日々是冒険
2月後半
2/26(火) うん こんばんは 明日からちょっと山梨に出かけてきます。 BUNです。 「自分でウンコ描いた?」 と技官さんに尋ねられた。 ウンコ? ん?聞き間違えたかな? 聞き返してもやはりウンコ。 車のボンネットに積もった雪に ウンコが描いてあった! カーブが柔らかで うふふ・・・とっても柔らかそうなウンコさん。 ほかほかです。 ・・・こんなことをするのは・・・! まじめにパソコン叩いているなぁと思ったら いつの間にこんなことを! 雪が降ってきたので ワイパーを起こすついでに、だそうです。 ありがとうございます。 午後から雪が雨に変わり、 ウンコは流されてしまいました。 これがほんとの水洗トイレ(笑)・・・て やかましいわ! 2/25(月) 来歴 こんばんは 来年度の具体的な行動計画が まだ立っていない。 BUNです。 次の研究室へ 相談に行かねば・・・。 山農場率が低下するのは間違いないんだけど、 どれくらい低下するのか不明。 夏の大学本体は殺人的に暑いから 常に山にいたい気分だが。 今度のセミナーで『最終講義』をすることに。 本来は博士学位を取得して 修了する人がやるのが習わしなのだけど、 なぜかやらせてもらえることになった。 最終講義では 自分の来歴を語る。 来歴・・・。 最初はやはりガチョウのピッピとの出会い。 あの時ガチョウを飼わなかったら 鳥にきっときていない。 小学5年生から高校2年までピッピと暮らす。 動物を実際に見たり触ったりするのが好きになったのと、 もともと自然で遊ぶのも好きだったので 大学は滋賀県へ。 フィールド重視な点と、 動物行動学の日高先生が作った大学というのが 大きなポイントでした。 ローレンツwithハクガンみたいなことが したかったのです。 (ハクガンの親になって、一緒に泳いだり) あと、パンフレットにアヒルが写っていたのが決め手か。 高2の夏から大学1年の夏までは 鳥なしの空白期間。 しかし大学に入って最初の夏、 アヒルの卵を発見。 これが孵化してペチになる。 この時、孵卵機を借りるために、 中嶋先生と出合ったのが また重要な影響を及ぼす。 中嶋先生に孵卵機の使い方、 ニワトリの飼い方、育て方を 聞いていたら非常に面白かったので、 先生の授業に出るようになりました。 ここでニワトリに興味を持つようになりました。 あと、実習でニワトリの解体を習いました。 これが解剖人間のスタート地点です。 鳥の中がどうなっているのかが直接見られて、 その印象深さは強烈でした。 特にメッケル憩室を見せてもらって、 その役目を聞いたときは感動した。 鳥が生まれてきたときに 腹につけている黄身の残りが入った袋の痕跡、 それがメッケル憩室。 卒論でニワトリ系のことをやろうとしたら 無理といわれたので、 じゃあカルガモ。 fowl、duck、gooseなら何でも大好きになっていた。 カルガモの調査中に、一つだけ卵を拾う。 季節的、状況的に生み捨て卵と思いつつ、 例によって孵卵機に入れると、 ぴよりが生まれた。 卒業まで家でぴよりを育てて一緒に暮らした。 琵琶湖で一緒に泳いだりもした。 俺、(プチ)ローレンツしてるよ・・・! この大学行って良かった・・・。 この大学と琵琶湖がなければ この奇跡はなかった。 ニワトリをやってみたいという思いが まだあったので、 中嶋先生のところに進学を希望するも、 中嶋先生、定年退職。ショック。 先生に相談すると、 『ニワトリなら○大だろう。』 ということで○大を受ける。 先生が栄養系だったので 栄養の研究室を受けて受かる。 入学直後、 入った部屋の先生が出ていくそうで。 なんだそりゃ。 諸般の事情により着いていけず、 困っていたところを 今の先生に拾われる。 こういうアウトロー、はみ出し者を拾うのが うちの先生の趣味らしい。 案の定、 研究室そのものが 農学部的にアウトロー。 でも、滋賀にいた当時の雰囲気に より近いのはこっちの研究室。 肌が合わないわけがない。 しかもニワトリで!骨で!研究してよいとのこと。 なんだここ! 入ってみたら理想郷だった。 あれ?結果的にやりたいことやってるよ。 よそは型にはまりがちなように見える。 最初に入った部屋もそんな感じであった。 不満はなかったけど、 そのまま2年間過ごしていたら、 もう就職していたと思う。 『鳥とは何か?』を考えて2年間過ごしたけど、 未だ良くわからず。 『骨とは何か?』まで良くわからなくなった。 後者の方が深刻にわからない。 先生ごめんなさい。 どうもすっきりとした答が見つからない・・・。 なんか教科書的な話ばかりうかんできてしまう。 もっと激しい哲学を・・・。 しかし、『まだわかっていない』ということがわかった。 わかっていないことがわかっていなかった2年前よりは 少々マシになったと思うけど、 修士としてはもの足りんなぁ。 現状、骨しかやっていないので、 ちょっと骨以外も見て、 それから再び骨を見たら 何か思うかもしれない・・・。 鳥とは、骨とは何かを考える道を続けます。 (かっこよくまとまった!) なんか書き方がプロジェクトXみてーだな。 そんなBUNの来歴でした。 2/24(日) テスト こんばんは ニワトリ鳴き声問題を なんとか治められそう。 BUNです。 『形態学U』のテスト過去問を入手。 形態学の授業をちゃんと受けたことがないので。 どんなことやってんだろうと気になった。 1問目、 『前肢帯のとはどのような骨から構成されているか。 動物種差により構成に相違がある。 進化と機能観点から 前肢帯の種差について記述しなさい。』 大 好 物。 鳥には烏口骨があるけど、 人には烏口骨はない。 鳥は飛翔のために大きな深層筋、浅層筋を 必要とするため、烏口骨が大きくなった。 大雑把にはそんな話でいけるはず。 間に爬虫類を挟まないと 進化的に書いたとは言えないので注意。 うきゃきゃきゃ! これなら無勉強でも楽勝だぜ! 2問目 『血管壁の構造を図示せよ』 ? え? 形・・・態・・・学・・・・・・? 形態学には骨以外も含まれるのか! 以降、肝臓、腎臓、肺、副腎、卵胞と 容赦なく内臓の形態学が続きます。 むむむ無理! 修士の院試験の時に 動物生理学で受けたので、 各臓器の機能ならなんとかわかるのですが、 構造はさっぱりです。 そもそも内臓の構造という発想が無かった。 血管壁が3層からなることを初めて知りました。 BUNがやっていたのは骨形態学だけ・・・。 これしかし調べてみると それぞれの構造に意味がありそうで 興味深いな。 骨格系に進化の足跡が残っているのならば、 内臓の構造にも、なにかあるんじゃね? なんでも見てみましょうということですなぁ。 2/23(土) 事故 こんばんは 夢の中で、 全身甲冑を着た騎士に 馬上からものすごく重たい『お玉』でぶん殴られた。 BUNです。 右腕でガードしたら重さがあまりにもリアルで 受けきれない!無理!体ごと飛ぶ!? ハウッ!と思って目が覚めた。 右腕を下にして寝ていた。 あの重さは自分の体重か・・・。 車で買い物に出かけたら、 道中、自動車対バイクの事故に遭遇。 当事者はすでに運ばれ、 警察が到着したばかりの模様。 片側2車線の道路に対してのT字路で、 バイクが右折で出たところ、 左から来た乗用車と衝突した模様。 ここ坂のてっぺんだから、 右折で出るの難しいんだよ。 乗用車の右側のドアにバイクが突っ込んでいます。 ぐしゃぐしゃ。 そして、道路に広がる おびただしい血。 この量は・・・。 多少の血液には驚かなくなっていますが、 これは一目見て背筋にぞくっとくる量。 人間からこの量が出たとなると・・・。 この色もまた。 自分は自動車の中なので においは伝わりませんが、 脳内で再生される濃い血のにおい。 ぐえ・・・ちょっと気持ち悪・・・。 不幸中の幸い、現場は結構大きな病院まで 徒歩3分かからない場所です。 処置が早ければ・・・ え・・・?あそこは救急やってない・・・? 助かるといいですなぁ。 2/22(金) センター こんばんは 名古屋コーチンを作成した海部兄弟、 小牧(愛知県北部)の人であったか。 BUNです。 名古屋コーチン成立に 岐阜地鶏が関わるのですが、 小牧なら岐阜に近いので納得。 動物愛護センターを見学させていただけた。 どこのセンターなのかと データの詳細は伏せます。 なにを勘違いしたのか、 こういうセンターに動物虐待だと 怒鳴り込む輩がいるらしい。 『そういう』業務もありますが、 根本的に恨む対象が間違っている。 問題は動物を捨てる不特定多数の人間であろう。 わかりやすいからって こういう施設に文句言うのは筋違い。 社会に必要とされる仕事なのだから。 公共の福祉を守っているのだから。 愛護センターだって 『動物を捨てないように』と言う 啓発、教育活動をしているのだから 愛護団体もこれに協力したほうが よっぽど生産的だと思う。 現場に文句を言っている暇があったら そのエネルギーで政治家にでもなって 『動物を捨てたら超厳罰』な 法律でも作ってくれたほうが よっぽど動物のためになろう。 公約に掲げて立候補したら投票してあげよう。 しかし肉を食べるのは禁止されたら困るな・・・。 保健所に捕獲された犬猫や、 飼えなくなって持ち寄られた動物を 引き受けている施設です。 犬猫ともに、 捕獲数、持ち込み数が ここ10年で激減しているそうです。 持ち込まれる犬はこの10年で10分の1になって 年間50頭程度。 想像より少ない。 良いことです。 捕獲犬はこの10年で半減して 500頭程度(H18)。 まだ多いな・・・。 捨てる大ばか者がまだいるということか。 ちょっと嬉しかったのが、 犬の譲渡は需要過多で、 よっぽど性格に問題がある犬以外は だいたい引き取られるらしい。 入ってくる犬数が少ないからこそですな。 一頭もこの施設に来なくなるのが理想です。 野で生まれた完全野犬は、 捨てられて野犬化したものよりも 人になつかないらしい。 野に捨てると 捕獲された場合の死亡率が高いわけですな。 そんなことする 大バカ飼い主の方こそ 処分されてしまえばいいと思いました。 2/21(木) 二大巨頭 こんばんは 10cmの霜柱みつけた。 BUNです。 聞いてみやーちの パーソナリティーの一人、 神野三枝さんが先週から体調不良で休んでいる。 代打に東海ラジオのアナウンサーが 入っているわけですが 昨日の放送がすごかった。 蟹江篤子アナウンサーが代打に入ったのです。 宮地佑紀夫と蟹江篤子の組合せだとう!? もうこれはすごすぎる。 名古屋ツートップといっても過言ではない。 蟹江さん、 朝の9時〜12時には 『かにたく言ったもん勝ち』をやっています。 昼の13時〜16時の『みやーち』にも出ると・・・ しんどっ!! 日に6時間電波に声が乗ってるよ。 通常ありえない! 正座して聞きたい気分でしたわ。 一緒に番組したことあるのかな? なんだか宮地氏の喋りが 他のアナウンサーと組んだときよりも落ち着いている。 変に緊張せずに喋れているので、 安心して聞けた。 いろいろなアナウンサーとの組合せも 目新しくて興味深かったけど、 宮地氏が緊張気味で トークがいつもよりもおとなしい。 う〜む、やはり神野さんが帰ってこないと 名古屋の午後は締まらないな。 早く元気になってくれることを祈ります。 2/20(水) 光害 こんばんは お、新名神開通間近じゃん。 湖南市のあたりは ほとんど行ったことがないので 新名神を利用して行ってみたい。 BUNです。 ウコッケイが朝4時ごろに鳴く。 BUNが気づいて目覚めるということは 近所の人々も同様であろう。 鳴いているときに 鶏小屋に行ってみると、 隣の駐車場の外灯が当たる場所で鳴いている。 板を置いて光を遮ると、 ウコッケイは移動して やはり光の当たる場所で鳴いていた。 問題は光か・・・。 隣の駐車場の外灯のせいで、 植物の生育もおかしくなっており、 光害と言っても差し障りないかも。 ご近所さん的には音害、 うちが間違いなく悪者です。 板で小屋を覆って 光を遮蔽することもできるのだけど、 風通しが悪くなる。 冬はいいけど夏場にこれはかなりまずい。 ニワトリは暑さに弱いらしい。 アヒルみたいに水浴びしないもんなぁ。 厄介なのが6時過ぎ、 本当に明るくなったときにも鳴くこと。 早朝2度鳴き・・・近所迷惑極まりない。 BUNが下界にいるときには 夜間屋内に回収することで 収めているけど、 BUNがいないときは・・・。 対策を練らねば・・・。 苦情が来たらしめざるをえなくなる。 アヒルに雨避け屋根を作ってやろうとも思っていたので 同時にうまいことできんもんかな。 2/19(火) 審査 こんばんは 終電で酔って帰ってきて そのまま寝てしまった・・・。 BUNです。 朝一の発表会のあとで、 後輩君の卒業論文の手直しを手伝い。 夜は同輩とお疲れ様会。 修士論文発表兼博士審査は無事終了。 通った模様。 しかし発表は酷かった・・・。 朝一戦闘バッターということで 緊張気味に。 原稿棒読みでいけるはずなのに、 字が読めない状態に。 え?ナニコレ? たぶん目が泳いで文字が目に入ってない。 あと、口が異様に渇いて 喋りがガタガタに。 うっそ! 学会で口頭発表3つ、問題なくいってるのに。 かつてないほど 異様に緊張してしまった。 頭の中吹っ飛んでんの。 質疑応答も 骨に関する件は問題なかったと思いますが、 『今後どういう研究するか?』 という博士課程審査の 肝の部分がガタガタに。 平たく言うとまるでダメ。 間違ったことでもとにかく喋れるのが 自分の良い点であり悪い点なのですが、 言葉が出ないとは。 なぜか怖くて怖くて何も出なかった。 分野が変わるので 付け焼刃ながら知識を詰めておいたはずの頭の中は、 あれ?空っぽ? 何も思い出せない。 だめだ・・・やってもいないことを、 体が覚えてないことを、 口先だけで喋れるはずがない。 審査は通りましたが かなり落ち込み気味。 大学院来て以来一番凹んだ。 自分の良い点を何一つ出せずに終わりましたなぁ・・・。 自分の先生は苦笑い、 先輩にももったいないと言われる始末でした。 このページに泣き言書くのは できるかぎり避けてきたですが 一晩だけ許してくれい。 やったことしかできないのというのが自分の性質なのは わかっちゃいるんだけどなぁ。 今度もまたゼロからのスタートです。 たまった本と 昨日手直しを手伝った後輩の卒論を ボケッと眺める一日でした。 2/17(日) 臨戦態勢 こんばんは 最終決戦前夜・・・。 BUNです。 明日は修士論文発表会であると同時に、 博士課程の院試験。 なんだこの気分は・・・。 学会発表直前とは違う 変な緊張感が・・・。 なんか恐怖感に近いような・・・。 骨やっていた先輩が どんなツッコミを受けてきたか見ているせい? 怖さを感じる。 これは・・・まさか・・・いわゆる・・・ 逆境だーーーーーーーー!! ここで燃えるのが真の漢!! ここまできたら逃げない。 逃げる必要もない。 ブツはできている。 あとは突撃あるのみ。 見ておれ・・・。 2/16(土) クレーン こんばんは ウコッケイが鳴きすぎ・・・。 やばい・・・苦情来ちゃうかも。 BUNです。 住み家が大きくて、なにかで覆うのは厳しい。 夜は回収した方が良いかな。 こどもの頃、 近所に『クレーンの兄ちゃん』という方がいました。 (高校2年の頃まで銭湯でお風呂に入っていました) 名前は知らぬ。 ただ、クレーン車を運転している人、 とだけ知っていました。 (大きくなってから、大型クレーンを運転する クレーンの兄ちゃんを何度か見ています。) 声がでかくて超怖い。 こどもの自分は恐怖の対象でした。 よく捕らえられて 「ボンズ!!」 と怒鳴られ(た様に聞こえる)たものです。 *ボンズ=坊主が訛ってる。 BUNは銭湯でお風呂に入っていたので この人物が来ているときには 銭湯へは立ち入らなかったです。 マジ怖いから。 家の前でイノシシの毛皮をなめしていたら、 クレーンの兄ちゃんが車で通りかかった。 「久しぶりだな!」 「あ、こ、コンチワッス。」 さすがにこの歳になったので普通に話せます。 が、血に刻み込まれた習性というかなんというか、 ちょっと緊張してしまう。 背筋が伸びる。 でも自分も大きくなったから 一応普通に話すことができます。 大人な会話? ちゃんと話してみると、 すごくナイスな豪快さん。 操る車がでかいだけあって グレートで案外優しい人だということがわかった。 身の上話をしていたら、 クレーンの兄ちゃん、すでに68歳。 嘘お!? すでに『クレーンの爺ちゃん』じゃんか。 にしては見た目が若いし、 エネルギーもあふれている。 岐阜の方でイノシシ猟をしている 知人の話をしてくれた。 一度一緒に飲んでみたいかも。 いや・・・やはり・・・ちょっと怖い。 こどもの頃の記憶ってやつぁ・・・。 |