日々是冒険

2013年6月
後半


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6/30(日) 栄

こんばんは
路地のトマトとスイカの収穫が始まって、
ハウスのナスが終わった。
路地ズッキーニも終わりそう。
BUNです。

野菜の栽培季節をいろいろ間近で見れて
かなり楽しいものですな。




久しぶりに栄をぶらぶら。

バーゲンが始まったばかりらしくて
人が多い。


登山用品屋へ行ったら
こっちも夏山セールとやらで人が多い。
もうすぐ夏山シーズンだもんね。

BUNも登らなくては・・・だけど、
子ヤギの人工哺乳があるので
長く留守にできず登れていない。


富士山コーナーができていた。
今年からますます混むようになるんだろうなぁ。
一層足が遠のくわ。

店員さんによると例年、
「来週富士山に登るから装備なんとかしてくれ!」
というお客さんがかなり多いそうで、
今年はさらに増えそうだ、とのこと。

無茶すぎるだろ・・・。

BUNなんか未だに森林限界超えると緊張するに・・・。




相棒のカッパを調達。
これで安全に登山できるな!

これまではBUNカッパを貸していたので、
その間BUNはBUNカッパ(旧)を装備することに。

(旧)のほうは
水が付いたら即貫通する透湿性抜群な品。
素肌に油塗ったほうがマシじゃない?のレベル。

そんなカッパなので
雨が降り出したらすぐに撤退判断に至ります。

安全といえば安全だったけど・・・。



実は安全になったのは
相棒よりBUNの方なのでは。



6/29(土) 小豆

こんばんは
子ヤギ人工哺乳中・・・。
BUNです。

ヤギの母親が年寄り過ぎて、
自然哺乳ではキツイと判断。
親子を離しました。

生後二週間、
おしっこの量が増えてきて
子ヤギがしょんべん臭い。

ミルクもよく飲むなぁ。
順調順調。





小豆が芽を出したよ。

種の袋には発芽率7%以上とか書かれていて
その異常に低い下限値に驚きましたが、
結果的には7割がた出ていました。

植えなおしはいらないかも。

誤印刷・・・?


習った通り、
小豆の種は地上に出てきていません。

大豆だと出てきちゃうのですよ。
『もやし』の姿そのままに。





畝にマルチを被せてあるわけですが、
マルチ内で少々土が流れている部分がありました。

畝はかまぼこ型よりも
台形気味に作っておいたほうがよさそうですな。

最後にマルチをはがした時に
畝がどう変形しているかが見ものですな。

次回は最初からその形に近く作っておけば、
終始安定してくれるはず。



自分の畑ゆえ失敗し放題。
怒られることもなし。

あれこれ経験していこう。


6/27(木) 仮設

こんばんは
ウシたちがんばれ!
君たちがいかに草を食いつくすかで
掃除刈の手間が大きく変わる!!
BUNです。

ウシにどこまで我慢させるかが放牧の肝・・・。
もう少し我慢してくれ・・・!



えぐえぐ・・・
屋外にある仮設トイレ(和式)で
かがんで用を足そうとしたら、
バランス崩してちょっと『誤射』。

おーのー・・・
ちょっとズボンにかかったよ・・・。

牛舎での作業用ズボンなので
ウシの『用(大小含む)』を食らいまくっているから
今更いいんだけど・・・

いいんだけど・・・

この悲しさときたら。

焦点の定まらない眼で
ふと遠くへ視線を流してしまいそうです。





仮設トイレ狭いんだよ!!
体が大きな人間には厳しいんだよ!!
天井に頭当たるし。







もう、寝る!!!!



6/26(水) 捕獲

こんばんは
温室の横に生えていた紫の花は
たぶん『ヤナギハナガサ』。
BUNです。


む!!

牛舎物置の棚の上を
ネズミが走っていく!

調子に乗るなよ!!

棚に一撃。
あ、棚から降りたぞ。

ネズミは壁沿いに走って、
壁に立てかけてあった鉄板の裏へ。

逃がすかぁぁぁあああ!!!

鉄板を一蹴りして、
『出口』になる側を壁に押し付けてふさぐ。
これで逃げ場はなくなった。

ネズミを『生け捕り』にして欲しい
という注文が入っているので、
潰したくなかったのですよ。


さて、あとは壁と鉄板の隙間から
ネズミをゆっくりつまみ出せば完了だ。

そろりと鉄板の隙間をのぞくと
いましたネズミさん。

慎重に手を伸ばすと、
おや、動かないぞ・・・?



すでに死んでいました・・・。
生け捕りにできてないじゃん・・・。



いやしかし!
死後すぐに開腹、
ホルマリン固定すればOKという依頼だったはず。

大急ぎで腹を開いて、ホルマリン固定しました。

都会農場に来てから
罠の成績が最悪で、
一匹も捕れない日が続いていたのですが、
やっとこ成果を出せたよ。

山農場だとそこそこ捕っていたのになぁ。


こっちのネズミのほうが賢いのか、
BUNがこっちに慣れていないので
罠のかけ方がイマイチなのか。


とりあえずn=1達成。

でも今回のこれ、
完全に体力勝負だよね・・・。
知力関係ないよね・・・。


面目躍如・・・になっているのか・・・?




6/24(月) 低空

こんばんは
キンケイギクに変わり
ハンゴウソウ系が繁茂・・・。
おのれ外来種め・・・。
BUNです。

みんなで農場の草刈だよ。

定期的に刈らないと
あっという間にボーボーになるでね。



田んぼの人の草刈跡を見たら、
恐るべき低空刈り!
ナイロンコードで刈り飛ばしたような刈り跡。
要するにつんつるてんになっていました。

通常の刈刃を使っているのにこの仕上がりとは・・・。



BUNの刈り跡は
草丈数cm残す感じです。

これ以上低く刈ると
刈った草を集めるときに
ゴミやら土まで巻き込んでしまうので。


牛飼い的には草刈はウシのエサ収集。
ウシが食べることを想定して刈る。
毒草とか不嗜好性の草は弾き飛ばしています。
草が再生したらその度にエサだ。
なんどでもこいやー!


田んぼの人的には草刈は雑草駆除。
畦の保護や、害虫防御になります。
ド低空に刈ることで、
3回草刈が必要になるところを2回にできるらしい。
省力!!



この立場の違いが
刈り方に違いをもたらしているもよう。

自宅の庭を刈るなら
『田んぼ流』のほうが好都合だよね。
無意識にいつも通りの丈に刈りそろえていた。
効率悪いじゃないか。


低空刈、その技もらった!

気を付けないと
替え刃にダメージを与えやすいので
それなりにテクニカル。

しかしここまできて草刈機でできぬことなどない。


6/23(日) キツネ

こんばんは
今日はスーツでお出かけです。
暑さと緊張で汗をダラダラかきました・・・。
BUNです。


キツネをもらったので早速解剖。

超美品。
腐敗なく非常に良い感じです。


右前足の先が欠損していますな。
具体的には手根骨と中足骨の間で切れている。

くくり罠にかかって・・・というのが
よくあるパターンですかね。

切れた後時間が経過しているようで、
傷口は完全に治っています。

・・・ということは
前足の先が一本分ない状態で
しばらく生きていたということか・・・。

走れるのだろうか・・・?
走れたから生きているのだろうけど。



歯の磨滅がかなり進んでいるので
相当の高齢。

詳しい齢査定はあとでしよう。




乳腺の発達具合と、
死体が回収された時期から推測するに
妊娠中(中期付近)だったのかなぁと推測。

しかし・・・
悔しいことに
肛門を食い破られて
内臓を何かに捕食されており
下部消化管と子宮卵巣はなくなっていました・・・。

この喰い方はカラスの仕業かな・・・
おのれ・・・一番面白い場所を・・・。





回収された場所含めて
良いキツネでした。

またこれでなんか書くかなぁ。


6/22(土) 小豆植えつけ

こんばんは
山農場でヨタカが鳴いた。
珍しい!
BUNです。

昨年まで山農場にあったBUN畑で
ジャガイモがまた生えている・・・。
掘り残したイモから生えたな・・・。

うれしくなったので
周りの雑草をむしっておいた。

連作だけど良いイモができるかな?


実家の畑でも同様にジャガイモが再生。

この再生力の高さが
『ワルナスビ』『ホオズキ』といった
増殖しだしたら止まらない『ナス科』パワーなのか・・・。





とうとう小豆を植えたよ。

畝たてして
マルチ(黒いビニルシート)も張ってみた。

穴一つに豆3粒を投入してみた。





マルチシートを
張ってみてわかる問題点・・・。

畝がデコボコだとダメですな。
マルチの上に水が溜まってしまう。

畝立てがすべてって感じです。


うーむ・・・
とはいえ張っちゃったもんなぁ。
ええい、このままいけ!

来年はもっときれいに畝を作るでよ。



それと、
よその畑で見るほど、
マルチをピッチリ張れていない・・・。

これはどうしたものかと思っていたら
農家なお隣さんによると、
機械を使わないとピッチリきれいには張れないらしい。

ならば張り具合はこんなもんか。
とにかく雑草を抑えられればそれでよい。




小豆の種の袋によると、
『発芽率7%以上』とのこと。

ひくっ!!
何も出ない穴ができる可能性がある。

畑と並行して
プランターでも使って
苗を作っておいたほうがよさそうです。

何も出なかった場所に植え替えよう。





よしいけ小豆さん!
秋のおはぎに向かって突っ走れ!!


6/21(金) 精密

こんばんは

BUNです。

イネの秘密?を知ってしまった・・・。

『だいたい10日で葉っぱ一枚増える』

なんですとー!!


この情報の何が重要かって、
追肥の時期を考えるうえで超重要。

追肥時期の推測に非常に使える。


牧草(*イネ科)の追肥基準には
『葉っぱ●〜●枚の時に追肥せよ』
という感じで書かれているのですよ。
これを外すと肥料が全然効かないらしい。




今日現在、
平均で5〜6枚の葉っぱが出ているので、
イネと同じペースで葉が増えるならば
来週から再来週に追肥時ですな。

論理は論理、現実は現実なので、
最後は牧草地をちゃんと見て判断せねばなりませんが、
発想自体が面白い。

こっちで使っている牧草についても、
葉っぱの増加ペースを
数えてみようかなぁ。




同じ農業でも精密さは

ハウス>畑作>水稲>牧草

という印象です。
牧草はとにかく『粗』。
ばーっと撒いて、がーっと刈るのみ。

ハウスの精密さときたら
もはや工業かってレベル。
パソコンで管理されたITハウスが出てくるわけです。

BUNの農業経験値は牧草地しかないので、
水稲やら畑やらハウスやらの様子を見聞きしているだけで
なんと刺激的なことか。

無かった発想が次々見つかって
頭がパンクしそうです。




比較的『粗』な水稲の方によると、
『粗』な分野では
いかに均一にするかが収量を左右するとのこと。

均一さ・・・ぐう・・・
そんなのしっかり意識はしていなかったですよ・・・。

とりあえずその方向で
牧草地管理を考え直してみよう。

おそるべし、農業。



6/19(水) ミニカ

こんばんは
この小さい群がるのは
『ゼニバアオイ』か。
BUNです。

『ゼニアオイ』と名前は似ているが
様子はだいぶ違う。
でも『属』まで同じなんですな。






祖父の自動車免許は切れましたが、
古ーい軽自動車の車検と保険が健在です。

これは乗らねば。


祖父の尋常じゃなく古い車で出かけてみた。
三菱のミニカ?

今年で20年目らしい。
マニュアル車。
当時ATてあったのだろうか?

このページで紹介したあの車



古いのでガタガタかと思いきや、
走りはけっこう良い感じ。

車重が軽いからかな?
とにかく出足が早い。
そこらのAT者には負けません。

しかし最高速度は70q/hがいいところかな。
それ以上は4速MTには苦しそう。

軽いなー。
何もかもが軽い。
事故ったら吹き飛ばされてしまうだろうな・・・。

いつも乗っている高重量、ハイパワーのトラックとは
感覚が大違いです。



それにしてもこのハンドルが手に吸いつくような一体感・・・
お前は俺の運命の車なのか!?

否。

ハンドルの樹脂が劣化してベトベト手にへばりついている。


樹脂系部品はだいたい劣化していて、
サイドブレーキなども
触ると粉がでます。

窓が手回し開閉なのも
危うい感じを増幅。

今の若い子は手回し開閉なんて
知らないんじゃなかろうか?





高齢者マークがガムテープで貼られている件含めて、
なかなかに刺激的な一台に熟成されております。

気に入った。


よしよし、たまに乗り回してやろう。
20年で5万mも乗られてないんじゃカワイソウです。



6/18(火) 悪

こんばんは
無事に草地更新完了。
BUNです。

今年は雨が少ないから何とかなりましたが
梅雨の合間を縫うのに
神経使いますね。




あああああああああああああああ!!!!!
ワルナスビ見つけちまった!!!!!


最悪だ。

こっちの農場には
まだ侵入していないと思っていたのに!!

しかも耕起された場所で見つけてしまった。

これではどれだけ広がっているかわからないぞ・・・。

根の切れっぱしが1cmあれば
再生してくるらしいのです。
ロータリーで切り刻んでいたら・・・ゴクリ・・・。

とりあえず目についたものは引っこ抜いて
袋詰めの刑にしてやったけど
どれほど蔓延しているだろうか・・・。


こいつに対しては有効な除草剤はなく、
刈取りはほぼ無意味で
手抜き駆除も効果は微妙。

どうすればいいんじゃ・・・。

ナパーム弾を投下してもらって
地中もろとも熱で焼き払うのが一番だと思うんだ。









6/17(月) 添削

こんばんは
元肥良く効きますな。
牧草の色が無肥区と全然違ってきている。
BUNです。

ちょっとヤギ関連で文章を書いたので
こっちの先生に見ていただいた。


数日後、
添削されたファイルが戻ってきたので開いてみると・・・

この精緻な添削はっ!!?

『ゴツゴツ』した感じだったBUN文章が
『ツルリ』とした感触になった!

大きなところはいじられていない。
細部に手を加えただけでこんなに変わるのか!

文意は同じなのに
実に読みやすくなった。
こういうテクニックもあるのかぁ。


今までここまで丁寧な添削を受けたことがないので
ひどく驚きました。
こっちの学生が『先生さまさま』言うてるのを
よく理解したよ。

BUNの恩師や先輩は
大きな方針を作るのを
助けてくれるところまでなことが主です。
それも会話で。

あとは・・・
『やってみろ』『自分で考えてみろ』。

ぼろくそに言われて、
のた打ち回ること数え切れず。

今でも先輩に何か見せるときは
『怖い』のですよ・・・。




しかし学生初期から『こっち』の先生についていたら
BUNたぶんダメになっていたと思う。
考えなくなっていたと思う。

こちらは
先生の大方針にのっとって
組織的に研究を進める研究室です。
したがって研究の『目的』は既存から大きく逸脱しないし。

添削もここまでとは・・・
至れり尽くせりではないか。





とはいえ、
本気で書いたものを
こっちの先生に見せて指導してもらえれば
急激にレベルを上げられるはず。

お世話になるしかないな!!



6/16(日) 畑計算

こんばんは
先月浜松で見た謎の植物は
ランタナ』という模様。
BUNです。

花が特徴的で派手ですが、
葉にハーブのような香りがあるので
ハーブの線で調べていて
正体突き止めるのに時間がかかった。

侵略的外来種ワースト100に入っているそうな・・・


しかも対哺乳類で有毒になりそうな感じです。
これはまずい・・・
この植物を見つけたお宅では
ヤギが飼われているのですよ。
急いで伝えようか・・・。

・・・と思いましたが、
こんなミントみたいな臭いの葉をヤギは食べそうにないですな。

その上、毒らしいのは種子ですし。

とりあえず『近づけないほうが良い』くらいで伝えておこう。




WACOPIANと某花ちゃんが
畑を耕すのを手伝ってくれた。

一緒にマルチングをするつもりだったのだけど、
元肥用の化学肥料を忘れてできず。
しまった・・・。




堆肥を1t/10a
苦土石灰を60s/10a
N-P-Kを1.2-4.8-2.4kg/10a

株間は15〜25cm、一株2〜3粒撒きらしい。


BUN畑の現状は・・・
堆肥を
3t/10a
苦土石灰を
??s/10a。
N-P-Kはまだ入れていない。


堆肥入れすぎ、
苦土石灰もたぶん入れすぎ。


今まで使っていなかったガリガリの砂地なので
たぶん大丈夫でしょう。たぶん。

牧草地と全然違いますな・・・。
堆肥3tは牧草地での話だったか・・・。


来年から気を付けよう。
来年は違う野菜育てると思うけど。



いろいろ入れすぎたので
化学肥料の量で調整しよう。



堆肥は牛糞堆肥なので・・・
うちの堆肥に近い堆肥の平均成分を
ネットでテキトーに調べると・・・
A) 0.9-1.2-1.1(%)
B) 2.3±0.9 - 3.4±2.2 - 2.5±1.8(%)


勘で(A)成分採用。

我が畑6uに
堆肥18s程度を放り込んだので
現在ばらまいたN-P-Kはそれぞれ
162-216-198g。

必要な量は
72-288-144gなので
N90g過剰P72g不足K54g過剰
・・・が現状と推測される。

元肥に入れるのは
リン単肥で良さそうです。
0-17.5−0(%)という肥料だったら
41gですな。


しかし・・・
Nの過剰っぷりが気になる・・・。
畑の面積だけ広げて
少し濃度下げようか・・・?

堆肥の成分がもしも(B)に近かった場合、
過剰さがさらにひどくなるし。


よし・・・
畑を半分に区切って、
片方を現行濃度区、
片方を肥料成分薄めた区
として
収量の差を見てみよう。


・・・また実験畑になってしまった・・・。




毎年変な実験を試みながら畑をやるので
収量がめちゃくちゃです。