忍な耐寒訓練
2012.12.5-6 伊豆半島にて


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2012/12/5-6(土-日) 伊豆へ

ああっ!?
『飲みてえ』だとぅ?

WACOPIAN、某花ちゃんからのお誘い。
彼らは前にうちの山奥まで遊びに来てくれたでね。

飲みに行きがてら
都会暮らしで鈍っていないかテストしてやろう!!
ティピー
ティピー(中)
今夜の宿はここだ。
・・・ココいうかコレだね。

場所は伊豆半島の先っちょ下田、『テラ憩いの里』

・・・我が家付近の最高気温より、
こっちの最低気温の方が高いじゃないか。

楽勝ですな!!


インディアンのテント、
『ティピー』
直訳で『天幕』。
ティピー
サイズはこんなもん
この冬一番の寒波が訪れるっぽいけど、
当然大丈夫だよね?
『生態』出身の上、『忍』な漢達だもんね!!



なにもビバークしようというわけではない。

このティピー最大の特徴は
中で火を使えること。

とんがり頭の穴から煙を排出します。

上昇気流で強制換気されるので
一酸化炭素も怖くない。

管理人さんによると、
火が点いていれば寒くないらしいぞ!



BUNさん最近、火遊びしまくっていたので
火点けにかなり自信あり。

腕前を見せびらかしたかったのだけど、
この忍な男達、
火点けうまいな!
テント内でもこんなに燃やせる
ぼうっ
見せ場を作る間もなく火が点いてしまった。
腕は衰えていないな!

盛大に燃え上がらせると
ティピーの中はかなり暖かいです。
ちょっと暑くて服を一枚脱いだ。


火が落ち着いたので始めようか。
闇の焼き肉
闇肉
Oh・・・
鉄板を置くと火が隠れて暗いよ・・・。

こんなこともあろうかと、ヘッドライトを用意しておいた。
仲間の分もあるよ・・・と思いきや、
二人とも持参してるし!

・・・この男達、全然衰えていないぞ・・・。

金目鯛の干物
金目鯛
下田で買ってきた金目鯛や、
竹筒ごはん
竹筒ごはん
懐かしの技、
『竹筒ごはん』に舌鼓。

うまい。
酒も肉も魚もただただうまい。

彼らと火を囲みながらお酒を飲む。
それだけで良い夜です。

なんか風がゴーゴーいってるけど。




明るくすると、中はこんな感じ。
ティピー内部
ティピー内部
大男3人+荷物でも十分な広さ。

定員5人ですが、入口付近が寒いので
冬は3人までにしておいた方が幸せですな。

炎

さて、気になる夜中ですが、
『案外寒くない』です。

息が白い程度なものの、
火が点いていると遠赤外線?で
寝袋が温まってとても快適です。


しかし厳冬期(12月下旬〜2月)には
乾いた太い薪か、練炭や炭が
結構な量必要ですな。

太ければ太いほどよい。


チェーンソーで切って持参した
古い伐採材木が大活躍。

各人の前に、寝る前置いた薪は
朝にはすべてなくなっていました。

みんな夜中に一度ずつ目が覚めて、
薪をくべていた模様。

他の二人が動いているのに気付かない程度、
BUNは寝れておりました。

全ては薪次第。

インディアンは牛糞でも燃やしていたのかな?




夜に冷えちゃったら
お風呂で暖まろう!!
沢田公園露天風呂沢田公園露天風呂
あの小屋が風呂だ。

浴槽は一個しかないし、
脱衣所は3人以上立てない狭さですが
荒れる駿河湾
露天の光景
目の前は断崖絶壁、海しかない。

素晴らしい眺望なのですが、
容赦ない風!無慈悲!悪魔的!!
白波の立つ海風がそのまま襲い掛かってくる!
会話にも苦労するレベル。

会話だけではない。
蛇口からバケツにお湯を入れようとすると、
風でお湯が吹き飛んでいく。

これほど付いている意味のない蛇口はない。

これ年に何個ものバケツが
海に飲み込まれてるぞ!!


風で顔が冷やされるので、
いつまでたってものぼせない・・・様な気になります。

いつの間にかしっかりのぼせてるんだけど。



あと、潮が舞っていて
駐車場の愛車が真っ白になっていたよ・・・。
泣きそう・・・。

冬の伊豆半島は
そこらじゅうで潮だの砂だのを浴びることになる様です。

強い冬型気圧配置の時には
伊豆半島の海沿いは心がキツイですな・・・(車的に)。







以下、その他の伊豆観光。

韮山反射炉
韮山反射炉
まだ紅葉が残っていて
なかなか絵になる場所が多い。

これが反射炉。教科書で見たやつだ。



半島へ来たら先っぽを極めたくなるのが男というもの。
再びの石廊崎。
石廊崎からの太平洋
太平洋
ここでも風が強くて飛ばされそうになる。

比喩じゃなしに。

手すりに体を引っかけていないと
まともにカメラを構えることすらできず。

すごく明るいのに
微妙な手振れ写真ばかりになってしまいました。
止められん!



天城高原でソフトクリームを食べた後、
斜陽のティータイム
斜陽
駿河湾越しに夕日を眺め、
これをこの旅の終着点とす。
駿河湾越しの夕陽
夕陽
忍な諸君が
全くなまっていなくて安心したぞ!!

次の戦いを待て!!






帰り道、静岡の島田付近から雪がちらつき始め、
自宅方面へ近づくほどになんか、白く・・・。

残り30q付近からは、すべてが真っ白に。
雪道
ズボボボボボ
帰り道が一番ヤベえええええ!!!!

以上で耐寒訓練は終了だ!
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