7/15(月) ほた
こんばんは
鞍掛峠を越えて
滋賀に行こうとしたら通行止め。
BUNです。
平成24年9月に大雨で崩れて
そのまま通行止め状態らしい。
仕方がないので
いつもどおり石槫峠で。
海の日恒例の博物館懇親会です。
猟師で漁師で農家なDさんに
アズキについて尋ねると・・・。
植えるのが速すぎる!
とのこと。
さらに
「そりゃあ病気出るよ」とのこと。
おーのー。
BUN畑のある場所は寒いしね・・・。
昔は、田んぼの畔にまずダイズを植え、
ダイズが生えず欠けた場所に、
さらに植えていたのがアズキとのこと。
ダイズが生えてきたころに植えるのがアズキ・・・
ということで、
アズキを植えるなら今頃から。だそうです。
しかしそれならまだ間に合う。
BUN畑で穴になってしまった場所に、
やはりアズキを植えなおしてみる。
他にいろいろな作物の育て方も習った。
一見ふつうのおじいさんなのだけど、
科学知識の領域まで踏み込んだ知識を持っているから
恐れ入る・・・。
話していてふと気づいたのですが、
この辺の人は
田んぼの畦のことを
『ほた』
と呼ぶのですね。
BUNのお山の地域では
『ぼた』
と呼んでいます。
語源はいったいなんなんだろう・・・?
文化圏が完全に異なる
滋賀県東近江と
愛知県三河山間部とで
似た言葉が出てくるということはなにかある。
こういう時は
近江商人&考古学系のエキスパートさんがいるので
尋ねてみる。
語源はわからないが、
米作り伝来時に同時に伝わった
外国語だったりすることもあるよと、
興味深い助言をいただく。
そういう発想があるのか。
これほどにいろいろな分野のエキスパートが
入り乱れる場ってなかなかないと思う。
この多様性が他では得難い。
貴重、貴重。
また来るよ。
やはり琵琶湖は素晴らしい。
7/14(日) 掘る
こんばんは
休日の天気予報が悪くて
なかなか山に行けません・・・。
BUNです。
とりあえずトレーニングだけ・・・。
犬のるうが庭にせっせと穴を掘る・・・。
掘っている様はまさに一心不乱。
歳で耳が遠いのとあわさって、
るうが掘っている最中に近づいても
こちらに気づかない。
暑いので
穴で体を冷やすためかと思いきや
掘るだけ掘ったらあとは用無し。
まさかボケたんじゃないよな・・・。
半径1mを超えるほどに土をまき散らされるので、
家族でせっせと土を埋め戻しています。
・・・が、半日持たずにまた掘り返される。
るうよ、何がしたいのだ???
掘っている最中には
るうは非常に楽しそうなので
まぁ・・・良しとしておこう・・・。
何度でも埋めるさ。
7/13(土) さび病
こんばんは
にわか雨!やった草地が潤いそうな量だ!
BUNです。
暑さで雑草は枯れ始めていたので、
雨は本当に助かる。
畑にやってきてみれば・・・
アズキの葉っぱに褐色の斑点が無数に!
何かの病気だ!
これはヤバい!絶対にヤバい!!
こんなこともあろうかと
病害虫の本を用意していたのです。
ふむふむ・・・
確定、『さび病』ですな。
イネ科で見たことがあり、
似てるなぁと思ったらアズキにも出るんやね。
対策は・・・
『被害茎葉を圃場から搬出』て・・・
全個体搬出じゃないですかー!!
このちっぽけな畑で出るのかよ!?
上記のサイトによると、
さび病の原因は連作か多湿らしい。
連作ではないので・・・
多湿・・・?
山の気候と相まって、
土質は良くはない。
そんなに水の抜けが悪いのか・・・?
そういえば、掘り返すと異常に固い層がすぐに出てきたな・・・。
不透水層かも。
良く調べておく必要があるな。
とりあえず感染した葉を全部除去してみる。
・・・。
なんかこのまま全滅しそうな予感。
おーのー。
とりあえずやることやったし見守る。
枯れたら枯れたで
知識と経験を得られたので良しとするよ。
枯れたら当初計画通り、
コマツナ植える。
何が起きるかわからないが
経験値は増える。
自分なりにここの土の特性をつかめてきたら
土壌診断に出してみようかな。
いきなり土壌診断?
一番面白いところを外部に任せてどうするんだ!
わからないことを自分なりに解き明かすことこそ
至高の味わいであろう。
マルチングなしで
高めの畝で作付したほうが良いのかも?
雑草との戦いにはなりますが・・・。
高畝区と低畝区でも作ってみるか。
実験区が足りん。
畑拡張を急がなくては。
作付前の土壌消毒という方法もありますが、
現時点でその判断は早計。
もう少し実態をつかむまで観察を続ける。
7/12(金) 陰茎骨
こんばんは
暑さダメージの蓄積があからさま。
BUNです。
最近は、
その農薬の用法に書かれていない野菜への
その農薬の施用は違法らしい。と聞いた。
この間My畑に撒いたオルトランの袋には・・・
小豆ないよ・・・。
出荷不能だな。
枝豆の記載はあったので
マメ科つながりでまぁいいっか的な。
自家消費だからたぶんいいんだけど?
枝豆では『収穫21日前』までしか施用できないので、
安全見て40日くらい前に切り上げるとしよう。
撒いた種は何日で収穫のものだったかな・・・?
計画しておかなくては。
前回の解剖教室で話題になった
ペニスボーンの有無、
多くのの哺乳類にはあるのですが、
例外がいくつかあったような・・・。
と思って調べなおした。
哺乳類でペニスボーンがないのは
・翼手目(コウモリ)
・ジャコウネコ科(他の食肉目にはある)
・ヒト(他の霊長目にはある)
!!!
やはりか!
前回解剖したのはハクビシン。
ジャコウネコ科です。
ペニスボーンが出てこないから
例外動物だったかなぁと思っていたのですよ。
余談ですが、
ネコにもあることになっていますが、
BUNが見てきた感じだと
あっても小さな軟骨片みたいな感じでした。
他の動物のものみたいに
ごっつい骨の塊って感じではなかったです。
『ネコとつくやつには気をつけろ』ですな。
イヌってどうなんだろう?
あることになっているけど、
解剖経験が♀1例しかなくてわかんないや。
7/10(水) HELP
こんばんは
がんばれ動物たち。
BUNです。
山農場ヘルプに行ってきた。
BOSSと草ロール巻き巻きです。
もうね、
涼しいのなんのって!!
体が酷暑の都会農場仕様になっているためか、
山農場だとトラクター乗ってるくらいじゃあ
汗すらかきません。
楽!楽!楽!
すっげえ楽!!
10倍重力の星で修行して帰ってきた感じ。
夏の間は
都会農場の動物全部、こっちに移せばいいのになぁ。
都会農場の草をすべて冬用に回し、
山農場の草をすべて夏の間のエサに使う。
購入している乾草代をほとんどゼロにできると思われる。
もったいない。
BOSSと作業するとはかどるなぁ。
BUNが足引っ張っている気がするほどです。
あわあわ。
ちょっとダメ出ししてもらって
気を引き締めて帰る。
そうそう、最近このダメ出され感がなくて
物足りない感じだったのですよ。
ダメ出しされていないと
なんかかえって不安になりません!?
どういう性分だ・・・。
7/9(火)
こんばんは
家のクルミの樹にもセミが来た。
うるさいんだ・・・これが・・・。
BUNです。
アヒルのぺちがありし頃には、
クルミのセミがぺちのエサとなっておりました。
かなり好んで食べていた。
7/8(月)
こんばんは
セミが鳴きだした・・・。
BUNです。
うむ、クソ暑い。
もう梅雨明けなの・・・。
牧草地大丈夫だろうか。
定期的な夕立を求む。
7/7(日) ホタル
こんばんは
解剖教室第4弾。
BUNです。
だいぶみんな手馴れてきましたな。
うれしいうれしい。
ホタルを見に行った。
3時間いても
通過した車は3台という
恐るべき暗闇で人気無いゾーン。
静かでよい。
ホタル祭りなんてやっている場所は
やかましいし出店の煙で臭くてかなわないよ。
ちょっとピークすぎていますが、
それでもそんじょそこらのホタルポイントには負けません。
ホタルを見ながら写真を撮っていると
車がもう一台止まった。
現れたのはおじいさんでしたが、
筋金入りの写真家でした。
御年70歳。
カメラ全般に詳しく、
デジタルカメラを普通に使いこなしているツワモノ!!
カメラとレンズ、ホタルの話をしながら
一緒に写真撮影しました。
この場所、暗くて怖いので
話し相手がいるとうれしいです。
ホタルの撮り方のコツも教えてもらえたので、
言われたとおりにやってみたら
そこそこ撮れました。
しかし問題はレンズですな・・・。
明るいレンズがいるね・・・。
どおりで写らんわけだ。
顔も見えない暗闇で3時間。
本当に苗字と使用カメラしか知らない御仁ですが、
またどこぞのホタルポイントで逢いましょう。
良い夜でした。
7/6(土) 畑いじり
こんばんは
登山しようかと思ったけど、
朝に空を見たらあからさまに不穏。
嫌な予感がビンビンするぜい。
中止。
BUNです。
案の定、強烈な夕立あり。
行かなくてよかった。
小豆がだいぶ大きくなったけど・・・
ヨトウに何か所かやられている。
やはり出たか!!
早速オルトラン散布。
くたばれ芋虫野郎!
これで生き残った株は大丈夫だと思うけど、
何か所かマルチの穴が
空席になってしまったね・・・。
週一回の見回りでは
ケアが後手に回るのが痛い。
「作物に毎日足音を聞かせよ」
とは、BUNの野菜師匠のお言葉。
小豆の切り株だけ残っているけど、
ここからの再生は不可能だろう。
小豆を植えなおすか、
違う野菜を植えるか・・・。
土壌的には
肥料分多め、pH=6.5の設定。
基肥が小豆仕様だけど
そこはまぁいいや。
この時期に植えることができて
多肥、高pHな土を好む植物かぁ。
(*野菜用としては高pH)
コマツナだな・・・!!
収穫までが短いので、
冬が早いこの地域でも十分収穫できる。
よし決定、コマツナ。
株間はアズキより狭くて大丈夫だと思うので、
マルチの穴を増やして
よくばり生産する。
あ、植木鉢でカボチャも一株だけ始めました。
2個くらいとれるんじゃないかな?
われながら
極めて少量多品目な畑ですな・・・。
7/5(金) 回収
こんばんは
サイレージの出来はまぁまぁか。
BUNです。
もう少し干してもいいかも。
農場だけあって
いろいろな野菜、果物が作られているのですよ。
堆肥舎をうろうろしていたら
プリンスメロンが・・・!!
サイズが小さい。
形がおかしい。
ちょっと傷が入っている。
規格外品で廃棄されたんですな。
・・・。
食えるんじゃね・・・??
まだウンコに埋もれてないし。
回収回収。
ウンコの山の前で
こそこそ何かを拾い集めている姿は
人には見せられない。
表面だけ洗って現場で喰う!
砕くぞ!BUN掌底!!
シャクシャクシャク・・・うまい・・・・・・・!!!
普通に食べられるじゃないか。
しかしやっていることは
そこらの野生動物と変わらんな。
前から捨ててあるのは気になっていたのだけど、
次の朝になると何かに食べられていたのですよ。
あかん・・・拾い食いが癖になりそうだ・・・。
7/4(木) 草刈
こんばんは
富士山も高級料理店みたいに
ドレスコード(?)設定すればいいのに。
BUNです。
「申し訳ございません、
当山はジャケット着用でないお客様を
お断りしております・・・。」
AMAZON配送センターをヤギで草刈だそうです。
しかし週一回かぁ・・・。
繰り返すと
うまい草だけ減っていき、
まずい草がどんどん増える。
題して『逆掃除刈』・・・。
何年か続けると酷い植生になるです。
週に一日だけだと
ヤギはその日だけ我慢すれば
他の場所で餌にありつけることを学習してしまいます。
ヤギは『毒草』ではそもそも食べませんが、
『まずい草』なら他に何もなければ食べます。
痩せだす寸前くらいまで
ヤギを放牧地に放置が理想的。
現実的には痩せだす。
心を鬼にせねば草地管理はできぬ。
さもなくば人の手でも
掃除刈しないとダメかなぁと。
炎天下、汗だく決定。
とにかく
放牧圧を相当高めないと
『逆掃除刈現象』が起きてしまうです。
そうそう人間の都合だけよくは働いてくれません。
ヤギも入れずに
ほったらかしにしておけば
セイタカアワダチソウだらけになるのが関の山なので、
何にもしないよりはいいと思うよ。
気候にもよるけど
ヨウシュヤマゴウボウ、クサイ、イヌホオズキ、ススキあたりが
将来的に優先種になるんじゃないかな?
7/3(水) 損して得とれ
こんばんは
これ・・・やりたい!(*激しく音が出ます)
BUNです。
バイク?降りてから
ベルトを腰に巻くまでの動きがキレッキレ!
楽しそうすぎる。
いいな、いいな・・・。
「ジョーカー」もしくは、
「W(*要フィリップ)」希望。
CG技術が必要だな・・・。
植えてある牧草の追肥時期は
施用標準によると播種後30日目付近。
今日は29日目ですな。
天気も下り坂だし、撒こう。
刈取後に再生を促す追肥はしたことあるのですが、
生育途中の追肥は初めてです。
草高が1mをすでに超えている牧草地に
トラクターで突っ込まねばならない・・・。
い・・・いいのか・・・???
イネ科植物は踏みつけられることで
なんやかんや丈夫で収量が増えたりするらしい。
有名なのは「麦踏み」ですな。
100の種を撒いても
そのままでは70〜80程度の収量にしかならない。
しかし、伸びてきた麦を踏んづけることで
収量を200にも300にも増やすことができるという!
主稈がへし折られると、
横からどんどん分けつするようになるらしいです。
茎も太くなって
倒伏しにくくなるとも。
イネでも、
小さいうちに踏んづけているんだそうな。
ひょろ長くならず、
太く短い子に育つらしい。
知らんかった・・・!
最近の植物育種はものすごく進んでいるらしく、
書かれている追肥時期(ex.播種後30日など)は、
ほとんど誤差なく
肥料要求の高まる時期に一致するらしいです。
イネに至っては
田植えから何日目には何が起きるか把握され、
これまた誤差なくそのイベントが起きるそうです。
植物の育種もすごいんですな。
その知見が撒けといっているんだから
撒くしかないじゃない!!
・・・と、知識を頭に入れても・・・
青々と茂った牧草地へ
トラクターで突っ込むのは
かなり勇気がいる・・・。
本当に・・・いいんだね・・・??
やっちゃったー!!
必要最低限のルートを走り、効率よく肥料を撒けたが・・・
けっこうな牧草をバキバキにしてしまったぞ。
これでモリモリ増えてくれるんだよな!?な!?
7/2(火) かかったなアホめ!!
こんばんは
実験ポットに謎の病気が発生中・・・。
BUNです。
なんだこれ・・・
経験値不足で原因不明・・・
ただ、全ポットに発生しているので
原因は共通のもの・・・。
土自体か、水のやりすぎを疑っている。
昨日刈った草をロールにしようと
トラクターで奥の方の牧草地へ。
およ?
車が一台・・・
はまってる!!
はまっているのは日産のキャラバン。
トヨタのハイエースみたいなやつです。
草地境界の溝に正面から突っ込み、
前輪2輪ともきれいにはまっております。
こりゃ自力脱出不可能だわ。
運転手は不在。
どこへ行った?
というか、
そこトラクターが通るんだけど。
超邪魔。 完全にこちらの土地の中です。
トラクターの草刈機だと、
この溝の草を刈ることはできないのですが、
昨日はBUNさんが手持ち下刈機で
草を刈っておいたのです。
しかし溝をきれいに刈るのは大変なので
草丈高めに刈りました。
一見すると溝と分かりにくいかも。
昨日は17時まで草刈りしていたので
そこから今日の9時30分までの間にはまった模様。
そんな時間にどういうつもりだろう?
暗い時間なら溝がさぞ見にくかろうねー。
草地の外側の通路に
不法投棄ポイントがあって、
ゴミだらけなのですよ。
で、この車の中をのぞいたら、
家具(イス?)っぽいものを満載。
草地に侵入している時間は
かなり怪しい時間帯・・・。
こやつ・・・まさか・・・。
状況が指し示す考察は・・・。
こちらの事務に連絡しておいたら
警察を呼ぶか検討しておりました。
呼んじゃえ呼んじゃえ。
少なくとも不法侵入だし。
昼前にJAFの人と一緒に運転手が現れ、
車を救助して去っていきました。
運転手によると
清掃センターに行こうとしたら
入り込んでしまったらしい。
ほほう?
17:00〜09:30の間に清掃センターですか?
へぇ〜。そうなんだ〜。
それにしても、
真面目に草刈りしておくと良いことありますね!
7/1(月) ビニル
こんばんは
引っ越し先を探してウロウロ・・・。
BUNです。
ビニルハウスヤバい。
1、温度がヤバい
ファンを回さずほっておくと
80℃まで上昇するらしい。
完全にサウナ!!
逆に熱を利用して
害虫を殺したりもするらしい。
2、薬散頻度がヤバい。
某植物では7日に1回は薬散しないと
ダニだらけになるらしい。
3、薬散時の恰好がヤバい。
全身雨合羽+ガスマスク。
誰だかわからないレベルの重装備。
ヤバさ1+2により、
ヤバい温度の中でヤバい装備で薬散することになるという・・・。
真夏でももちろん毎週1回。
『温室育ち』という言葉は
優しい環境で育ったへなちょこ君を指しますが、
『温室育ち』の陰で
これほど苦しい下支えが必要だったとは。
本気農家では
夏にはクーラーをかけて
冬には暖房をかけるらしいよ。
ビニルハウスだけには手を出さぬと誓うBUNであった。
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