ〜〜！と、気合もいいところなのですがバイトの関係で出発が夕方５時。
すでに夕方の明るさになっている･･･いきなり先行き不安だ。
しかも困ったことに明日の夜に愛知県から友人のミノさんが遊びに来る。
タイムリミットは２４時間！！
ＢＵＮが遅れるとミノさんは泊まるところがなくなります。
別の日にやりゃあいいじゃんねえかって話ですが、ＢＵＮはこのころ忙しく、
次に出発できそうな日は１月後･･･、６月です。梅雨で雨に降られる可能性が大きい。
濡れるのが嫌なのでこの日に強行です！この２日の天気予報はばっちり！
とりあえず装備を整えねば。ＲＰＧの基本だね。
本当は野宿時にアウトドア料理がしたかったけれどそんな時間的余裕はない。
必要最低限の装備を自転車に縛り付ける。
かごに入っているのは寝袋と地図。う〜ん、なんだか冒険って感じがしてきた。
っていうかママチャリかよ！？
思いっきり琵琶湖をなめています。まあ、基本的には愛と気合と筋肉があるので大丈夫です。（？）
しかもただのママチャリでもＢＵＮの体力と合わさることで、マウンテンバイクをぶっちぎるスピードを得ます。
現在のステータス
ＢＵＮ（学生）
（体力★★★★★）モリモリ
（気力★★★★★）ムチムチ
ステータス異常なし
スタート直後からいきなりまっすぐな道が続きます。最初はこのまっすぐさが楽しい･･･しかし後半･･･。
このまっすぐな道を抜けるまでに３回も自転車からテントが外れた。少々無理のある縛り方だったか！？
ゴールデンウイークだというのに結構暑い･･･。長袖は失敗だったかな？
能登川町に着いた。ついに彦根市を脱出したわけです。ここで写真を撮っていたら、
犬の散歩中のおっちゃんに励まされた。う〜む、旅の醍醐味はこれだよね。
知らない人との交流！！
これはとても暖かな気分になります。
そしてここの橋でで見た夕暮れ、
美しい･･･。早くもいい景色が見られて満足。
しかし、
夕暮れ＝夜になる
出発から１時間ちょっとで夜になってしまった･･･。
へこんでいるまもなく、最初の琵琶湖八景ポイントへ到着。
近江八幡の『春色 八幡、安土の水郷』
さあ〜どんな景色かなっと･･･
！？！？！？
見えない！！暗すぎる！！しまった、恐れていたことが現実に･･･。
しかしそう簡単にあきらめるわけにはいかんです。持っている知識を総動員して画像を加工してみました
マハリクマハリタ〜
（このネタは怒られそうな気がする）
･･･辛うじて見える。魔法ってすごいね。
こんな感じで近江八幡には内湖（沼みたいなもので、生物の宝庫）や水郷が多く残っており、
屋形船のような船で水郷をめぐることができます。
水郷めぐりやさんはいくらでもあるので近江八幡へ来たときには行ってみるといいでしょう。
船頭さんがおもしろいですよ。
こんなことを書くくらいなのでＢＵＮは昔家族で水郷めぐりへ行ったことがあり、
とても楽しかった記憶があります。
今回の旅で、昔家族で行った水郷めぐりやさんを偶然見つけて、ちょっとノスタルジックな気分でした。
ところで書いてて思ったけれど、ノスタルジックってどんな気分なんよ？
昔家族で行った水郷めぐり屋さん
元祖の文字がでかでかと書いてある看板とこの施設に忍び込んでとった水郷めぐりの船。
他の同業のところと比べるとここは規模が大きい様です。元祖は伊達じゃない？
ううううう･･･この時点で完全に真っ暗。
ここから先、今晩の野宿予定地の大津（琵琶湖の南端のあたり）までに４つの滋賀１６景ポイントがありますが、
暗くて何も見えないので大津行きを優先。
次の日の朝見に行きました。
ここから黙々と自転車をこぐこと４時間ちょっと･･･
橋の下で野宿をしようと思っていたのですが、いい橋が見当たらず
こんな場所↓で野宿
Ｑ、どこでしょう？
Ａ、某学校の渡り廊下
どう考えても犯罪行為っぽいよなあ･･･、場所を変えておくべきだったかなあ･･･？
さらに、夜の学校は相当怖い。葉っぱ一枚落ちる音にすら反応してしまう。
非常口灯の緑色がいい感じに不気味です。
とにかく怖かったのでナイフを抱いて眠りにつきました。
誰か来たらどうしよう？
人じゃない奴等が出ちゃったらどうしよう？むしろそれが一番怖いっての。
まあ、このドキドキが楽しいのです。
夜１１時３０分、就寝。
この時点のステータス
ＢＵＮ（不審者扱いされるかも･･･？）
（体力★★★☆☆）まだ行ける
（気力★★★★☆）気合十分
頭が異常かも
こうして琵琶湖一周の一日目は暮れていったのでした。
みのさん到着まであと１７時間、ミノさんの運命やいかに！？
２日目もいってみる
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