日々是冒険

2014年8月
後半


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8/30(土) ジャガイモ収穫

こんばんは
ジャガイモ収穫!!
BUNです。

90日収穫の種芋で定植85日目ですが
来週学会のため
畑に来られないので、
早めに収穫。

植物体も良い感じに枯れてきていますし。



ジャガイモを収穫したので
株ごとに区別して、
イモの重量を一個一個測定してみました。

このクレイジーな作業。

表.ジャガイモ成績
芽かきなし 芽かきあり
イモ数 69 55
総重量 4505 3868
平均重量 65.29 70.33
最大重量 150 198
最少重量 8 19
*ジャガイモの品種は90日収穫の男爵

合計収量は8.3㎏。



標準偏差とかも求めたけど、
ここでは割愛。


芽かきした方が
最大重量は大きかったですが、
総収量は少なかったです。

『芽かきをすると
イモ数が減ってサイズが大きくなる』

という結果は教科書通りですな。



しかし総重量も減るのですな。

『たくさん採れるなら芽かきしない方が良いじゃん』
と思ってしまいそうですが・・・
芽かきなし区には
調理上の弱点が!!

現実に台所で使うことを考えると
無数のちびイモよりも
少数のでかイモの方が
皮むきが簡単で助かります。

ちび大量はとにかく不便。

剥くのがめんどくさいだけでなく、
体積(可食部)に対する表面積(皮)が多くなるので、
最終的に口に入る量は
減っていそうです。

以上より、
『芽かきはしたほうが良い』をBUN結論とする。

でかいイモの方がいろいろ楽しいしな!



あ、肝心の味ですが、
ホクホクにふかしてバターで・・・
うまいっ!!!

収穫物楽しい。


8/29(金) 二日目

こんばんは
長いロード最終日。
BUNです。

1月半もの長い旅路でありましたが、
これで最終日な
筆記試験二日目。


ひたすら問題を解くのみ。


終わったぞー!
やり遂げたぞー!

あまり行ったことのなかった街で


え・・・?
結果って即日わかるものじゃないの・・・?

この悶々とした状態のまま
半月ほど待たねばならぬ模様。

なんてこったい。


8/28(木) 危ない橋

こんばんは
盆明け以降に限って言えば
完全に冷夏。
BUNです。

良くないです。




筆記試験一日目。

多い人だと
二日で15教科の試験を受けます。
うひゃー。

「落とすための試験ではない。」
通知されていた通り、
そんなに難しくはありません。

問題数は少ないし、
出すと言われた場所しか出てきません。


しかし今日受けた一教科は危なかった。
ゾッとした。

「この表を出す」と宣言されていた表のうち、
『内容』の方じゃなくて『項目』の方で
穴埋め問題になっていた。

そっちかよ!?
内容覚えるのに必死で
項目なんて大雑把にしか見てないよ!!

現場で役立つのは間違いなく項目の中身なので、
量が多いのもあって
自然とそちらに力が入っていた。

下の表で言うと、
「カモだよ」の方を必死で覚えていたのに、
「アヒル」を穴埋めにされた感じ。
アヒル カモだよ。足も首も短いよ。
ガチョウ ガンだよ。すらっとして美しいよ。
ダチョウ リアクション芸人だよ。絶対に押すなよ。

記憶の中にぼんやりと映る問題の表を思い起こし、
何とか記入。

この穴埋め5問で50点(100点満点)。
どういう配点だ。

1教科でも40点を下回ると
その時点で不合格となるので、
超危険な橋です。



あとでプリントを見返したら
結果的には全部正解でした。

なんて危ない試験だ・・・。

易しくしようと問題数減らした結果、
出題ポイントを外して覚えていたら
即死する試験に仕上がっているぞ・・・。



このゾッと感は、
高校の時に数学の試験で
『問題用紙見た瞬間にさっぱりわからない→そのまま赤点』
以来だぞ・・・。



一問一問の配点が大きいので
ほんのちょっとのボタンのかけ違いで
即死する可能性が消えぬ・・・。

注意してても死にうる。
やだこの試験。


8/25(月) 試験

こんばんは
先日書いたうんこシュミレーターですが、
体重が増えなかったのはどうも
クラウドフォルダーにファイルを置いたのが原因だったみたい。
BUNです。

このうんこは
エサを与えて『満腹』にし、
『満腹』時間が一定を超えると
体重が1g増える仕組みっぽいです。

しかし、『満腹』にしていても、
クラウドの同期時に上書きされると、
時間がリセットされているっぽい。

したがって体重が増えない。

『満腹』状態は維持されているので
気が付くのに時間がかかってしまった。


クラウドとローカルに同じファイルをコピーして
同じエサを同じタイミングで与えたら
ローカルの方は体重が増えた。

今じゃあ1281g。

そういう仕組か・・・。
クラウドからは引き上げよう・・・。







実技試験です。

焦って空回るのが一番怖いので、
悠々と実演。

制限時間10分のうち、
たっぷり9分18秒を使ってフィニッシュ。

ほぼ問題なし。

練習もイメトレもしっかりやってるでね。
こっちは何とかなりますな。


あとは筆記か。



8/23(土) 薄暮陸上

こんばんは
レース直前に雨が上がって虹が出た!
BUNです。

こいつは気分がいい。

試合です!

100m12”05(風不明・非公認)


ここ3年ではベスト記録。

今回も『陸上競技』はしていない。

フィジカルにものを言わせ、
陸上競技習得以前のものに近い、
素の走りでこのタイム。

おかげで今回も故障はなし。
まずはそれが一番大事。



具体的には
ストライドを抑えて
ピッチ寄りの走りになっています。

昔のように
ストライドを目一杯まで広げると、
体、特にハムストリング、大腿四頭筋への負担が大きい。
おかげで両方故障箇所です。
幅跳びの踏切の影響もあるけど。


重量級な体格に加えて、
長い陸上歴による摩滅と
この年齢。

あの走りは遅かれ早かれできなくなる。

当時なくて今あるのは、
C大学で教わってきた

『体を効率よく使う技術』



今日の試合結果から考察するに、
昔のストライド走法を使わなくても
ピッチ寄りの走りと
身体操作とで11秒台には復帰できそうです。



しかしまぁ、
走っている最中に『飛んでる』感はないので
物足りないと言えば物足りないのですが。





レースを撮影してもらった動画で確認すると、
後半のブレが大きい。

体幹だな・・・。

下半身中心で鍛えなおし中ですが、
そろそろ上下半身のつなぎのトレーニングも入れていくか。



8/22(金) 学科完了

こんばんは
スズムシが鳴いてる。
BUNです。

野生なのかな?
去年も同じ場所で鳴いていた。
(草むらしかない)



長かった講習も今日で最後。

あとは試験の3日を残すのみ。

3日!?
そんなに試験があったとは。

これほどまとまった試験は
長らく受けていないなぁ。

1日実技で
2日は学科。

科目免除がかなり効いている。

学科試験が丸二日だったのが
丸一日と半日で済む。

この差はでかいぞ・・・。




講習で出会った
同級生の妹からの情報で、
その同級生が結婚すると知る。

え、つい先日プロポーズされたって!?
何その採れたて新鮮情報。

おめでとうございます。

最後に見てから16年くらい経ってるけど。




こうやって仲良くなった面々ともあと3日かぁ。

一部の面々とは
たぶん市場で会うことになりそうですが。

『プロ』が大勢紛れ込んでいたおかげで、
講習による知識だけでなく、
プロの知識にも触れることができました。

1月半も自分の農場を離れた甲斐があったというものです。


さて、後は試験を通すのみ!




8/21(木) 水いぼの正体!

こんばんは
じとじとと・・・
お盆明けてから梅雨みたいじゃないか。
BUNです。


数年にわたって
憑りつかれて悩まされた水いぼ、
感染経路が謎でしたが、
たぶん土からだろうと踏んでいました。

が、
最近読んだ本に興味深い情報を見つけた。



屠場労働者への
感染性角質パピローマの感染率が、
・曝露者:27.61%(他群に対して有意に高い)
・非曝露者:13.33%
・対照群:4.66%
(*曝露者とは、生肉および肉製品に接触する者を指す)

角質パピローマとは
まさに水いぼの原因ウイルス。
BUNを悩ませたあんにゃろう。

乱暴に要約すると、
『屠場で肉触ってると水イボできやすい』です。


まじか。

解剖しまくっていたのが
BUNへの感染経路だった可能性がある。


上記のデータはエジプトの屠場労働者によるものだそうで、
日本の屠場では
そんなに感染していないと思われます。
きれいなので。

しかし、
BUNの解剖は途上国状態(偏見)!


手指や器具の消毒とかしてないし。
屋外上等!

今後は逆性石鹸くらいは用意して解剖しようかな・・・。
殺ウイルス効果あったっけ?

(*参考図書:畜産現場の消毒(緑書社))



ちなみに、
現在の水いぼはどうなっているかというと、
昨冬に自然治癒しました。

wikipediaにそういう場合もあると書いてありましたが、
まさか本当に治るとは。

手足の指にそれぞれできていたのですが、
あるとき一斉にカサブタ化して
きれいに治っていました。

体内で何かが起きた・・・?

数年にわたって憑りつかれていたイボで、
ときどき液体窒素で自焼きしていたのですが、
焼かずに治ったのは
あの時が初めて。

以降再発なし。

勝手に治ることもあるというのは
本当っぽい。


免疫ができているとすれば
再発はないはずだけど・・・。

とりあえず消毒に気をつけよう。


8/16(土) 突撃!どこかの牧場!

こんばんは
実家で夜香木もらった。
BUNです。

すごい香り。
良い香り・・・
でもなんかハエが寄ってきそう。



たまにはよその牛舎に勉強しに行こう。

2軒の農家さんに
お邪魔してきました。

酪農家さんと肥育農家さんとを見れて
ありがたいです。


酪農家さんは
当方と同じく30頭程度の小規模。
家族経営の様です。

ホルスタインはいい子だなぁ。

規模が近いので
牛舎の構造、管理方法や、
効率化の仕方を参考にしやすい。

プロはこうやってウシを飼うのか・・・。






続いて肥育農家さん。
1000頭クラスの巨大牛舎。

遠くからだと、
牛舎というより工場のように見える建物。

大規模!集約!

世の中には5000頭、8000頭の牛舎もあるらしいぞ。
もうどうなってんだか想像つかないぞ。

数だけなら一昔前の鶏舎規模ですが、
中身は何せウシ。

もはや町状態になっているんだろうなぁ。



荷台にエサタンクを合体させたトラックで飼槽の前を走り、
一気に大量のウシに給餌していました。

なんて効率的・・・!
鶏舎みたい・・・どころか鶏舎とおなじ。

鶏舎な牛舎。

この頭数を5人で飼えるとは・・・。



BUNの所は
ウシ30+ヤギわらわらなのに3人『も』います。

やはりもっと集約化できるな・・・。




仕事としてやるならば、
こういう大規模集約経営の方が好みです。

できるだけ『職人技』に頼らず、
計算と計画による効率的で
ハイアベレージな経営を目指したい。

自分のところだと、
思いっきり職人技で飼ってますね・・・。

まだ品質が低く、
試行錯誤の段階なので
仕方ないと言えば仕方ない。

ぼんやりしていても
上手く飼えるようなシステムを作らなくては。

品質を安定させたら
さっさとマニュアル化して
流れ作業化させてしまいたい。





この農家さんを見ていると、
大規模化の弊害で、
群の下位個体で
あまりエサを食べれていないものがいる。

これをどう見るか・・・ですね。

より細かく部屋割りを行いより小群で飼えば、
下位個体もちゃんとエサを食べて増体でき、
売却価格はあがりますが、
世話が煩雑になり人件費が増す。


このまま放置すれば
人件費はかかりませんが、
下位個体の売却価格に響く。


どちらが徳と考えるか。

この経営判断にこそ
経営者の手腕が問われますな。




将来に向けて興味深かったのは肥育農家さんですが、
直近で参考になったのは酪農家さん。

どちらについてもキーワードは『経営』です。

ウシをただ飼っているだけではダメで、
家族を養なう方法を考えなくてはならないのですよ。

自分なりに何か見えてくる日は来るのだろうか?