琵琶湖を守れ!ブラックバスを食べてみた!!
(勉強編) 

2003.4.21


敵に勝つには敵を知ろう!

琵琶湖で問題の外来魚。やつらは琵琶湖の在来魚をかなり食べてしまっているらしい。
このままでは琵琶湖の生態系が破壊されてしまう。
そこで滋賀県は
・『琵琶湖レジャー利用適正化条例』の制定
・外来魚の買い上げ(1kg=350円)
・『有害外来魚駆除三カ年緊急対策事業』

などの方法で外来魚の駆除を行っているが、あまり効果は上がらないようだ。
ちなみにブラックバスとは、オオクチバス、コクチバスなど、数種のバス類の総称である。

ここで外来魚の種類について。

オオクチバス/バス科 Micropterus salmoides salmoides
胃の中味をはかせたらアユが出てきた。今晩のお・か・ず。

北アメリカ原産。日本へは、1925年に芦ノ湖に移入されたのが最初。
成魚は、魚食性であるため、芦ノ湖から外部への持ち出しが禁止されていたが、
野方図な放流の結果 、現在全国に分布する。
全長は30〜50cm。止水域を好み、春から秋にかけては、水草地帯や障害物のある岸辺近くで
活発に餌を求めて動き回る。
産卵は、雄が湖底を掃除して、直径50cm、深さ30cmくらいの巣をつくり、そこに雌が卵を産む。
琵琶湖では渓流性のコクチバスよりもこちらが主に捕獲される。


ブルーギル/バス科 Lepomis macrochirus

日本には、1960年に移入されたのが最初で、現在では日本全国に分布する。
全長は約25cm。生息場所は、沿岸の水生植物帯。未成魚は、10数尾の群れをつくり、
ほとんど動かずに水面付近に浮かんでいる。
浮遊動物、水生昆虫、エビ、水生植物を好んで食す。琵琶湖での生息数はバスよりも多い。



今回の食べてみる対象はオオクチバスであります。

琵琶湖湖畔に立つ看板。ふ〜〜ん、おいしい魚なのか・・・。







じゃあ、逝ってみますか?




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