其の壱 コイの味

一般的に泥臭いなどと言われがちな鯉。本当にまずいのかを検証してみた。

用意するもの  鯉一匹、調理器具、ガスコンロ、勇気

場所       市内某所の池、BUNの家

捕獲

鯉がいる・・・。食ってみよう。見た目は丸々太ってうまそうだ。

 

彦根市某所の池で鯉を発見、捕獲に移る。

えさをまいたらピラニアみたいに集まってきた、これから我らに食われるともしらず・・・。

網で狙う・・・

 

どりゃああああ!!!

 

獲った!こりゃあ大漁たい!!

なに?盗った?いえいえ、生きるためですわ。仕方がないのだ。

地球が滅亡しかかったときになって、なにが食べられるか調べていたら生きていけないって。

鳥だってバクバク喰っているから一匹くらい大丈夫だろう?

 

泥を吐かせねば・・・

水を張ったポリバケツに一晩入れておく。

げっ!鯉が大きすぎて鯉が水平になれない・・・。ちょっとむごい。

作業を人に見つかるも、『佃煮にするのですう〜。』と言って事なきを得た。

よかった、鮎かゴリなんかの小さい魚と思ってくれたようだ。(こっちもよく食べますがね)

試食

翌日の晩・・・試食会

さあ〜〜さばくぞお〜〜!

うおおお!?鯉は一人暮らしのマンションの台所にはでかすぎる!!まな板よりでかくないか!?

台所が鯉のアラだらけになってしまった。これって凄惨な光景ってやつ?

 

まずは・・・臭いと嫌なので味とにおいの強い唐揚げに挑戦!

おおお!?これ美味いよ!!あっさりしている割には奥のある味!臭いにおいもしない。

 

いい感じだ。次はてんぷら。日本人の心ですな。素材の味がもろに反映される和食の芸術!

・・・なんだこれは?真っ黒ではないか?おい!?料理担当!!焦がしやがったな!

気を取り直して試食・・・なんだみんな遠慮がちだな。

では私めが・・・むうう・・・普通だ・・・白身魚と全く変わらん!

あっさりしてとてもおいしい。

 

ムニエル、バター焼き、塩焼き等思いつく魚料理を全て試したが、

全て美味であった。

 

まとめ

近所にあるきれいとは思えない池の鯉も、おいしく食すことが可能であると考えられる。

地球滅亡時には人の生存に有用な食料に位置づけられると考えられる。

(中国では普通に食されているそうだ。)

 

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