5日目 水生研究所へ行く
2005.8.5.
Aquatic Research Laboratory 水生研究所と訳したけど合ってんのかな? 大学の付属研究施設、 Aquatic Research Laboratoryの見学に行ってきました。 滋賀の大学のそばにも 水産試験場があるでね。 姉妹校だけあって共通点には事欠かない。 外から見るとこんな感じ。 ![]() 1902年に造られた建物です。 妙に細長いです。 ![]() なぜこんな構造なのかというと、 地図を見た方が説明しやすいので、 ↓な感じ。 ![]() 縮尺が潰れて見えませんが、 大学から3〜4kmのところにあります。 全長400〜500mくらいかなぁ。 この研究所に流れ込む川が見えると思います。 これは人工的に造られた川です。 引いた水で魚を飼っているのはもちろんですが、 ![]() 実は、もともと水力発電用に建てられた建物でした。 だから”Power house”と呼ばれています。 あの川ももともと発電用。 今もちゃんと発電しているので発電機が並んでいます。 それでこの横長さ。 ここで解説をしてくださったのが、 何度か当HPで名前を出しているロジャー。 ここのManajer。 非常に陽気な人物で 魚大好き!なオーラが出まくっていました。 思わず質問をたくさんしてしまったら、 えらく仲良くなって 一緒に写真まで撮ってしまった。 何を飼っているのかというと、 サケ、カワマス、ニジマスなどです。 ![]() ある程度育てたら放流しているので、 大きくなった個体が 建物にどんどん戻ってきていました。 これを捕まえて調査したり、 卵や身を採ったりするみたい。 You Tubeにここの調査風景の動画がありました。 こんな感じの場所です(動画)。 まさにここ。 本流前の若い魚がウヨウヨいます。 ![]() ![]() マスマスマスマスマスマス・・・ 全部で80000匹くらいいるらしい。 中の様子は こっちとかこっちにも写っております。 あ、ロジャーも写ってる。 別の方に ちょっと違った水槽がありました。 ![]() ロジャーが特に熱く語ってくれたのが Sturgen、チョウザメです。 成長がやたらと遅くて長生きなようで、 30年飼って20kgとか、 47歳の個体が25kgとかになるそうです。 65歳の個体の記録もあるとか。 やけに長生きな魚だなぁ。 1歳だと300g程度にしかならないとのこと・・・。 1年半養殖してからキャビアを採るっぽいです。 ![]() そんなに長く飼わないといかんということは、 そりゃあキャビアの値段も高くなるわ。 チョウザメの養殖をしているのは 五大湖でもここだけだそうな。 この水産試験場には また後日来ることになります。 ここのハイライトはその時です。 夕食 ![]() 夕食がAmerican pioneer style dinner。 開拓者料理とでも言おうか。 見た目は非常に美しい。 現在のアメリカの食生活とは反対に 野菜がふんだんに使われていて、肉はない。 白身魚が主に使われています。 魚はいいんだけど・・・ 野菜の火の通り具合が微妙・・・ ニンジンがゴリゴリいう・・・ 味が薄い・・・ しかしいろいろな香草が入っているらしく、 においもかなり良いです。 惜しいな。 アメリカ料理も開拓時代以降、 こっちの方向で進化を続けていれば こんなに太っちょだらけの国にならずに済んだのに・・・。 野菜多いし、塩分、脂質少な目、 なんて健康的な料理だ。 たまに食べたくなるような印象に残る味でした。 味を2009年3月時点でも思い出せるわ。 ・・・また食べたいなぁ。 |
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