3日目 ラクストンミュージアム


博物館を求めて
 カナダ来訪の目的のひとつ、博物館巡り!!
バンフの街にはいくつもの博物館があるので行く場所には事欠きません。

インディアンの生活や文化に興味があったので、
インディアンに関する民族博物館『ラクストンミュージアム』へ行ってみました。
ラクンストンミュージアム
なんて凝った外観だろう。
この建物は昔カナダに移民してきた人が、インディアンとの交易用に使った砦がモチーフだそうな。
移民の砦の中にインディアンの展示・・・ちょっと皮肉な感じがする。

写真撮影の許可はもらえたものの、HP掲載は微妙なのでちょっと写真控えめ。
下手したら国際問題・・・?向こうは裁判の国なのでちょっと警戒。



犬?狼?
入ってすぐ、剥製と模型がたくさんあった。
野生動物の剥製が予想以上にあったので、
行く予定だった自然史博物館(剥製が売り)へ行くのをやめた。

目ぼしい動物は大体ここで見れてしまった。剥製なのが玉にキズ。

グリズリー!
グリズりーって案外小さいのね。
アレなら・・・勝てる!?



人物模型もたくさんあって、インディアンの生活が等身大に見られるのでおもしろい。
作り込みがかなり細かかった。表情とかまで手が行き届いていて少々不気味だが。
長っぽい


みていて気がついたが、着ているものや装飾品がとてもカラフルで形もユニーク。
インディアンはお洒落好きっぽい。
装飾品を作れるのは『特定の女性』のみらしいので、ちょっと宗教的な意味があるのかもしれない。
オシャレさん
着ているものは生き物の皮をなめしていたり、
鷲のはねを使った装飾品など、生き物の部品を無駄なく使っている感じがする。




それにしても鷲なんてどうやって捕まえるのだろうと思っていたら、



力技だ〜〜〜〜!!!
力技
穴掘って隠れて、エサでおびき寄せて、
後は力技だああーーーーーーーーー!!
やってみようかな・・・。


儀式の展示もあっておもしろい。
太陽の儀式
太陽の儀式
といって、汚れを祓うものらしいが、いわれがいまいちわからない。
胸(どう見ても乳首)にヒモをくっつけた人が『太陽』になって柱の周りをクルクルするらしい。

何がどういう流れでこういう儀式が生まれたのかまでは展示になかったので不明・・・。
それにしてもあのスタイルにはかなりギョッとした。



いろいろな点が日本のアイヌに似ているなあ。
生き物への畏敬の念の強さなんてそっくりです。こういうところは見習いたい。
衰退の歴史もアイヌとそっくり・・・文明っておそろしい。

そういえばトーテムポールがなかったけれどアレはインディアンのものじゃなかったっけ?


何はともあれかなり気合の入った展示でとてもにおもしろかった。
民族博物館なんて久しぶりだけどかなり楽しめて大満足!



来館者帳に
”Excellent!!”と書いて博物館を後にしました。


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