日々是冒険
3月後半
3/31(月) てこ こんばんは 鶏舎の掃除後に 頭を叩くと煙が出るな・・・。 BUNです。 カメの骨格標本を作るときには、 腹甲と背甲との間をノコギリで無理やり切断してから、 手足頭尾を背甲から取り外しています。 しかし試しに甲羅を切らずに手足頭尾を外してみたら、 あれ?普通に全部外せた。 1個体は甲羅を切ってみて 骨の付き方を把握しておけば、 そこまで難しくない技です。 メスとピンセットとマイナスドライバーで 肉、脂肪、内臓と腹膜を引きずり出して、 甲羅を良く乾かせば、 甲羅標本完成。 作業が細かいため、 余り小さなカメではできませんが、 慣れればもっと小さくてもいけるはず。 甲羅を煮込むと、無数に分解してしまうので、 干すだけがベストかと。 続・カメ農園解体。 てこのすごさを思い知った。 地面に立ててある波板を抜くのが超大変。 人力ではほぼ不可能。 カメ園の柱に使われていた 一辺10cm以上ある角材で、 てこの原理を利用してみた。 すごいの。 ズボズボ抜けていく。 もう取れないものないんじゃないの!? セメントで作られたカメの池に対しても、てこ。 BUNの素手パワーでは びくとも動きませんが・・・ てこスゲー! 池が丸ごと動いた。 こういう知恵を結集したら ピラミッドもできるわなぁ 池はゴミとして捨てられないので、 現地にそのまま残っています。 (後日解体予定) 欲しい方は持っていってください。 てこでなら、できます。 3/30(日) テン こんばんは HADDY先輩と再会。 お久しぶりです。 やはり変わっていない。 BUNです。 昨日の更新を吹っ飛ばした張本人(?)は テン(イタチ科)です。 フリーザー整理のために、 凍っていた1個体を解凍、解剖しました。 自分用でなく、山農場用。 施設を使わせてもらっているので、 山農場の標本蓄積に貢献せねば。 毛皮の手触りがとんでもなく良いです。 イタチ、キツネのも良かったけど、 テンのは一つ抜きに出ている。 状態も良いので、本気発動。 総力を挙げて毛皮を取る! ・・・と思ったのが夜0時。 皮を剥いで、 本体を解体、除肉して、 そしていよいよ皮から薄皮を削り取る! イタチ科動物5個体目なので もう臭腺を破らずに解剖できます。 これで臭くない。 NHKの『ラジオ深夜便』を聞きながら、 延々と削っていきます。 ・・・と思ったけど、 この皮の感じだと刃物を当てるのは あまり具合がよろしくない。 対イノシシ皮だと鉈が良いけど、 対ヤギ皮だと鉈は能力オーバー。 動物によって皮の強さが異なるので、 それにあった削り方が必要と考えるようになりました。 今回選んだ道具は・・・『爪』。 人体最高! 爪でガリガリと。 もしくは薄膜をちょっとつまんで、 メスで小さな穴をあけ、 それを取っ掛かりにして爪で引きちぎる。 爪より硬い『歯』も使ったら もっと早いんだろうなぁ。 しかしこんなもん絶対口に入れたくない。 ラジオ深夜便が終点にたどり着く頃、 ・・・げっ、外が明るい・・・! 穴一つない、完璧な毛皮が取れました。 ここまでは過去最高の出来。 削りに関してはこの上はない。 やはり手作業が一番か・・・。 時間がかかるのが最大の難点ですな・・・。 ネイティブアメリカンでは 村の女性総出で削るみたいです。 しまったな・・・ アメリカでネイティブアメリカンに会ったときに 詳しく聞いときゃよかった。 みんなでおしゃべりしながら、 ちょっとずつやるには良い仕事だと思います。 皮が特に弱いウサギも、 こんな感じでやればうまくいくかな。 この間はメスで穴だらけにしてしまった・・・。 あとはなめし液に漬けたあと 乾かせば完成。 気温が高くて腐りやすいので 塩分濃度高めに液を作ろうか。 思うに、なめし液の ミョウバンは固定用(抜け毛防止)で、 塩化ナトリウムは防腐用ではないかと。 ミョウバンの濃度で 皮の風合いが変わるんじゃなかろうか。 もっと数を作れば この辺もつかめてくると思います。 3/28(金) もやもや こんばんは 山農場の回線が早くなっとる! すごく快適になった。 BUNです。 体感速度は 滋賀で住んでいた家レベル。 十分です。 恒温機絶好調。 温度設定も正常だし、 ハイパワー。 温まるまでの時間が結構早い。 ・・・何ワット使っているか少々不安。 blog、mixi等を見ていると 修士まできていた同輩陣が 就職で入寮、引越等 新生活に向けた活動を盛んにしております。 じわ〜っと広がるこの気持ち・・・。 忙しく手を動かしているときには わいてこないけども、 山農場の静かな夜に こみ上げるこの気持ち。不安。 覚悟して就職蹴ったけど、 そりゃやっぱり不安ですわ。 なにせ博士号取れても、 その先No Plan。 どういう選択肢があるのか、 運も絡んでくるので そのときになってみるまでわかりません。 だから今不安がっても全くの無駄なのですが、 コレを切り離せないのが 人間ってもんでしょう。 昨年の就職活動では、 結果的に『大勝』だったので、 『博士課程出てから、年齢的に不利でも 力ずくで職をつかめる!』 と、自分に言い聞かせて 強気の内定蹴り。 これは良い。 修士の研究では 自分の求めるものの 半分の答も出ていない。 博士に来る必要があった。 「卒業後どうするの?」 と聞かれても、 「さぁ?」 以上の答がない。 本当にない。 夢見がちに『大学教授』。 夢見がちに『畜産試験場職員(半公務員)』。 夢見がちに『科学捜査研究所職員(公務員)』 強い希望を持って、『一般企業』 夢見がちな3つは、募集がかからなければ 試験すら受けられません。 よって運頼み。 某業界の一般企業で働きたいのです。 自分の研究は 『鳥の正体』に向かうものですが、 『鳥をどう飼うと良いか?』には向かいません(多分)。 内定を頂いていた会社の研究所では ものすごい設備と規模で研究しています。 あそこなら多分、 BUNが自分の研究で知りたい答でなく、 もう一つのほうの答があるのではないかと。 両方知りたい。 27歳過ぎの人間を一般企業が採ってくれるかは 大疑問符。 そ、そこをなんとか。 ふう・・・ 書いてみるとちょっと頭がスッキリする。 結論 『やっぱり今考えてもしょうがない』 今向き合うべきは 目の前のニワトリたちのみよ。 3/27(木) 手術 こんばんは 日差しは暖かいけど、 風は冷たい。 こういう気候が好きです。 BUNです。 ネコの避妊手術を見せていただけました。 まずは麻酔。 腕に麻酔注射をするのですが、 血管見えん。 触って位置を確かめるらしい。 早くもプロの技。 麻酔をして剃毛の後、 気管と血管を確保。 これを『手術のABC』というらしい。 Aの気管確保は術中の嘔吐等への対策。(Air wayか?) Bの血管確保は麻酔による血圧低下を防ぐ、 点滴を入れるため。(Blood vessleか?) Cは忘れたそうです。・・・いいのか・・・!? 次に剃毛した部位を消毒します。 イソジンとエタノールでした。 人でも同じらしいです。 脈拍、血圧と呼気中の酸素、二酸化炭素濃度を モニターできるようにして、 手術準備完了です。 術式自体よりも こちらのほうに時間がかかるらしい。 道具は全てオートクレーブ滅菌済。 道具の数が非常に多く、 かつ細いです。 明らかに細かい作業向け。 どれも持っていない。 BUNが使うのってメス1本だけだよ・・・。 あっても太いピンセットがもう1つ・・・。 手洗いの後、 滅菌ガウンを着て手術開始です。 手を洗った後は その手で何も触りません。 ガウン着るのも人に助けてもらいます。 衛生レベルがとんでもなく高い。 最初にメスで切るのは 腹部の皮膚のみ。 メスの登場は意外にもここでお終い。 切った部位だけ見える、 緑色の滅菌シーツをかぶせます。 切らなかった結合組織、筋肉は 鉗子で引っ張ってから 鋏で少しずつ切り開きます。 BUNのする解体みたいに 無計画に切りまくりません。 うっかり内臓を傷つけないように。 後で縫うときにわけわからなくならないように。 開腹したら 腹腔内を鉤で探ると、 簡単に子宮が出てきました。 子宮は腎臓と繋がっており、 引っ張られると痛いらしいです。 そのため、子宮を出すと 脈拍が上昇します。 全身麻酔して意識がなくとも 体はダメージを認識するのか。 子宮〜卵巣はY字型に並んでおり、 子宮頚部で1ヶ所、 卵巣と他の臓器との間で2ヶ所を 切断し、糸で結索します。 とにかく血を出さない。 ほとんど血を見ていない。 切る前に必ず鉗子で一度抑えてから切ります。 出血しそうな部位では糸で縫います。 内臓をつなぐ薄い膜を切るときも、 先の細いモスキート鉗子で一度抑えてから切断し、 さらに鉗子を捻って止血します。 毛細血管ならば鉗子で捻っておけば 止血可能なのだそう。 毛細血管の出血にまで気を回すとは。 生きた動物を切るとは ここまでの注意を要するのか。 死体切り刻むのとはわけが違う。 ピンセットで曲針を持ち、 開いた腹部を縫っていきます。 ああ、そうか。 ピンセットで縫えばいいんだ。 自分の発想だと、 手で縫う気でいたから 難しそうな気がしたんだ。 全部で10針くらい。 腹腔内を縫う時は 将来溶ける糸で、 皮膚を縫うときだけ抜糸が必要な糸でした。 全部で1時間かからなかった。 切っている時間は20分もない。 ものすごい手際の良さです。 助手のお姉さんが ものすごく優秀で、 次に使う器具を指示がなくとも 的確に手渡していきます。 この手際の良さには目を見張った。 「ぴよりちゃんかわいい〜」 と言っているだけの かわいいお姉さんではなかった! 羊と思ったらマジ狼。 能ある鷹が爪を隠していた。 お見それいたした。 病気を手術するときよりも 去勢、避妊の方が緊張するそうです。 病気の手術ならば、 万が一があっても、 まだあきらめもつくのですが、 去勢、避妊ではそうはいきません。 健康な個体にメスを入れるので、 万が一は即ち自分の責任。 重い・・・。 術中の緊張感は すさまじいものがありました。 横で見ていても疲れるほど。 ただの解体とは次元が違う。 同じに扱うのは失礼。 これが命を預かるということか・・・。 解剖の精度を上げるヒントを得られた気がします。 これから取り組もうと思っている 筋のつき方の記録に必ず役に立ちます。 完全我流の解剖から一歩前進できるかも。 3/26(水) カメ園解体 こんばんは こっちの大学に来て、 初めて同姓の同輩ができた。 ・・・やはり話しやすい。 BUNです。 カメ小屋の解体を手伝いに。 5m×8m×2.5m(高)くらいの飼育場。 かなりしっかりとした造り。 うちの鳥小屋も これくらい頑丈に造りたい。 おかげで壊すのがそれはもう大変。 ネットを外すのも一苦労だし、 さらに木の枠が丈夫過ぎて壊れない。 いい材使ってんなぁ。 うーーーん・・・横材が外せない。 これを取らないと 柱を抜けない。 さて・・・どうしたもんか。 ここはやはりアレだろう。 押してダメ。 引いてもダメなら・・・ ぶっ叩く!! そばに鉄のフェンスの支柱転がっていた。 これで思いっきり叩いてみたら、 2撃ほどで横材がすっ飛んでいった。 き、気持ちイイ・・・! がっつーん! がっつーん! 釘止めされていた板が 面白いように吹き飛んでいきます。 鉄のカタマリはいいなー! わははは。 あとは柱を引っこ抜くだけ。 来週へ続く。 素晴らしいものを頂いた。 恒温機! 120℃まで設定できる恒温機! 古くなったやつかな。 入れた水を、設定した温度に保ってくれる機械です。 温度を一定に保てるのは 骨作りに非常に有効です。 高温がよければ ガスコンロで十分です。 しかしそれでは骨が壊れてしまう。 肉だけを効率よく外すには ただ煮ればいいというものではありません。 最近某所で流行の骨の作り方は、 水温を40℃程度に保ち、曝気です。 キンギョ用のポンプで良いかな。 好気性細菌と筋肉中の分解酵素を利用し、 肉を溶かしてしまおうという作戦です。 汚泥処理の方法と同じ。 嫌気的な腐敗ではないので、 においは抑えられ、 また、分解速度も高いらしい。 高い熱をかけないので 骨へのダメージも小さく抑えることができる。 この利点をわかってはいたのだけど、 わざわざ熱帯魚用のサーモスタットを 買うのもどうかと、 実行されずにいたのです。 失敗するかもしれないし。 この恒温機があれば 十分実行可能! 楽して良い骨ができるのを期待しております。 3/25(火) 卒業式 こんばんは 修士「農学」取得。 ごっつぁんです。 BUNです。 卒業式デース。 研究室が2階上になるだけで 特に変わりないので、 グダグダ気分です。 総代補欠であったがために、 式の一時間前に現地集合することに。 でも行ってみたら、 一切の指示なく放置される。 そうだよね。 正総代いたら、俺用済みだもんね。 リハーサル中すっげー暇〜。 1時間の放置プレイ。 本を持参していたので いい読書タイムでした。 早く行ったおかげで 前から5列目に座れた。 とても良い席に座れたので 式中、ぐっすり寝れた。 ・・・眠くて眠くて・・・。 早朝出勤させるもんだから・・・。 ホールの外にいる保護者向けに、 式がテレビ中継されていたのですが、 カメラの位置からして絶対にBUNが映っている。 首ががっくん落ちたBUNが・・・。 がんばったんだ・・・ 拍手と、一同起立には がんばってついていったんだ・・・。 話は何一つ覚えていないけど。 このために5列目に陣取ったわけでは なくもなくもなくもなくもない。 ゲ。ありがたーいお話を下さった方が、 自分の著書を全員に配るとのこと。 いらねえ・・・ □ータソークラブによくある、 『押しつげがましいありがたみ』のにおいがするぞ。 大学2年のアレ以来、 この手のにおいはダメです。 明確に嫌悪する唯一の存在じゃなかろうか。 配布著書を大量に集めて ブックオフに売り払うくらいの根性じゃないと、 克服できんな。 この感慨の欠片もない態度からわかるように、 これは一つの通過点。 明日からも戦いは続きます。 夜に先生の家で飲み会でした。 現メンバーで集まるのは これが最後になるのか。 こってり話し込んで、 またしても先生宅に宿泊になりかけた・・・。 先生宅に行くと宿泊になる率100%は避けたい。 3/24(月) おしゃべり こんばんは 桜がちらほら咲き始めた。 今年はどこへ花見に行こうか。 BUNです。 次なる研究室での生活スタート。 まずは研究材料の世話からです。 材料は・・・大量のニワトリ。 今回は生きたニワトリが相手なので 毎日お世話しないといけません。 家でも学校でも似た様なことしてんな。 研究室の留学生の方が とてもおしゃべり大好きなエジプト人。 何ヶ国語を操れるのかは知りませんが、 英語でしゃべりまくっている姿しか見たことないです。 このタイプは初めて。 フランス系の訛りがあるらしく、 例えばpigeonを “ふぃじょん”のように発音します。 ぬう。 TOEICでは米、英、加、豪タイプの英語が リスニング問題で用いられますが、 ここまで訛っていないし、 聞き分けられない程度の違い。 800点オーバー程度ならば 聞き分けられ始めるんじゃなかろうか。 しかしエジプト人さんの英語は BUNでもわかるレベルで訛ってる。 いかん。時々わからん。 pardonして言い直してもらって ちょっと考えればなんとか。 慣れてこないと 結構きついな。 そんな状態で質問攻めに遭いました。 「名前は?」 「なんて呼べばいい?」 「住んでるのはどこ?」 「実家?」 「通学時間はどんなもん?」 「バス?電車?」 ニューカマーに興味津津といった感じです。 がんばって答える。 自信がなくてもそもそ喋ると、 かえって通じにくくなります。 日本人の英会話最大の弱点は、 往々にしてこのシャイさにあると思う。 ハキハキと話せば、通じます。 発音がまったくダメでも不思議と通じてる(っぽい)。 妹も大学生ということを伝えたら 「妹はなにを研究してるの?」 !? この質問が今日一番きつかった。 人の専門を英語で説明。 通常会話を逸脱し始めているので 単語の出が悪い。 高山帯の森林学・・・だったっけ? ちいと違った気もするが、 英語でなんていうんだっけ・・・? 直で言い換える語を知らないので とりあえず"ecology"。 あとは"forest in the mountain"。 ・・・で良いだろうか。 納得しているが大丈夫か。 会話を次々に掘り下げてくるので、 徐々に苦しくなっていきます。 おしゃべり好きの陽気な外国人・・・なんて怖ろしい! この方とこの勢いで喋り続けたら 相当英会話が上達しそう。 なんせ毎日会うのだから。 3/23(日) 栗東・信楽 こんばんは 後輩君の卒業式のため、滋賀県へ。 BUNです。 卒業おめでとう。 夜に飲んできたのですが、 あれ?卒業式の日って 集まっていなかったっけ? すまぬ、なんか勘違いしていたようで、 集まってもらってしまった。 お騒がせしたです。 陸上部の皆と、 おいしくお酒が飲めました。 それにしても料理が山のような店であった・・・。 滋賀県で未だ行っていない 栗東、信楽をめぐって、 新名神高速道路で帰ってみました。 栗東にあるJRAのトレーニングセンターを 見に行ったのですが、 ここの見学には事前申し込みが必要らしい。 しかも門の写真撮影すらもダメらしい。 競馬に参加する馬もいるので、 誰でも自由に見学させるわけにはいかないようです。 公開調教のある日も限られているうえに、とても早朝。 観光向けの場所ではなかったのね。 続いて信楽。 信楽焼(のタヌキ)が有名です。 陶芸の森を目指したのですが、 途中にすでに焼き物屋さんがいくつもあります。 すごいな・・・街ごと陶芸。 陶芸の森は広くて、 のんびり散策するのに良い感じ。 美術館に近い性質を持つ印象です。 陶器を買うには 陶芸の森よりもその辺の陶器屋さんのほうが 雑多で面白いかも。 ここのあたりまで高速が繋がったので 愛知からの観光客が増えているらしい。 確かに・・・。 高速道路が近い。 新名神高速は 高架の高さが高く、 かなり見晴らしの良い、 山間を突き抜ける道路でした。 気分の良い道です。 6月までは 区間で割引が実施されており、 信楽から四日市まで 50kmくらい乗ったけども900円で済んだ。 安い・・・。 しかし BUNにとっては、 滋賀に行くには 大回りになりすぎるルートであることが判明。 うーん・・・あんまり使う機会が なさそうです。 3/21(金) 中国 こんばんは 無事帰国しました。 BUNです。 1Gbのカードを使い切るほど 写真を撮りまくりました。 枚数にして700枚ほど。 終盤は悔しいかな、 画質を下げざるを得ない状況に。 そんな旅。 ルートは 関西国際空港 ↓ 深セン経済特区(センは土偏に川) ↓ 香港 ↓ 武夷山 ↓ 福州 ↓ 関西国際空港 で、 小学校から高校まで同じ学校の友人と ツアーに参加してきました。 深センは 街中が”沸騰”しているような状態。 発展へのエネルギーがあふれかえっていました。 建造中のものも含め、 高層ビルが建ち並ぶ中、 半ば廃墟のような古ビルも連なります。 高級マンションのすぐそばに、 ゴミだらけの汚いアパートがあります。 自動車の量は膨大で、 マナーも空気も悪いです。 大量のお金が動く中で、 いろいろなものが犠牲になっている街と感じました。 高度成長期の日本もきっとこんな風だったのだろう。 香港は 中国に返還後、 中国の勢いに圧され気味。 昔は強かった香港$は、 今では人民元に負けているそうです。 香港の街はすぐ隣の深センに比べると、 成熟した都市です。 大都会ながらも、 落ち着きを感じさせられます。 高度成長期を過ぎたばかりといったところか。 やや内陸の武夷山(都市名)には 世界遺産の武夷山(山脈名)があります。 武夷山の渓谷のスケールには ただただ圧倒されるばかり。 これがユーラシア大陸、中国か! 仙人が住んでいそうな景色でした。 ド田舎ですが、 古い中国の農村の姿がありました。 これが見たかった。 中国で有名な4種のウーロン茶のうち、 『大紅ホウ』(ホウは衣偏に包)の産地です。 大量に購入。 お茶好きにはたまりません。 最後、 福州は普通の中国都市だと思います。 自転車、原付の通勤者が山ほどいました。 マアー最悪。 しかし深センほど 激しい経済活動は行われていない模様。 成熟しつつある都市だろうか。 都市によってこれほど気配が 異なっているとは。 中国の 発展した場所と、 昔のままの場所、 その両極端を見られた 充実のツアーでした。 ただ、ツアーだったので イマイチ観光地寄りであったため、 そのままでは生の中国の姿を見られなかったです。 夜と朝の時間に、 単独行動で街をうろついた時間が、 一番楽しかったり。 完全に中国語がわかりませんが、 ジェスチャーと筆談で けっこういけました。 ・・・が、単独で行くには ちょっと中国語覚えないとダメだな・・・。 行った範囲では 日本語も英語もほぼ完全に通じませんでした。 2人あわせてTOEIC1500点のになるのですが、 英語は何の役にも立ちません。 中国は 単独行動か少数精鋭で行って 気分でふらふらしたほうが 楽しめそうです。 それくらい興味を引くものに あふれた国でした。 今回は中国南部、海岸付近中心でしたが、 もっと他の地域も見たい! まだまだ見知らぬ都市が山ほど。 12億人もいるのだ。 たった5日間では その深いおもしろみにどれだけ触れられたか。 これは中国語をちょっと勉強しなくては・・・。 このモチベーションを生み出すには 十分すぎる旅となりました。 いやー、いい国だー、中国。 食わず嫌いしていて損していましたわ。 ・・・BUNの場合、 どの国に行っても、 行けば楽しめてしまいそうです。 3/17-3/21 中国へ行ってきます。 3/16(日) 縄張り こんばんは うむ・・・ だいぶ体ができてきた。 BUNです。 もうスパイクはいて 走り回っても耐えられるかな。 ネコの顔に傷が増えている・・・。 またけんかしたな。 家にあまり近くない場所で 戦っているらしく、 家族の誰も対戦相手を知らないし、 戦っているのを見たことがない。 近所のおばさんからも そういう話は聞かない。 たぶん遠征していって、 縄張りの境界付近で戦っているのであろう。 戦っているとき、 間違いなくうるさいよなぁ・・・。 去勢されているから 繁殖できないので 縄張りを守る意味はそうないのだが。 本能か。 コイツの行動圏は 一体どこまでなんだろう? 家に人が帰ってくると どこからともなく現れるので 家からそう遠くには行かないはず。 ・・・と思いきや、 尾行してみたら一区画分近く遠征している。 広いんだか狭いんだかよくわからないな・・・。 やはり懸案のとおり、 GPS買ってくっつけてみよう。 春先は恋の季節で、 縄張り争いが激しくなると思われるので、 見回りも増えるだろう。 調査のチャーンス。 ネコ対ネコの戦いのときって、 攻撃ってだいたい上からくると思われるので、 つばのある帽子をかぶせてやれば 攻撃を防げるのでは・・・? あと、手の甲に鉄の爪つけたら 強いんじゃね?などと、 ネコの領土拡大に 加担してみたくなってしまう飼い主根性。 |