6日目 湖沼を学ぶ
2005.8.6.
湖沼学 フィールド授業でペンデル湖へ。 ペンデル湖 小さい湖がこの辺には無数にあります。 このサイズだと冬には全面結氷します。 ロジャーなんかはトラックで氷の上まで行って、 エンジン付ドリルで穴をあけ、 魚釣りをするらしい。 釣るのはワカサギじゃなくて なんか大きな魚だそうな。 ボートで湖に出て行って 水質調査などをするプログラムでした。 ・・・五大湖で・・・やらないのかい・・・? こんなボートでは沈められますな・・・。アレは海だ。 なんせスペリオル湖なんか北海道よりも広い。 小さい湖もちゃんとあるのだ。 滋賀の大学でもやったことがあるので 違いが気になるところ。 ボッチャン この装置は・・・バンドーン採水器! 授業で使ったことあるぞ! こっちでも同じもの使ってるんだ。 蓋を開けたまま沈めた後、 メッセンジャーと呼ばれる錘を落とすと、 水中で蓋が閉じられ任意の水深の水を採る事ができます。 ズルズル・・・ 蓋を閉じたらせっせと引き上げます。 この水のDO(溶存酸素)、ph、水温を計測しました。 水深6m辺りで急に水温が下がります。 成層しているな・・・。 季節による湖水の循環の話をしてくれました。 琵琶湖で習った内容なので、 英語で説明されても良くわかる。 あと、セッキ板で濁度も計測。 おなじみですな。 次。 エクマンバージ採泥器 エクマンバージ採泥器。 これも日本で見たなぁ。 国が違っても使う機器は同じようなものか。 湖底の泥を採取することができます。 ラボヘ行ったら・・・ 前線基地って感じ スケスケ標本を見せてくれた。 アリザリン染色標本 ホルマリン(など)でタンパク質を一部固定。 その後ペプシンで固定されていないタンパク質を溶かします。 すると固定された部分は溶け残るので半透明に。 その後はアリザリンレッドで骨組織を、 アリシアンブルーで軟組織を染めると出来上がり。 おー、スケスケ! 小型の生き物ならだいたい染めることができます。 哺乳類の胎児とか、ヒヨコくらいならいける。 最大がどこまでいけるのかは知らん。 近頃(2009年)はよく見るこの標本だけど、 上の写真のやつが初めて見たアリザリン標本だったなぁ。 そして気になるお昼ごはん。 またしても・・・生ニンジン付! ポテトチップスも標準装備。 見た目以上にボリュームがあって、 リンゴは食べきれずに持っていったです。 国が違っても 調査方法は一緒なのですな。 一番日本と差があったのは昼ごはんですな 滋賀の大学でやっていたことが 世界でもそんなに変わらないというのが新鮮でした。 おお、うちの大学いいことしてんじゃん。 ・・・まぁ、自分は水系やんないけど。 |
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