事故る−後編− 200X.X.XX.


事故後
 やっとこさパトカーが来た。
警察による事情聴取が始まるが・・・

複数の警官が入れ替わり立ち代り同じ質問を繰り返す。
「それはさっきあの人に言った。」
このセリフを何度言わせる気だ?

複数回質問する必要があるようではないので
情報の並列化はしてもらいたい。
なんか効率悪いなぁ。


BUNの耳が少々切れており、
そこに水がかかったので
見た目かなりの流血量に。

耳〜首〜肩にかけて血まみれ?らしい。


警察に
「それは救急車だぞ」といわれた。
いやいやいや、血が広がってるだけだって。

・・・頭を打ってもいたので一応言葉に甘えた。
興奮状態で痛みを感じていない感じはありましたので。

すっげえの!切れてる場所に感覚無いの!



BUNに傷が一番多く、
左手首と左耳に切り傷が少々。
顔にも細かい傷が。

あと、踏ん張ったためか左足にちょっと疲労感。
BUNの筋肉で一番強いハムストリングが筋肉痛になりました。
試合後でもまず筋肉痛にならないこの『BUN最終兵器』が・・・。
一体どれほどのパワーで踏ん張ったのか想像もつかないです。

頑丈な人間が助手席(死にやすい)で良かったです。
男なので傷が残ってもたいした問題にならんし。

念のために病院でCTを撮ったけど異常無し。
やっぱり体は鍛えておくものだな。



余談だけど、
CTを撮ったら後頭部に小さな空隙が見つかりました。
『くもまっかのうほう?』とかいう
先天性のもので、特に病気の原因になったりはしないとのこと。

ただ、脳が揺れやすいから
ボクシングとかはやらないほうがいいらしい。
軽くショック。

あの隙間に脳みそ入ってたら
もうちっと賢くなっただろうか・・・?



先生が迎えに来てくれて研究室に戻りました。
みんなが心配しているかと思いきや、
目を輝かせてみんな待っていました。
悪かったな、無事だよ。

でも実は心配かけていたみたいです。
ありがとう、無事だよ。




後日
 後日撮影された、
事故現場の水路と事故車です。
この痕は・・・ ごっつん
矢印のところの痕は・・・。
そして水路の壁にごっつんこです。

そして今回唯一お亡くなりになった自動車がこちら・・・。

正面から壁にぶつかったわけではなく、側面から突入した感じ。
それでエアバックが出なかったんかぁ。

こういうとき最新鋭カーテンエアバッグがあれば役に立つのだろう。


この助手席側のフレームがBUNの身代わりか・・・。
ありがとうフレーム君、
この写真を見るとさすがにぞっとするよ。

手首に少々傷が残りましたが、
むち打ちとかもなく、あらゆる面で全く問題なし。


恐怖の事故体験でありあした。
衝突の瞬間、不思議と恐怖はなかったです。
走馬灯は見れなかったです。

案外無感情でした。

思ったのはふぅ〜、助かった〜、くらいかな。



皆様、くれぐれも安全運転でお願いしますよ〜。



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