日々是冒険

2013年6月
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6/15(土) おもてなす

こんばんは
『畑』で夜にトラツグミが鳴いていた。
まぁ、あの場所なら当然ですな。
BUNです。

山の『畑』に
WACOPIANと某花ちゃんがやってきた!



全力を持っておもてなす!
昨冬に解体したシカ肉と農場野菜でBBQ。

農場野菜のクオリティの高さときたら。

特にトマトなんかは
スーパーで売っているのを買えなくなりますな。



シカ肉は好評。
ちょっと硬いのは愛嬌だ。気にするな。

これでシカ肉使い切ったと思ったら、
冷凍庫にまだあったわ。
次回もシカ肉ね。



そして昨日切断してしまったキジ・・・。
せっかくなのでキジご飯にすることにした。

殺してしまった以上食べるしかない。
それが一番の供養である!!

切ってしまった場所が
たまたま首で良い感じに血抜きできているうえ、
死後15分ほどで冷凍庫へ入れることができました。

締め方としては理想的な感じです。

死後できるだけ早く血を抜くことと、
体温を下げることが要点です。




真面目に作ったキジご飯・・・
はたして反応は・・・。

おかわりまでしてくれた!

炊飯器は空っぽに!

それが一番うれしいよ。

余った肉で
照り焼きも作りました。

少々堅いけど
鶏の味がする実によいお肉です。



お酒を瓶2本空けるとはな・・・。
久しぶりに大酒飲んだ。

朝、気が付いた時の
死屍累々な状況ときたら。

昔この景色見たことある。






最後に、
今回の流行ワードで締めたいと思います。



『・・・黙れ』



ハンサムゥゥゥ!!


6/14(金) キジ

こんばんは
種まいて水をやると、
24時間以内に芽が出るんですな・・・。
(*某イネ科植物)
BUNです。

木曜の夕方に水をかけた植木鉢から、
今日の夕方には一つだけ芽を確認。
まじか・・・。




下刈機で牧草地を掃除刈りしていたら、
鈍い感触・・・。

キジを切ってしまった。

完全に致命傷。

草むらに作った巣で抱卵中のメスでした。
こういう事故がよくあるのですよ・・・。
田んぼのあぜ道などでも・・・。




抱卵中のキジって
本当にぎりぎりまで・・・どころか、全く避けません。

BUNが切ってしまう直前の下刈機一振りは、
キジの眼前を通過しているはずなのに、
それでも逃げないとは・・・。

時々、ロールベールから
キジの部品が出てくることも・・・。

とにかく避けない。息をひそめてひたすら隠れるのが
キジの戦略なのですね・・・。




申し訳ないとは思いつつ、
我々がこうして草を刈りまくっているので
この牧草地環境は維持されております。

数個体の犠牲により
広大な草地(=好適な生息地)が維持されている・・・。

すまぬ・・・許してくれ・・・。


6/12(水) 芽胞

こんばんは
今季一度目の『熱疲労』・・・。
汗をかきすぎて力が出ない状態に。
BUNです。

なんだこの台風、
暑さは連れてくるわ、
雨は降らさないわ。

この!役立たず!!
(*なじることで報復の大雨を期待)

本当に雨が欲しいんです・・・。




死ぬほど苦い謎の草、
というか正体は木だった、『センダン』。

放牧地に生えているのに
ヤギが一切食べないので
なんだろうと思っていた。

とにかく苦さが異常。
こんな苦い植物初めてです。


『アメリカセンダングサ』によく似ているので
間違えちったよ。
センダンに似ている草なのでセンダングサらしい。

そのうち木になるのか・・・
まぁ、刈り倒しておこうか。





圧力鍋で加圧状態にしておけば
夏の昼間放置しておいても
食中毒は大丈夫・・・
・・・なんて考えていた時期がありました・・・。

ダメなんね・・・。

『芽胞』状態で熱に耐え、
放置中に増える食中毒の菌がいるそうな。
しかも嫌気性。

加圧状態のままの圧力鍋の中なんて
(この菌にとって)最高じゃないですかー!!

シャレにならんことをしていた。


圧力鍋放置作戦はもうやめよう。

下界の夏は食中毒天国なので
食事は作って即食べる形式か、
粗熱が取れたら冷蔵にする形式にしていこう。


以上、試してガッテンより。


6/11(火) ヤギだね

こんばんは
『城ヶ山を愛する会』サイトで
おもしろい記事が(6月10日分)。

BUNです。

負傷カモシカ!!

ここまで鮮明に写真を撮らせてもらえるとは・・・。
よっぽどのダメージを負っているぞ・・・。

写真でわかる負傷箇所は
蹄の剥離一つだけに見えますが、
ひょっとすると内部的にも
何かダメージを受けているかも。

すでに轢かれた・・・?

蹄だけなら
基本的には人間の爪と同じなので再生しますが、
他は大丈夫だろうか・・・。

それにしてもここまでばっちりの野生カモシカの写真には
なかなかお目にかかれない。

あと、どうでもいいけど
見れば見るほどヤギだね。



6/10(月) 替え刃

こんばんは
先週金曜日の午後に
農場でジュウイチが鳴いていた。
BUNです。

けっこう珍しいので
書いておかねばならんね・・・。


トラクターのロータリーの刃を交換した。
コツをつかめば案外簡単じゃないか。

ボルト120個も回さねばならんのが
少々手間だけど、
慣れれば4〜5時間の作業ですな。


めちゃくちゃ減って
使い物にならなくなった古い刃・・・
重くて硬い・・・
いい鋼を使っているような気がする。

加工して砥いだら
けっこういい刃物に化けるんじゃないのか!?

材は安心の国産純正品だしね!




下刈機のダメになった替え刃を加工して
包丁にしている人もいると聞く。

あれもモノによってはいい鋼を使っていて、
良い包丁になるらしい。




ロータリーの刃のほうが
はるかに肉厚です。

い〜い感じの皮なめしナイフが出来上がりそうな予感。


今度叩いてまっすぐにしてから
サンダーで一気に砥ぎあげてみよう・・・。

失敗しても
ダメになった刃は54枚もあるでね。



6/9(日) 解剖教室3

こんばんは
雨不足で植物が軒並みキツイ・・・。
BUNです。

金曜日にちょっと夕立があったけど、
全然足りてないな。

今週の予報では天気が悪そうなので期待。




先日外れるようになった
携帯電話のとれたらアカン蓋を紛失・・・。

牛飼い中にどっかいった・・・。

基盤むき出しの『防水携帯』
ってどうなのよ。

9月で丸四年か・・・。
万歩計機能も振り切ってるし
買い換えようかなぁ。





解剖教室第三弾。
皮の最後の削り〜板への打ち付けまで。


梅雨のモノが腐りやすいという
皮なめしには悪い時期なので
あれこれ神経使います。

自分の毛皮ならこの時期にはやらんね。


みんな仕事が丁寧で
初めてでこの出来とは恐れ入る。

10年はもつ標本になると思うよ。

100年もつかは知らぬ。



みんなで喋りながら
皮を削りました。

そうそう、こんな感じでやると気が楽なのよ。

一人黙々と削ることの大変さときたら・・・。



ふと気が付いたけど、
今の学部生くらいの年齢が、
滋賀にいた当時にバイトしていた塾の生徒と
同じくらいとは・・・。

あの時小学生だった子が
もう二十歳になるのか。
すごいな・・・。




解剖教室は
これにて解剖一式、一連の流れが完了。

今後はどういう方向へ
データ採りを発展させていくかを
考えにゃいかんですな。


学生の中から一人でも良いので、
今回のデータで卒論を書いてくれて、
学会発表まで行ってくれると良い感じ。

BUN的に1ネタあるけど、
さてさて自分でやろうか、学生に任せてみようか?


6/8(土) 4

こんばんは
あのキモイ植物はビロードモウズイカ!
BUNです。

日本の景観には似つかわしくないな。





恵那の二ッ森山に登ってきました。

去年の登山修行第一弾の
第一山『笠置山』のお隣にある、
頭が二つの双耳峰です。

遠くからでも形がわかりやすい。


登山口を間違えて
林道のかなり奥まで車で入り込んでしまった・・・。
7合目から登り始めることができるとは。

切越峠からの尾根歩きにすればよかった。


ナラ系の樹が多い非常に良い森で、
ベニドウダンなどのツツジ系が花を咲かせていてきれいでした。
樹種がすごく多様。

紅葉の時期にも相当なことになるぞ。



ノウサギ、ヤマドリに出会ったほか、
『茂みガサガサ』にも出くわす。

サイズ的にクマではなく
もっと小型の何かだと思うのですが、
去年クマに出くわしているだけに緊張したわ・・・。



道がかなりよく整備されていて
どうとでも歩けそうなので
ぼさっとしていると迷いやすそう・・・。

地味に危ないタイプの低山と感じた。

気を付けていないと
来たのと違う登山口に出そうです。




双耳峰の
どちらの峰に出ても景色が良好。

今日も良い山でした。




でも帰りに入ったかんぽの宿恵那の温泉はアカン・・・。

露天風呂から恵那峡を見れるのを期待して入ったのに
何にも見えないじゃないですかぁ!!



6/5(水) あかない

こんばんは
皮なめしようナイフをネットで物色・・・
BUNです。

皮の削りに技術革新なくして
製造速度は上がらない。
うーむ・・・
どのナイフだと早く削れるんだろう?





夕方、放牧中の牛が脱走しそうな勢いとの報せを聞き
現場へ急行。

なぁに、慌てることはない。

ほほいと柵を修理完了。
これで出れまい。
今週いっぱいはその草地で我慢してもらうぞ。
草あるじゃん。

こっちの牛はやけにインドア派だなぁ。
なぜ牛舎へ帰りたがるか。



すっきり気分で事務所棟へ戻ると、
え?あれ?およ?

締め出された!!

みんな帰っちゃってるよ!
しっかり戸締りされちゃってるよ!

ひでえや!
『出席マグネット』ではまだ『BUNはいる』ことになっているのに。


まずいぞ・・・
庁舎の鍵も、車の鍵、財布なども
全部閉じ込められた。


帰れないよ・・・。

庁舎周りをうろうろして
鍵の開いている扉や窓を探すも、無し。

く、セキュリティは完璧だ。



右往左往していると
ちょうど実験で牛舎を行き来する学生が
多い日だったので、
なんとか庁舎侵入に成功。

危ない危ない・・・。


人通りの少ない日だったら
どうすりゃいいんだ状態であった。


6/4(火) 夏の花

こんばんは
アマリリスが咲いているが・・・
なんか毒々しい。
BUNです。

花に指を突っ込むと喰われそうな雰囲気。

アマリリスってヒガンバナの仲間だったんだ。
見た目だけじゃなくて
本当に毒がある模様。

民謡『アマリリス』の軽快なイメージとは
だいぶかけ離れているような・・・。


こっちに咲いているのはタチアオイかな?
アオイの仲間は夏の花。

カシワバアジサイも咲いていて、
夏の花が元気って感じです。




気温が上がってきて少々暑いですが、
慣れるものですな。

梅雨の時期って結構涼しい場面もあったのですな。


ここ何年も、
この時期に試合のために山から下りてくると、
試合がキッツイキッツイ。

あまりいい結果が残せず、
梅雨明け後の試合のほうが、
良い結果を出せていた感じです。

下界に慣れてしまえば
この時期に試合しても
特に問題なさそう。

なんだ、こんなものか。



『山』の時は、
この時期の試合に備え
汗腺を目覚めさせておくため
サウナに行ったりしてました。

日常で汗腺ばっちり。
おかげですごい汗でうんざりだ!

とはいえまだ6月・・・
牙をむくのは梅雨明けからだぞ・・・。


6/3(月) 小豆

こんばんは
晴れが続きすぎ・・・。
BUNです。

梅雨じゃないのか。
農作業の計画は順調に進むので助かるのですが、
雨が降らねば草は伸びない。
これは困る。

だがまだ慌てるような時間じゃない・・・。

『平年』なら梅雨入りは今頃だから・・・
『今年の梅雨はまだ来てないんだ』って考えるんだ・・・。

なんか余裕出た。




畑のプロに
小豆の栽培方法を習った。


大豆は芽を出してから子葉とやらが伸びるときに、
豆自体が地表に出てしまうので、
鳥対策をしないと
食べられてしまうそうな。

対して小豆は、
子葉がなく本葉が最初から出るので、
豆自体はずっと地中。

鳥対策が必要ないらしい。


さすがはプロ・・・。
ネット情報とはレベルが違う。


他にも撒き方を習った。
直播でも良いみたい。

一か所に3粒ずつくらいアズキを撒いて
元気のいい2本くらいを残していく作戦を勧められた。

2本残すのか。
ギューギューしないのだろうか。
驚いた。

この作戦なら
畑をマルチングしてもよさそうですな。

矮小なる我が畑なれど
気分だけはプロ農家。

とことんやってみよう。
以上、本日の学習成果。


6/2(日) 解剖教室2回目

こんばんは
クチナシの花からいい香り。
BUNです。

今週も解剖教室。
なんだ、今日は男ばっかりか。


しかし今日のメニューには
ペニスボーンが含まれる。

ちょうどいい、
ペニス関連の解剖学知識を
無制限で喋ってきた。

ヒトとその他哺乳類のペニスの違いなどなど・・・。
骨のないヒトのペニスが『骨折』する理由なども。

この動物のペニスのこの部分が
ヒトで『骨折』する部分である。
心して解剖するように。

男衆大喜び。

やりたい放題である。




ペニスばっかりじゃないぞ。

ちゃんと内臓系で
普通の解剖実習的なお話も。

しかしこれは取り扱い動物一種類だけでは
あまり面白くありませんな。

解剖の面白さは、
種間で比較してこそ。

とりあえず臓器の名前と位置、
機能だけの解説になってしまった。

次回、比較解剖をできるので、
そこまで何人ついてきてくれるだろうか?




今日は臭いで気持ち悪くなって
一人途中リタイア。

慣れるまで耐えろ。





ペニスを連呼する三十路一発目の記事でした。

若者のみんな!
ペニスを連呼する大人になるんじゃないぞ!



6/1(土) 畑日誌

こんばんは
山のBUN畑の前にあるバラが咲いたよ。
BUNです。

今日は畑に堆肥を撒いた。

10aに年3tで地力増進できるという。
1a=100uに300kgで
1uに3sということになる。


BUN畑、
悲しいかな面積を測ったら6u。
必要堆肥は18sですな・・・。

使っていい地面だけはあと40uくらいあるけど、
投入できる資材がもうない。



渾身の6uにしっかり堆肥を投入して
耕して作業完了。
いよいよ来週作付じゃ。

雑草防除が面倒なので
マルチングしてみよ。



使い物にならない40uについては
下刈機を振り回して
生えているものすべて刈り取ってやった。

例の498円の刃、
とりあえずいけるじゃないか。
あとは耐久力がどうかですな。

これで梅雨明けまでは見苦しくなく乗り切れるだろう。



ここまではだいたい計画通り。

経験のある領域だからね。



種を蒔いてから先は、
初めての植物なので未知の領域へ突入。
ドキドキ・・・。