日々是冒険
6月前半
6/15(日) おおさまのみみは こんばんは コイツが大敵。 BUNです。 ウコッケイの小屋を 高床化+網床化したら 鳴き声の音漏れが小さくなった。 これは結構いい感じ。 たぶんだけど、 床下の土に音が吸収されているのでは。 これまで木の床に跳ね返っていた分の音が、 地面へと消えると予想。 ということでさらに改良。 小屋の床下に大穴掘ってみました。 日ごろ、庭に生ごみを捨てる穴を掘っていると、 穴の中から反響音が無いのです。 穴って・・・いや、土って音を吸収する気がする。 これをヒントに。 真下へ広がる音は 消えてくれることを期待しつつ。 王様の秘密を叫ぶ場所も穴だしな。 ついでに穴の中にワラと落ち葉を少々入れてみた。 吸音もだけど 糞分解用に。 糞が穴に落ちるから 小屋掃除が楽になって一石二鳥。 穴に米ぬか菌床を 放り込んでおけば完璧か。 落ちた糞は即座に分解されます。 たまってきたら掻き出して肥料にすればOK。 あとは・・・ 穴に水がたまらないように 屋根を少々強化すれば良いな。 屋根をレトロな感じにしたい。 センスが問われますな・・・。 6/14(土) 小屋 こんばんは 地震で家の外に飛び出して トラックに轢かれて死亡とは・・・。 緊急時に慌てると怖ろしいですな。 BUNです。 ウコッケイの小屋を改良。 市販の犬小屋をそのまま使っていたけど、 鳥の性質に合っていない。 梅雨と言うことで、 まずは小屋の足の下にレンガを置いて 高床式に。 風通しが良くなるであろう。 次に最大の問題点であった、 床板を何とかする。 普通の木の板なので、 小屋の中に糞がたまってしまいます。 不衛生。 ニワトリは網の上で飼える。 床を網に交換しました。 100円均一で網探し。 寸法、強度ともにバッチリの良い網があったのだけど・・・ 焼き網。 夜、くうが小屋で寝ているときに 下から炙れば焼き鳥だーーーーーー!! さすが食用予定だった鶏・・・。 不憫ですわ・・・。 本当は小屋を地面から50cmくらい浮かせて、 本格的高床にしたかった。 先輩に見せてもらった東南アジアでの ニワトリ小屋を目指したい。 それはありあわせのボロい木で造られているのだけど、 ボロさがすばらしい。 屋根に甲子園みたいに植物が生えていたり、 植木鉢が置いてあったり。 ところどころにブリキっぽい板が張られているのもすばらしい。 2階建てになっているものもあります。 2階は寝る部屋です。 本来ニワトリは、夜には木の上で寝ます。 高い場所好き。 鶏に快適かつ Japanese わびさび漂う小屋に仕立てたいもんです。 6/13(金) キネシス こんばんは からっと晴れるのはありがたいが、 このまま天気予報どおりに晴れると ちょっと水がやばくないかい? BUNです。 梅雨よ・・・。 設楽ダム建設反対派なので、 しばらくは渇水になってもらっては困るのです。 車のウォッシャー液がやばい。 やけに飛ぶ。 上右左に液が出ますが、 右方向の飛びがよすぎる。 フロントガラスをはみ出て 外まで飛んでいく。 隣の車のフロントガラスをきれいにしてしまう。 む、無意味! 穴がちょっと詰まって 圧力が上昇してるのかな。 洗わねば。 鳥の嘴って 下顎しか動かないように見えますが・・・、 上顎も動くらしいです。 上顎(上の嘴)と頭蓋骨とのつなぎ目は キネシスと呼ばれ、 可動らしいです。 骨を見ると確かにこの部位は 骨が薄くもろい感じです。 でも本当に動くのか? ニワトリを見ていてもわからん・・・。 ふと家のオカメインコを見ていると 明らかに上顎とおでこ間の角度が変わる!! 「チャウチャウチャウ」と 妙な鳴き声をしたり、 「クチュクチュ」となにやらつぶやいて(?)いるときに どう見ても上の嘴が動いています。 すげー、動くんだ〜。 インコのほうがニワトリよりも嘴が下向きなのと、 口の動きが頻繁なので 観察しやすかったです。 ちなみに、なんでこんなシステムかというと、 上も動いたほうが嘴をすばやく動かせるため、らしいです。 6/12(木) 小発見 こんばんは インディ見たいかも・・・。 BUNです。 CMのハリソンフォードの走り方が 明らかに若くないのが気がかりではあるが。 アヒルは周年換羽です。 一年中少しずつ羽が生え変わります。 (多い時期少ない時期はあります) 羽は微生物による分解に強いので 落ちていればしばらく消えません。 なのに、アヒルの庭には ペチの羽が、全くと言って良いほど無い。 ここで母が面白いことを発見した。 言われてみればそうなんだけど 見落としていたなぁ。 スズメが抜けた羽を拾って持っていっていました。 巣材か! 餌泥棒しかしないと思ったら、 ちゃんと働いてくれてるじゃないか。 掃除の手間が省けて助かる。 ハトもうろついていることがあるので ペチの羽はハトの巣にもなっているかも。 もう一つ。 昨夜、骨部屋からの帰り、 真っ暗な道を歩いていると ぐにゃりと、なんか踏んだ。 ヒキガエル! 危ない危ない。 体重かける前に体ごと飛んで避けたので 踏み潰さずに清んだ。 さっきこの辺りで歩いているのを見かけたので 踏んだ瞬間頭をよぎって避けられた。 このカエル、 昼間はちょっと離れた小屋の横にある 木の板の下にいます。 結構遠くまで出かけるのだなぁ。 確認してみると板の下には不在。 やはりやつか。 でも今朝見たらいた。 ちゃんと板の下に。 すごい・・・カエルに巣(?)の概念があったとは。 行き当たりばったりで寝泊りしているのではないのだなぁ。 思ったより賢い。 6/11(水) やられた こんばんは フリーザーあさっていたら 超貴重ニワトリ『D(仮)』を発見した。 BUNです。 2年前に作った台帳によると これはブラウンレグホンとされている・・・。 間違ってるよよよ。 気づいてよかった。 まさかこんなものが眠っていたとは。 やられた。 昨夜、家のツバメが警戒音を出したので見てみると 巣にアオダイショウが来ていた。 あわてて取り除いたけど、 すでに何か食べてしまっている。 ヒナか・・・。 先週はハトの巣が襲われたし ヘビの活動が盛んです。 今回のは先週のとは別個体。 巣立ち寸前のハトを喰うようなやつなので 相当大きかったらしいです。 (BUNはみていない) 頭にきて潰してやろうかと思いましたが、 コイツはコイツの自然を行っただけだ・・・。 悪くない・・・。 コイツを殺すのはお門違い。 それではコイツが食ったツバメにも申し訳ない。 かといって ツバメの巣はまだあるので こんなやつを近所には放せない。 たぶん餌付く。 我がエゴにより、 雑木林に追放処分としました。 あそこなら ネズミもいるし、 ここのアオダイショウが ネズミを食べているのも確認されている。 直接関係ないけど キノコもわんさか生えてくるので 悪い環境ではなかろう。 ネズミ退治に活躍してくれ。 あそこのネズミどもときたら・・・。 入れ物に閉じ込めていたら ストレスで食べたものを吐きました。 ツバメのヒナ2羽か。 ツバメのクラッチはもうちょっと大きいはず。 まだ無事な雛か卵があることを願う・・・。 朝になったら 吐いたものをもう一回飲んでました。 2度おいしいやつめ。 さて、 あと当面の問題は ハトを喰ったあの大物アオダイショウか。 あのサイズは捕まえるのに 根性要るなぁ・・・。 6/10(火) ぎゃあ こんばんは 粉コーヒーってお茶みたいに 2回目抽出できるのかやってみたが、 色水しかでないねぇ。 BUNです。 祖父が新聞一面の 秋葉原通り魔事件を見て一言。 「おそぎゃぁなぁ。 キチぎゃぁでゃにゃーきゃー。」 共通語で書くと 『怖ろしいなぁ。 キ●ガイじゃないか。』 です。 稀に見る4音続けての名古屋音便(*)!! *こんな用語無い 朝から感動した。 ツボってこの話、人に話しまくりです。 どえりゃあもん朝から聞いたでかんわぁ。 (すごいものを朝から聞いてしまいたまりません。) 余談ですが 名古屋弁の『ぎゃぁ』とかの『ぁ』の発音は 英語の発音記号<ae(←これで一文字のやつ)>と 同じ音らしいです。 (animalとかcatのaの音) これで冒頭の文を発音してみてください。 「おそぎゃぁなぁ。 キチぎゃぁでゃにゃーきゃー。」 ・・・!それっぽく聞こえる・・・! やや早口に言うのがコツですな。 BUNでは ここまでの名古屋弁を使いこなすには若すぎる・・・。 さすが我が祖父。 年季が違う。 滋賀にいたとき、 大阪でも真の関西弁を話せる人が減っているというのを テレビで見たけど、 愛知名古屋弁も同様だと思う。 若い人はあんなにコッテリ話せない。 しかし祖父でも 『えびふりゃぁ』とは決して言いません。 近所にコテコテ名古屋弁使いが多数生息していますが、 それでもなお 『えびふりゃぁ』なんて聞いたことが無い。 愛知県といっても広いので どこの名古屋だと言うのやら。 6/9(月) しびびびび こんばんは ・・・通り魔の使ったナイフを法で規制しても ほぼ無意味な気がするのだが・・・。 BUNです。 調理用包丁でも まったく同じことが出来ちゃうだろう。 そうなったら包丁も規制するのか。 もっと根本的な解決・・・ 今回の秋葉原の事件だと 派遣システムとかだろうか。 正すべきは他にある気がする。 水入れの水を交換して、 育雛機内に戻そうとしていると あれれれ〜? 右腕の肘から先がビリビリするぅ!? びびびび。 左手に水入れ。 右手に育雛機の扉。 んー、疲れてんのかな? まれに微かに痺れを感じることはあったけど、 ここまで強烈なのは初めてです。 なんというか・・・? 左手も痺れてる・・・!? これ・・・痛えええええ!! とっさに手を引いたら 痺れが治まった。 ・・・感電していた。 左手が育雛機のヒーターに触れていた模様。 古いからなぁ・・・ 漏電する場所があるらしい。 数秒間感電していたが どういうわけか無事で済んだ。 それにしてもこの感電した感覚、 昔、銭湯(実家)で入った電気風呂を思い出す。 まさにあんな感じの痺れ具合。 懐かしい感覚を味わった。 6/8(日) ねぐほん こんばんは なぜか・・・ この時間になっても家に誰もいない・・・? みんなどこへ出かけた・・・? BUNです。 ・・・! いとこの結婚式か。 おめでたい。 ナヌ? 大学祭で食中毒じゃと!? クレープ食べたら 食中毒になったらしい。 昨日の6時半ごろか・・・ そのころBUNは・・・ 鶏舎でネグホン(駆虫薬)撒いてました。 餌やってたかな? どっちでもいいや。 う〜ん・・・ダニがね。 クレープ屋にもネグホンぶっかけてやればよかったかな? ネグホン効くよ〜。 解体済みのニワトリに ネグホンかけておいたら、 それに止まったハエが次々死んでいく。 面白いから放置したら 少なくとも一週間は効果が持続しました。 この薬、これでも経口投与可能なのです。 (家畜家禽の)回虫、線虫等の虫下しになります。 くっ・・・やはり・・・。 俺がクレープにネグホンかけなかったばかりに・・・。 で、学校祭全面中止に。 『全面』です。 お笑いライブとやらも中止に。 グッバイますだおかだ。 入院している人がいる傍ら、 どんちゃん騒ぎは不謹慎という判断でしょうな。 クレープ屋は4軒(?)あって、 仕入れは実行委員会の一元管理らしい。 (それなんていう癒ちゃk) 即ち、クレープ屋4軒全部『黒』かも・・・と言う噂。 帰るころ、 理学部前の薄暗いところで 謎の集団が輪になって体操座り・・・。 ううう・・・あの隣同士べったりくっついている タイプの集団見るとぞっとする。 その距離きつくない?? 無理やり仲良くしてない?? みんなうつむき加減でお葬式ムード。 実行委員かクレープ屋出したところかな。 悲惨だ。 BUNはニワトリの衛生管理を行き届かせるので 精一杯だからサイナラです。 6/7(土) 県選手権名古屋支部予選 こんばんは 試合です。 BUNです。 練習不足なので パワーを捨て、技術に徹しました。 リラックス。 冬から練習してきた 『踏み切り前3歩の加速』が うまく機能してくれたです。 ただのスキップにしか見えないあの練習です。 6m26 6m17 6m40(+1.7) 13位くらい(/126人)。 でした。 予選通過ラインは6m54。 そこそこ高いな。 前回に続いて 3本目がベスト記録。 調節しながら戦えるようになりました。 1本目は慎重に。 2本目は勝負に。 3本目は挑戦に。 ・・・ぶっちゃけ これまで3本目はほとんど策なし。 経験的に2本目、5本目で記録が出るので、 3本目は何も考えずに突っ込んでおりました。 前回、今回と 1、2本目を省みて、 修正した3本目を跳べました。 記録はイマイチですが、 この3本目、技術的には自己ベスト級です。 限りなく計算どおり。 よって、負けたけどちょっとご機嫌。 ただ、まとまっていただけに、 予選落ち確定時は あちこち頭をぶつけたくなるほど悔しかったです。 ぎぎぎぎ・・・。 今日の2本目、ちょっと力んでいたので、 落ち着いて修正。 これまでだったら 『3本目はもっとパワー。 もっとスピード!!』 といって、力んでましたな。 記録出んし。 パワーに頼らない分、 体力消費が少ないのは感じていましたが、 疲労による集中力の低下も少な目っぽいです。 126人も出場していたので 3本跳ぶのに2時間半かかる 長丁場でしたが、 最後まで集中できていた気がします。 今回の記録は『技』と『心』からなる、 これまでと一味違う、意味ある一歩だと思います。 でも。 やっぱりもっと『体(=パワー)』要るよ。 パワーです。パワー。 この種目で勝つためには どうしても爆発力が必要と感じました。 助走が遅すぎます。 より速い助走と 今回の技術の擦り合わせが必要です。 『踏み切り前3歩』がわかってきたので あとはもっと速く突っ込むだけ。 技量だけではダメ。 パワーだけでもダメ。 どういう練習したら良いか見えてきた。 6/6(金) 雛 こんばんは 0時回ると眠くていけません。 BUNです。 地下鉄にドラゴンズトレインなるものが走っています。 中日ドラゴンズの選手等の写真に ラッピングされた電車です。 帰りにぼさっと乗っていると 車内アナウンスで 『中日ドラゴンズの荒木です』 すげー。 野球選手のアナウンスが流れるんだ。 (もちろん録音) やるな、ドラゴンズトレイン。 ニワトリが卵から孵ったら、 まずは翼帯をつけます。 小さいのでひとまず脚に巻いておきます。 このとき、ヘタに巻くと 脚がねじれて折れたり、 足環が抜ける、もしくはきつくて脚が壊死したり・・・。 小さなことですが難しい。 大分慣れたのでサクサク巻ける様になりました。 不器用だが 習熟すれば細かな技も可能ッ! つぎ。 ワクチン打たなくてはいけません。 本当は卵内接種、もしくは 生後羽の乾く前に行います。 今回は生後個体に注射器で打ちます。 皮下注射っと・・・。 抗生物質は筋肉注射だったな。 注射器の使い方には大分慣れたので、 あとは打ち込む場所を覚えれば。 小さな雛を 怪我させないように持つ力加減もOK。 少しずつ鶏を飼える技術が身についてきましたわ。 6/4(水) 丸呑み こんばんは 標本リスト数えてみたら 製作中も含めると 全カテゴリあわせて300個体越えていた。 BUNです。 庭の木にハトが巣を作っています。 子育てをしているようだったのですが、 雛がヘビに飲まれました。 現場を見ていないので、 写真を見せてもらうと アオダイショウです。 雛を絞め殺した後、 頭から丸呑み。 庭の木からぶら〜んと垂れ下がったまま 延々もごもごと飲み込んでいたそうです。 数時間かけて巣立ち直前の 結構大きくなった雛を食べてしまいました。 写真を見るとすごいですな。 口のところががばーっと大きくなっています。 雛のほうが体よりも明らかにでかいやん。 これが二重関節になっている ヘビのアゴか・・・。 うちにはツバメの巣もあります。 今回襲われた木から 屋根へ伝えば ツバメの巣も狙えるんだよね・・・。 このヘビどうしよう。 捕獲してどこかに捨てるかなぁ。 ただ、最近ネズミも出るので 対ネズミで活躍してもらいたい気がしないでもない。 6/3(火) 山 こんばんは 久しぶりに平日に山に来た。 BUNです。 いや〜 雨の山。改めて良いですな。 遠くの山に雲がかかる景色がたまりません。 静かな夜、聞こえるはカエルの合唱。 ふぅ。 やはり気が休まる。 山農場においてある標本を回収しました。 あまり山にこれないので 大学本体に移します。 前々から少しずつ準備をしていたので 半日で結構はかどりました。 何とか90%程度回収完了です。 残りの10%は未完成標本。 まぁこいつらはマッタリ作っていけば いいかなという感じです。 やはり平日は大学本体、 土日は山という生活には無理がある。 大学本体の骨部屋を整備したおかげで 本体の骨生産能力が なんと山農場を越えています。 『魔界』の力をフル活用。 もう山に来る必要は 合理的に考えると、無い。 しか〜し! 山農場が好きだ。 山農場付近の人々が好きだ! だから来る。 でも山は息抜きの場に。 もうこっちではがつがつ仕事しない。 まったりまったりと骨いじりをする場とする。 今日が山農場でがつがつ仕事する最後の日。 6/2(月) 翼竜2 こんばんは 誕生日なんだけど、 後輩からCHICKENと書かれた ボクサーパンツをもらった・・・。 BUNです。 この なんだか身に覚えが・・・ いやいや、あるわけ無いさ某まちゃ君。 ところで例のヒモパンが なぜか自分の引き出しから出てきた。 アレ?アレ? ナンデカナ? まちゃくんに押し付けたハズナノニ?? 引越し荷物に仕込んだやつ誰だ。 翼竜の羽の件。 『羽ばたく』と書いたけど、 翼竜は羽ばたかないと思う。 きっと滑空ばかりです。 間違いもうひとつ。 昨日鎖骨だと書いていたのは 烏口骨でした。 鳥と違って翼竜の烏口骨は真横を向いているので ついつい鎖骨と思ってしまった。 モグラのも鎖骨と思ったら 烏口骨なのか・・・。 哺乳類で烏口骨持ちは珍しいです。 食虫目・・・ さすが比較的原始的な哺乳類といわれるだけのことはある。 翼竜の烏口骨は、 哺乳類の鎖骨のような形の烏口骨です。 形が近いものは機能も近いので・・・ @胸骨→羽ばたき用の筋がつく。 A烏口骨→腕を支持する筋、 複雑な動きを可能にする筋がつくとみられる。 かと。 Aは鳥だと全然違うので注意。 翼竜は骨から察するに、 @は貧弱。Aはかなり発達。 ということは、滑空型だと思う。 WACO氏の言うとおり。 鳥で滑空するタイプの ミズナギドリ等の骨を見ても、 @が翼竜のそれよりもはるかに発達している。 Aは翼竜のそれのほうが激しいのだけど。 滑空することの多いタイプの鳥以上に 翼竜は滑空専門な形だと思います。 しかしAが激しい。 Aは横に脚の出た爬虫類で発達している。 あと、形が良く似た 哺乳類の鎖骨は 複雑な腕の動きをするもので発達している。 翼竜は手足全て使って 地面をはっていたという復元があったけど、 たぶんこのあたりから考えたのでは。 手をうまく動かせるのと、 翼から爪が出ているので、 木登りもしていたのではないかと妄想しています。 ミズナギドリが木登りしてから 飛び降りることで飛び始めていたので。 鳥もコウモリでは腕だけに注目すれば、 鳥は掌まで+羽で羽ばたくのに対し、 コウモリは長い指(の間の皮膜)で羽ばたく。 ここからすでにシステムが異なる。 たぶん翼の動き方も 違っていると思います。 モモンガは膜広げているだけでしょうな。 飛んでいる間、細かく腕を動かすはずなので 鎖骨もあるんじゃないかと思っています。 ・・・が、モモンガ、ムササビ(の死体)は なかなか手に入りませんなぁ。 やっぱり腕肩まわり(=肩帯)面白いなぁ。 生きていくための戦略の機能が集まっていて 多様でもあるし、 収斂していて似通っている場合もあるし。 6/1(日) 翼竜展 こんばんは hamaちゃん&ウキン氏と飲み会〜。 疲れ気味なので酔いの回りが速い・・・。 BUNです。 名古屋市科学館の翼竜展を見てきました。 翼竜の全身骨格がいくつも展示されていて良い感じです。 鳥の様で・・・鳥でない。 かなり違うな。 なんだこの ごっつい・・・。 まるでモグラのようです。 腕肩周りがモグラに似ている様に見える。 各骨の比率も、形も違っていますが、 モグラが思い浮かぶ・・・。 モグラが地面を掘る動きよろしく、 かくように羽ばたくのだろうか。 胸骨も鳥とはかけ離れた形。 ・・・ひょっとして・・・ 翼竜が飛ぶのに使う筋そのものが鳥とは違うのかも。 第4指が異様に伸びている点も、 翼の形の点も、 鳥とは違う。 家に帰って分類を調べてみたら いわゆる恐竜は竜盤目と鳥盤目だけど 翼竜は翼竜目らしい。 分類からして恐竜ですらないじゃないか。 鳥は竜盤目に入るので 翼竜は鳥とも当然違う。 『翼で空を飛ぶ』 この点以外の共通項は認められんな。 うむ、どう判断しても翼竜は鳥じゃないな。 形が似ているのは収斂でしょうな。 前の恐竜展で見た 地上性の肉食恐竜のほうが よっぽど鳥っぽい。 |