環濠の底 2004.7.20.〜7.21.
一部にシゲさん撮影の写真を使用しています。


鯉、一斉駆除
 大学の鯉にコイヘルペスウイルスの陽性反応が出たので、
なんと全処分されることに。
彦根城のお堀でも陽性反応がついこの間出たところだから、
そろそろこっちもヤバイと思っていたけど・・・ついに。

なんてもったいない・・・もとい、かわいそうな。処分しちゃったらもう食べれないじゃないか。

大学職員?
学校へ行くと環濠の水が抜かれ、もう捕獲作戦が始まっていました。
あのバケツの中、ほとんど全部鯉です。
大漁
うっわ・・・すごい鯉・・・。300匹くらいいるらしい。


環濠の底
環濠の底
環濠が空っぽだ。いつもは水をいっぱいに蓄えている環濠が空っぽ。
見慣れない光景・・・。
すごい量のヘドロ、深さ50cmを越える場所もあります。


水車
カラカラカラ・・・
空回る水車。かき回す水はそこには無く。







救出作戦
BUNです。
悪い子はいねーがー!?
シゲさんらが中心となって、鯉駆除の巻き添えになった生き物の調査兼救出が行われていました。
BUNも見ているだけでいられるわけもなく、当然参加です。
ヌルヌルのヘドロが気持ち悪い。



巻き添えを喰った面々
  
左から、チビバス、ソウギョ、ナマズ。
やっぱりバスが結構いました。意外なのはナマズの数。数回しか見たことがないのに、
出るわ出るわ、
10cm前後のチビナマズがゴロゴロと。救助が大変でした。
こんなところでも繁殖していたのか〜。

ソウギョは”環濠の主”なのにっ!
コイヘルペス関係ないのにっ!
藻を食べまくってくれるのにっ!!
駆除されました。
(ソウギョはシゲさんの写真です。)



他にも見かけた生物としては
・オイカワ
ウナギ(!?誰かが放した様。シゲさんが捕獲するも、逃げられる。)
・ナマズ(10cmレベルのナマズが何十匹といた。)
・バス(コクチが多い気がする。オオクチ見た人います?)
・ソウギョ(通称”環濠の主”)
・ニゴロブナ(おいしいって!?)
・コイ(300匹以上!)
・ヨシノボリ(不思議なことに自力非難できたらしい。)
・ドブ貝(腐るほどいる。)
・シジミ(?)
・アメリカザリガニ(調査中に手を挟んでくる。強敵。)
・スジエビ
・ウシガエル


・・・まだいたと思う。覚えてる人教えてください!
フナ系がまだいたような?
しかし、ウナギて(笑)
何でもいるいる、この環濠。


写真を載せれるだけ載せてもいいのですが、そういうサイトではないので割愛しました。
リクエストがあれば載せるかも。


逃げろー!
逃げるカモ一家。こいつらもある意味巻き添え。こんなにいたっけ???





それにしても足元にこんなにたくさんの生物が暮らしていたのか。
こういう足元こそ知っているべき場所なのに、まだまだ自然を知らないもんだなあ。

環濠の支配者だった鯉がいなくなったわけですが、
果たしてどんな変化が環濠に起こるのか?

なんにせよその変化が『激変』になるのは間違いなさそうです。






もったいないので・・・
鯉を料理する。
鯉料理中
一匹だけ喰いました。喰ってやらなきゃカワイソウでしょう。
というわけで
『学校で腑分け』スタートです。

養鶏場の側が血まみれになりましたが、
いいじゃんいつも血まみれな場所なんだから♪

またしても臓物は大学の生ゴミ畑に投棄。


ゴメンナサイ・・・ゴメンナサイ・・・



以下、『コイの味』に同じことが繰り広げられましたとさ・・・。




今回も美味かった!!
ありがとう、さようなら!!




ソウギョも駆除したのは失敗だと思います。
この後の環濠には激しく藻が繁茂しており、とても見苦しい。
ソウギョ一匹くらい残してやってよ!
大学側も高い金払って入れた鯉を自らの手で処分することになるとは
なんとも皮肉な話で・・・。

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