日々是冒険

2014年1月
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1/31(金) 論文紹介

こんばんは
日向があったけぇ・・・。
これが下界の一月か・・・。
BUNです。

『厳冬』の季節が丸っとなくなった感じ。
なんだかさみしい。




ミーハーBUNさん、
論文読んでみた。

『流行の論文くらい読んでおけ』と
先生も言うてたでね。



STAP細胞、本当にすごいですな。

1週齢マウスの脾臓細胞を採ってきて
37℃でpH=5.4-5.8溶液に30分漬けて
25分培養ののち、5分遠心分離。

そのあと普通に培地で細胞培養。

他に何か入れてある記述がない・・・。
ほんまにそれだけなんか・・・。

pH=6以下なら
効果ありな模様。
雨水でいいやんけ。

どうなってんだ!?
いくらなんでも簡単すぎる。

当然そうやって突っ込まれるので
この論文の大半は
できた細胞が多能性を有することの証明に充てられていた。

遺伝子発現とか、
胚に移植して移植先で分化するかとか。

1回目のリジェクトから
今回の掲載までの間、
この証明実験に
相当の時間を費やしているんですな。



細胞の変換効率も驚異的で
酸性処理した細胞の30%がSTAP細胞に変化と。
(25%生存とのことなので5%分は変化しても死亡?)

iPSが1%なのでその差は歴然。
処理の簡単さもあるので
数字以上に開きがある。

iPSだとウイルスベクターつかって遺伝子導入するので
設備も技術も高度なものがいるのに、
こちらでは恒温槽と
遠心分離機と顕微鏡があれば完結するとは・・・。

その気になれば自宅でもできるじゃないか・・・。
(温度計+手回し遠心分離機+顕微鏡)

『これをお風呂に入れるとお湯が酸性化!
肌を未分化細胞に戻してスベスベになります!!』

・・・的な詐欺商品が遅かれ早かれ出てくる予感。

残念!
培地にも入らないと意味がないんだ!
大人の皮膚ではまだできてないし!




他にSTAP細胞化できた組織は
脳、皮膚、肺、肝臓。
すべての細胞でできたわけではないとかなんとか。

原理も不明だし、
他の刺激でSTAP細胞化するのかも不明。

やることいっぱいですな。







Obokata H.,et al. 2014. Stimulus-triggered fate conversion of
somatic cells into pluripotency. Nature, 505:641-647.



1/30(木) STAP

こんばんは
雨だけど降り方が春っぽいなぁ。
BUNです。

STAP細胞がすごい。


『0』を『1』にしてしまったぞ・・・。

科学研究は
『発想』『手法』『材料』
どれかが優れていれば成立するのですが、
今回のは
『発想』タイプですな。

『発想』タイプは
『手法』『材料』タイプより一段勝ると思うのですよ。

『手法』タイプは
新手法を用いているので難しそうですごそうのですが、
ものすごい根性のある人なら
古い手法でも代用が利いたりします。

ジーンチップ使わずに
サーマルサイクラー数百回とか・・・。
非現実的とはいえ不可能ではない(理論上)。

チップ上のと同じプライマーを揃えればいいだけだからな!
地獄だがな!


使われた新手法を最初に考え出した人がすごいです。
無かったものを生み出しているわけで。
それなら
『発想』タイプになるのです。

ノーベル賞に届くのは
まずこの『発想』タイプ。


島津の田中さんと言い、
iPS山中教授と言い、
青色発光ダイオードの赤崎さんと言い、
GFPの
『発想』タイプ。

不可能を可能にしたり、
0を1にしたりする。

なすきのこ的に言うと
普通の研究は『魔術』だけど、
『発想』タイプの研究は『魔法』。


カミオカンデの小柴さんが
『手法』タイプかな・・・?

理屈は分かっていたけど、
誰もあの規模でできなかったという。
あそこまで極端に大規模になると
横に並ぶ者はいない。




BUNは
『材料』タイプ。
たぶん上記三種で一番格下(に見られる)。
ノーベル賞獲った人を思いつかん。

優秀なのは
『材料』達ですから。


またしてもなすきのこ的に言うと
『エクスカリバーを投影したは良いけど
自信が弱くて振れない。』


投影したものがエクスカリバーであることに
気づきつつはあるのだけど・・・。
振れているかは疑問符ですな。

どっちかというと
『体は骨でできている』
な人か。



BUNが倒れても
標本さえ後世に残せば
BUN以上の戦士が現れて何とかしてくれるんじゃ・・・?

とは言え
ノーベル賞獲るのだけがイイわけじゃないからな!
材料屋の未来への貢献度は
他に引けを取らぬ。

あと、既存の材料であっても、
これまで誰も気づかなかったことを見つければ
『発想』タイプになれるでね。

優秀な先人が
気づかずスルーしたものに
気づけるかという話なのでハードル激高。
しかし不可能と決めつけたら絶対にできない。



話を戻して、
STAP細胞をヒト(欲を言えば大人)の細胞で作成できれば、
それやれた人と小保方さんで
ノーベル賞でしょうな。

材料が簡単で
生物系の大学になら必ずあるものだけ。
今日明日にでも熾烈な研究競争が始まる・・・。

早い人はすでに細胞培養しているかも。

かなりオイシイ状況だと思う。



まだチャンスは残ってるぞー。
みんながんばれー(棒読み)



1/29(水) 助成

こんばんは
また助成金を書き始めてしまった・・・。
BUNです。

この間当たったのをまだ執行中なので
遠慮していたのだけど、
書く人が身の回りにいないので
じゃあ出しますよっと。

落ちたらまた別の助成金に流用する。
一度書いてしまえば当たるまで出し続けられるからな。
(*毎回再考するけど)



当たった時の
『お金持だーーー!!』な状況が忘れがたく、
また申請したくなりますね。

いつものようにちみちみと
小規模に安価に貧乏実験しなくても、
派手!大規模!に実施できるのは
なんとも快感なひと時でした。

規模が大きな分、
データ採りや準備がけっこう大変なのですが、
それ差っ引いても
なお魅力が勝る。

お金なくても研究できるけど、
あったほうがいろいろできるね。

自分の場合、
最初からお金持ちだと
知恵を搾らなくなるから駄目だとは思うけど。




小規模予備実験を
済ませてあるネタがいくつかあるので、
しばらくはそれを膨らます方向で行ける。

あと、せっせと集めてきた骨たちが
徐々に力を持ち始めている。
唯一無二さがハンパない。

作っている最中には
心のどこかに「本当に役に立つんか・・・?」という
疑念が無きにしもあらずだったけど、

間違いなく役に立ちます。

『無意味無目的に標本を集めよ』
先生の言うとおりでした。

引き続き無意味無目的に集めよう。


1/28(火) キャベ根

こんばんは
藁って温かい。
BUNです。

ウシのエサ用に藁を切っているときに
切った藁の上に座っていたら
お尻の温かいこと。

たくさん敷き詰めて寝転がって、
上にも藁を被れば
普通に眠れそう。






キャベ根・・・?


大根の苗に
キャベツを接いで植えると・・・。
地中がダイコンで
地上がキャベツな植物、『キャベ根』の完成です。


教えてもらって画像検索したら
こんなん出てきた

なんだこれ・・・。

理屈の上で理解できていても
写真を見ると
頭が混乱を起こしますな。

科が同じだからくっつくのか!


気になる味は
あまりよくないようです。

大根にはすが入ってしまうと言うし。

キャベツが光合成をして、
大根を育てているということだろうか・・・??

本来ならキャベツが光合成してできた養分で
キャベツだけが育つのに、
地中に吸い取られたらねぇ。

どう考えてもすっげえ無理がある。


致命的なのが
上下の収穫時期が違うこと。

それよりどっちにあわせて植えればいいんだ!?


考えれば考えるほどパニックになる。

やはり実物は衝撃が強い。


1/27(月) 季節もの

こんばんは
農場の学生がぎこちないスーツ姿でうろうろ。
BUNです。

就活かぁ。
季節ですね。


1/26(日) 入口

こんばんは
オレンジ×みかん=はれひめ
おいしい。
BUNです。

交雑種の組み合わせパターンが多いうえに
名前が凝っていてややこしい。
それにしてもいっぱいあるなぁ




昨日御岳に行ったときに
ゴンドラ山頂駅奥の大滝口登山口から
ちょっと登山道へ入ってみた。

下見ですよ下見。

普通のスキーをはいたまま。
しばらく平坦なのでいけるかなと。



積雪は・・・50〜100pの間くらい。
スキーさえはいていれば
進めるには進めますが、
スケーティングは無効。
蹴った足が沈む。

それでクロスカントリスキーでは
足を前後させるだけの
滑り方になるのですな。

くっ、腕力で進むしかない。
『手漕ぎボート』状態。


嫌になるまで進んだ結果、
200m登山?して断念。

雪を頂いた
堂々たる御嶽を背に引き返す。

今年は雪が少ないのもありますが、
かんじき系の装備と
12本爪アイゼンがあれば
行けそうですな。

来年はトライしに来よう。





あ・・・
コースへ戻る直前の坂がきつい。
この板はいたままでは登れぬ。

スキー板を外したら
雪がズボズボでハマるハマる。

これが一番大変だったぞ!

やぱり圧雪の上が滑りやすくていいなぁ。


1/25(土) 交換

こんばんは
右手首がきわめて軽い腱鞘炎の入口。
BUNです。

腕力使いすぎ。

このテストやると
右手にだけ張りがある。




ハマさん、うきんさんとスキーです。
いざ、おんたけ2240。

景色のよい快適なロングコース。
夏冬合わせて
ここに来るのはこの2年で5回目か・・・。
もはや大好きですな。



ふと、うきん氏とBUNのスキー板を並べてみたら
ビンディングの幅が同じに見える・・・。

試しに板を交換してみたら
普通にはけたぞ!!

そんな!?
靴のサイズ的に1.5p違うはずなのに!

内径が違っても
外径は同じってこと!?



理由はわからないけど、
とにかくはけた。
ビンディングもしっかり噛んでいる。

BUN板は180pストレート。最高速重視型。
うきん板は160pカービング。小回り型。

性質が全然違っておもしろい。


カービングはすごいなぁ。
曲がりだしたら急激に曲がる。
いつもの感覚でエッジを立てると
曲がりすぎるくらい。

軽いので
いざとなれば強引に方向転換も可能。

なんかいきなりうまくなった気がしてしまうわ。


板の曲がりに沿ってしか曲がらないので、
微調整が難しいとかなんとか。

慣れればいつもの長板では
突っ込めないコースにも行けそう。




板交換可能なのはアツいですな!
遊びの幅が広がります。

また行こう。


1/23(木) 考えない

こんばんは
実家のネコが太ってた・・・。
BUNです。


本日最終日のフォークリフト講習、
試験にどう臨むか・・・?


練習ではほぼノーミスで
何も考えなくても普通に行けるようになった。

『考えない』を基本方針に練習してきたフォークリフトなので
最後まで『考えない』。

本番も『何も考えない』作戦で行くことにした。


いいよ。
ちょっとくらい減点されても
致命傷さえ負わなければ。

変に考えて動きがおかしくなって、
車体を既定の枠から
はみ出させたりぶつけたりしたら即失格だし。


ということで
できるだけ普通に試験へ。

練習で出来不出来のばらつきの範囲で言うと、
中の下くらいの出来で
試験を終えることができました。

やっぱり緊張してるやん。

予想点数90点切るか切らないか。





フォークリフトの実技試験も問題なく通過。
これで免許ゲットです。

4日間共に受講した面々ともお別れです。
仲間意識が芽生えてきて
楽しくなってきていたのです。

またいずこかの現場で・・・(?)





小さいパワーショベルの運転はこなれてきたので
今度は大きなパワーショベル取ろうかなぁ。
もしくはアーク溶接とか。

同じ班になった方から
トヨタの工場には感電と高所作業の資格が
無いとは入れないとも聞いたなぁ。

なんか資格集めが目的と化してきたぞ。



1/22(水) 暗殺者

こんばんは
メカブを株状態で買ってみた。
すごいぬめりで驚いた。
BUNです。

パックのやつより
粘るし磯の香りが素晴らしいですな。






リフト講習3日目。

2日目からずっと実技練習なのですが、
順番が一回まわってくるのに40〜60分待たねばなりません。

一人5分程度×8人(一班)。


待っている間暇だ・・・。
その上屋外ふきっさらしなので
猛烈に寒いです。

-10℃でもウシは飼えるが、
じっとしているのは+8℃でもキツイですな。

暇な時間を
最初はイメージトレーニングに充てていたのですが、
それにも限界が。

じっとしていると寒いので、
空気イスやらつま先立ちやら、
『静的筋トレ』で血の巡りをよくして
なんとか耐える。

運転していただけのはずなのに
なんか・・・あちこち疲れたよ・・・。




そんなこんなで
せっせと練習して
最初は6分以上かかっていた規定コースを、
本日の終わりには4分切ることろまでこれた。

6分越えなければ減点なしなので
こんなもんでいいかな。

プロなら3分以内でやれとか。





しかしこの試験で危険なのは
運転や荷の積み下ろしではない。

暗殺者は『指さし確認』だと思う。


前進、後進の出発前に
左前後、右前後の4方向を向き、
それぞれを指さして安全を確かめたのち、
『良し!』と言わねばならない。

減点基準が
・指さし忘れ:減点2
・確認不十分(首が向いていないなど):減点2
・声不十分:減点2


一度の発進で4方向に同じことをするので
丸っと忘れると
合計24点減点。

30点減点で不合格なので
絶望的な削られっぷりです。

酷いシステムだ。

『ハンドルの過剰な切り替えし』など
2点ずつとはいえ細かく細かく減点項目があるので、
残り6点でクリアするのは相当厳しい。



操作に集中しすぎると、
こういった『やらなくても進めてしまう系』をとばしやすそう。



あと、ミスった時に頭が白くなったら危険ですな。

ちょっとのミスを許容できる心が必要。
『小銭を拾おうとして財布を落とす』
みたいになりかねん。


手の甲に
『ミスったら10数える』
とか書いておこうかなぁ。

ミスったら次何をするかを考える前に
とりあえず10数える。

数え終わるころには
次何をすればいいか思い出している・・・はず。、

持ち時間6分のうち10秒程度なら、
消費しても落ち着けるメリットの方が大きい。



案外と緊張を強いられる試験じゃないか。

全然心構えしてなかったから
すごく心配だよ。



1/20(月) リフト

こんばんは
車の中のペットボトルのお茶が凍った!
BUNです。

芯の方が凍って、
外側が液体だったので
過冷却から凍ったのかも。
妙な感じ。






フォークリフトの免許取りに行ってきた。
あと3日。

今日は丸一日座学。
げ、試験もあるのか!?
覚悟していなかったので焦ったけど、
何とかクリアー。




明日から実技だけど、
そちらにも当然試験がある模様。


そんなことあるわけないんだけど、
フォークリフトを我流で使っていたせいで、
『やってはいけない』事項を
いくつかやっちゃってますなぁ・・・。


試験が減点方式なので
無意識にやらかしていくのが怖い。

なまじ慣れているせいで
却って苦労しそうな予感。

『一発失格』のものにも抵触しうる。

他の人のやり方をマネをしているのだが・・・
みんなアカンやん・・・。



まぁ、運転したことないんだけど。
ないよ、ないー。全くないよーーー。

慎重度MAXでいかないと落ちる。
これは油断ならん。


1/18(土) 1

こんばんは
家の近所にキツネがいた!
BUNです。

行っちゃった、行っちゃった。
御在所岳に行ってきました。
禁断の雪山へ。

帰りはロープウエー使ったけど。


寒くて死ぬ、
滑落して死ぬ、
道に迷って死ぬと思ったけど、
雪山の景色は絶対に良いに違いない!

その一念で決行。

最近雪景色とも疎遠ですし。




結果的に天気に恵まれ
心地よい登山となりました。

本当に景色良いですな!


御在所岳は岩岩した山ですが、
岩に積もった雪が良いコントラストを創り出しており、
どちらを向いても目に鮮やかな景色です。

展望も良好ですが、
もうちょっとガスが少ないと
濃尾平野を超えて恵那山、御岳山まで見えたかな。
それはまたの機会に。

至近の鎌ヶ岳や
北へ延びる鈴鹿山系の山々が
誘っているようで美しくも恐ろしい・・・。。





初アイゼンでしたが、
履いてみると感覚は勝手知りたるあの靴、

陸上のスパイクとそっくり。


ならば話は早くて、
爪を効かせる歩き方(走り方?)なら
ベテランの領域。

これで良さげ。
とりあえず滑らん。


ただ、陸上のスパイクの感覚だと、
このアイゼンは母子球から親指にかけての効きが弱い。

なぜならBUNアイゼンは簡易な6本爪。
土踏まず付近にしか爪がない。

某N君の言うとおり
最初から12本爪で良かったか・・・。

まぁいいや、
ちゃんとした雪山靴と一緒に
彼の店で買おう。



7合目以降、30pほど積雪のある場所よりも、
数cmだけ雪が岩に乗っているあたりが怖いです。

みんなが踏んで
ガチガチに凍っていて滑る滑る。



危険個所はいくらでもありますな。
当面は1000m前後で
雪山修行にいそしもう。


1/17(金) ウシセミナー

こんばんは
10年後には日本にも来そうだなぁ
BUNです。

相当昔から種として除草剤の効かないやつは
入ってきちゃってますが。

ワルナスビとか。
ワルナスビとか。
ワルナスビとか。
ホント憎たらしい!





ウシ管理法のセミナーを聞いてきた。
ウシ素人だからね!


やっぱり基本は『基本的な管理』ですなぁ。

薬だなんだとそんなことは二の次よ。
個体個体を大切にしてあげれば
病気も難産もそうそうおきませんよね!

その意味で、
現行の考え、方針でやっていけばいいというのを
再確認しました。

やはり祖母のやっていたやり方が正しい。
事実、高値で子牛を売っていたみたいだし(本人談)。



問題は、
祖母の場合は母牛1頭でやっていたのに対し、
我が配下には30頭の雌牛がいること。

数が増えれば増えるほどに
単純な管理が行き届かなくなる・・・。


いかに効率的に管理をするかが
腕の見せ所ですな。

『ウシを観る時間』だけは
絶対に必須と考えるので
その他の作業を過剰にすると必ず失敗する。

忙しすぎてはいけない。



その辺は農家ごとで
状況が違うので
自分で頭を使っていくしかない。

考えるのだ・・・。
頭を使わないと生き残れないなぁと思うセミナーでした。