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9/30(土) 肉付け

こんばんは
昼間案だけ寝たのに、眠い・・・。
BUNです。


久しぶりにエコーのバイト。

妊婦さんとかに当てるエコー機の
使い方講習会で、
エコーを当てられる人をします。

要するに横になっているだけ。


今日は心臓エコー。



10:00 開始、即眠りにつく

10:30 気がつく。また眠りにつく。

12:00 休憩

12:15 再び開始。今度は起きている。

12:50 ・・・はっ、いつの間にか寝ていた。昼休み。

昼食はラーメン屋さんへ食べに行きました。
会社の名前で領収書を書いてもらった。
タダって素敵。

14:15 三度開始。しばらく起きていたが・・・

15:30? いつの間にか寝ていた。
仕事終了。



労働時間4時間半の内、
3時間半くらい寝てたかな。

昼食昼寝付き。
いいバイトだ・・・。

普段は退屈で死にそうになりますが、
疲れ気味なときにはいいね。
横になれば即眠れるので
あっという間に時間が過ぎます。




画面に映し出される自分の心エコー画像・・・

この間ブタの心臓を生で見たから
心臓をリアルにイメージしてしまう・・・。
人のもあんな感じなんだろか。

エコーの影に肉が付いて頭の中で再生されます。



嗚呼・・・今日も元気に鼓動を刻んでいるよ・・・。


9/29(金) 博物館

こんばんは
阪神9連勝!セリーグがえらいことになってますなぁ。
BUNです。


付属博物館の骨標本保有状況を調べに行きました。
入るの初めてだわ。

大学本体の施設をほとんど使っていないなぁ。



収蔵されている骨標本は
なんとも見事な出来っ!
しかも1000体以上あります。
誰がこんなに作ったんだろう。



この骨の異様な白さ・・・
過酸化水素水で処理したな。

骨がスカスカになるから
過酸化水素水処理は長期保存には不向きです。




骨標本はパーツ分けして袋詰するのが普通です。
一体だけ、展示用に組み上げた骨がありました。
え・・・?
組み上げを業者委託すると費用20万円!?

解剖から頼むと30万円だそうな。
・・・てことは標本化代は10万円くらいかな?

標本作りって儲かる・・・?

ニワトリ標本作り、
一体1万円くらいで受け持っても良いかも。
破格!破格!
どーです、お客さん!?

安かろう、悪かろうですが。


組み上げはハイレベルすぎて
業者には敵わなさそう。
外からハリガネが見えないもん。





博物館で今度野鳥展をするらしい。
そこでカルガモの成長記を展示してみないかと誘われた。
『博物館実習』の経験が役立ちそう。

原稿作るだけで良いそうな。
あとは業者がパネルを作ってくれるそうです。

お金あるなぁ。



実習に行った博物館は
とにかく節約節約であったぞ!!



9/28(木) 蜂酒

こんばんは
下界にいるときと山にいるときで
服装の季節を1つずらさないと無理になってきた。
BUNです。

朝とか息が白いよ。


実りの季節。

栗が豊作じゃー!
マツタケも豊作との噂。

でっかい栗がなる木を見つけたけど、
ヘアピンコーナー帯の真ん中!
あそこでの栗拾いは命がけだぞ・・・。

虎穴にいらずんば虎児を得ず・・・。



この間採ったオオスズメバチを焼酎に漬け込んだ。
全部で10リットルくらいあるのかな。

12月にイベントがあるのでそこで売る。


しかし酷い光景だなぁ。
3リットルのボトルに蜂がうじゃうじゃ。
詰めすぎ!!

ボトルの高さの3分の1くらい蜂が入ってる。
なんという贅沢。

名古屋でこの状態のを買ったら
いくらするか想像ができない。

数万円、ひょっとしたら十万円超えるかも。



価値があるのはわかるんだけど、
どうも味の方に魅力を感じませんなぁ。

完成品を飲んだことがあるのですが
・・・どうもなぁ。



滋賀で漬けた枇杷酒とかは
出来るのが待ち遠しかったものです。

蜂酒はものすごい大人向けなのかしら。



9/27(水) 獣道

こんばんは
実習2日目〜。
BUNです。

自分の実習じゃないですぜ。
興味で見ているだけですので。


解剖実習はちょっと放置して
後輩君の調査についていってみた。
ロードキルの調査です。


ロードキルとは、野生動物の交通死亡事故死のこと。
このあたりは山がちなので
ロードキルも多いわけです。

どんな地形でロードキルが多いのかを
調べに道路を見て回ってきたのです。


地形のほかに関連があるかも、
ということで『獣道』探し。

うーん・・・あんまり良くわからんなぁ。


蜂追いをしているときには
しょっちゅう利用させてもらっている獣道ですが、
道路に出てくるような獣道となると・・・。


なかなか厄介な調査です。

このつかみ所の無さ・・・
滋賀にいたころを思い出すなぁ。

フィールド系はなかなかハッキリと
データを採れないんよ・・・。

後輩君、がんばって!




話は変わってニワトリの標本作り、
あと丸2日あればひとまず完了しそうです。
在庫処分にだいぶかかったなぁ。

データを採って12月までに報告書にせねばなりません。
報告書を載せてもらう雑誌が
いろいろあって
哺乳類の雑誌です。


ニワトリは鳥類だって!



来年書く論文の下地になりうるデータなので
しっかり採って、しっかり書かねば。


後輩訓だけでなく、自分もがんばれ!


*当研究室が編集するので、無理が利くのです。


9/26(火) 解剖実習

こんばんは
かぶれ、右手は沈静化。
左は峠手前。
BUNです。


3年生、夏の実習第2弾。
今回は哺乳類の解剖実習です。

ヤギとブタが解剖されます。





まずはヤギを眺める。

こりゃ−すごい、
ニワトリと全然違う。

本当に盲腸一本しかない。
しかもめちゃくちゃ太いね。

そして目立つのは第一胃、ルーメン!
でかい!ひたすらでかい!

腹腔で存在感を放ちまくっております。

第二胃は『ハチノス』と呼ばれるだけあって、
外から見ても蜂の巣様の模様が見えます。

第三胃は『センマイ』と言われるとおり、
外から見てもスジスジ模様が見えます。

第四胃は普通に胃ですな。


第一胃に穴を開けてストローを刺し、
火をかざすと、
火がつきます!!

さすが醗酵槽。
メタン醗酵しております。







ブタはまた違う。
反芻胃を持たないので、より人に近い。
わかりやすいすごさがないので
詳細は割愛。

肝小葉に結合組織の跡の六角形模様が見える・・・
・・・と書いても誰も面白くない。

あと、豚臭い。
とても脂が多いのは予想通りですな。






ヤギ、ブタ共通で驚いたのは
『大網』(たいもう)

胃、肝臓、脾臓などを癒着しないように包んでいる
脂肪の膜です。
『アミアブラ』という名前で料理に使われます。




うーん、やはり実物はインパクトがある。
非常にわかりやすい。


明日は各内臓を裂いて中身を見ます。
楽しみ。


9/25(月) 休

こんばんは
だるい・・・。
BUNです。


風邪+疲労+かぶれでダウン。


先週風邪ひいてから
まともに休んでいなかったのでさすがに疲れた。


本を読みつつラジオを聴きつつグータラした一日でした・・・。


さて、農場へ行こう。


9/24(日) 陸協記録会

こんばんは
かぶれが酷い。
BUNです。


試合でした〜。

結果から。今日は酷いぞ。

100m 11”93(−2.5)


この風。またかよ!
何で俺の組だけこんな・・・。

しかし問題はもっと深く。
新型スタートを本格的に試したのですが
大失敗しました!!

7月末に習ってから2ヶ月・・・。
まだまだ実戦で使うのはきつかったです。

派手にバランスを崩して
40mくらいまでは死んでいます。
12秒かかったと思いました。

その覚悟で使ったけど、
まさかこれほどこけるとは・・・。

やはり冬の練習で熟成させる必要がありますな。



走幅跳 6m04(−0.4)

これは普通にダメ。
先週風邪をひいたため、
足あわせなしで試合に出ちゃいました。

やっぱり無理だった。




200m 23”14(+1.9) 自己ベスト?

風が良い!
3年ぶりの200mでしたが
なかなか気持ちよく走れました。

筋持久系の練習を積んできたので
走り全体の感覚は良い。

でもやっぱりまだ後半が弱いかな。


多分自己ベストでしたが、
あまりに長い間200mに出場していなかったため
自分の記録がわかりませぬ。

高校ベストは24”04。
大学では23”8?くらいがあったような。

わからんけどベストということにしておく。



今日の200mのタイム、
2で割ったら
11”57

それくらいで走れる走力はあったのです。
技術的問題が今回の悪い結果につながりました。



試合寸前で風邪ひいたのがいかんかったな〜。
その辺も含めて調整できてこそ、
『強い選手』というものです。

精進、精進。


・・・ます、風邪を治そう・・・。


9/22(金) ぴよりの経過

こんばんは
試合前です。
風邪引いて少しブレーキかかりましたが、
とにかくがんばるのみ、です。
BUNです。


下界にいるうちに!

ぴよりを病院に連れて行く。
定期健診みたいなもの。

痛風治療は時間がかかるので
たまに診せては経過報告。



あと、爪が伸びてきたので切る相談。

鳥は飛ぶために血液量まで少なくしており
インコはたったの
12滴出血したら
死んでしまうそうな。

と言うわけで爪を切り過ぎての出血も危険。
止血剤をもらいました。

切ってはくれないのね。


先生、カモは専門外なので
『自分も勉強になるから』
いつもタダで診てくれる。

ありがたや、ありがたや。




さっき爪を切ってみたけど
出血もなくできました。

いつも鳥の骨を見ているおかげで
内部をイメージしやすいから助かる!

これで歩きやすくなるから
痛風の治りが加速するといいなぁ。



痛風自体は経過良好。

獣医さんも
『良くなってるね』とおっしゃっておりました。

最近元気だし、
足のボコボコも治りつつある。


春には元通りきれいなぴよりに治るといいなぁ。



爪を切るために部屋にぴよりをつれてきたので
久しぶりに一緒に寝よう。


9/21(木) 幼虫

こんばんは
山から下りて来た。
下も涼しいじゃん。
BUNです。

蜂の子を持って帰ってきて
部屋に広げておいたら
うちの猫が蜂の子を凝視。

やめろ!!食べるな!!

そんな高級食材を・・・。
アヒルにやったら喜びそうだな・・・って
ダメーーーーーー!!

ライバルが多い。





蜂の子に解剖で出た肉を与えたら、
食うわ食うわ。

自分より小さな幼虫を入れても
問答無用で食べてしまいます。

怖ぇー。


幼虫と言えど顎が発達しています。
さすがはオオスズメバチの子。

そんな蜂の子を平気で食べてしまう人間が一番怖ぇ〜!





解剖で出た肉が大活躍。
・モグラの餌
・飼育中のクロスズメバチの餌
・オオスズメバチの子の餌



無料って良いね。


クロスズメバチは巣を箱に入れて
農場の裏に置いてあります。

箱のそばに肉片を置いておくと
働き蜂が肉をちぎっては持ち帰ります。
幼虫の餌ですな。

ふふふ・・・大きく育っておくれ〜。


元手はタダでどこまでこの欲望が膨れ上がるか楽しみです。




9/20(水) vsオオスズメバチ

こんばんは
雲ひとつない快晴。秋空ですなぁ。
BUNです。

設楽は快晴そのままの夜空で
満点の星空であります。



達人さんと豊橋まで
オオスズメバチの巣を採りに行ってきました。

ミツバチの巣を襲撃しているらしいです。


オオスズメバチは日本最大のスズメバチ。
刺されると死にます。
特に2回目以降に。

いつものクロスズメバチとは威力が違います。


死にたくないよう・・・。
でも一度は見てみたいので参戦。



太平洋を望むゴルフ場跡地。
うっわ・・・オオスズメバチだらけです。
でかくて・・・怖い・・・。


早速いつものように
オオスズメバチを追いかけて巣を見つけます。

林が平坦で苦労しましたが
なんとか巣を発見。

オオスズメバチは2〜4km先まで通うこともあるので
近くで見つけられてラッキーでした。

遠さゆえに見つからないことも多いとか。
蜂に関してはツイてるのかも。




危険なので巣を掘り返すのは夜です。

怖いのでBUNはアシスト役。
ライトで照らしたり、煙幕を渡したり、殺虫剤撒いたり。

自分の装備がやばい。
素手なのに加え頭には麦藁帽!
通気性抜群で蒸れないぜ!・・・ううう。

死にたくないよう・・・。




煙幕7本と殺虫剤をばら撒いて
何とか蜂の巣を採れました。

怖かったよ。
緊張で汗だくです。

4人で行って、一人軽く刺された他は
皆無事でした。

『門番』の蜂に先に気づかれたので
全員無事は奇跡的だとか。

ヒィィッ!!
オオスズメバチ絡みはもういかんぞ!
せめてもっと重装備で・・・。




採れた巣は、3kg程度で巣板5枚でした。
いつものクロスズメバチだと
1kgもあれば大物。

しかしオオスズメバチにしては標準サイズなんだって。
6kg級のものもあるらしい。



欲しがる人がいなかったので
麻痺したオオスズメバチ(成虫)をもらってきました。

焼酎一升瓶に5匹漬けて名古屋で売ると
一本一万円になるらしいです。

持ってきた袋には・・・
十万円分(末端価格)くらいの蜂が入っております。

・・・ごくり・・・。


9/19(火) 蜂、怒る

こんばんは
う〜ん・・・体調ちょっと良くなったかな。
BUNです。

午前中、
達人さんとちょっと蜂追いに出かけました。

巣が見つかれば
喫茶店(達人さん、経営)でご飯をおごってもらえます。
(コーヒー付き)

1時間ほど走り回って昼食+コーヒー。
悪くないバイト(?)だ!



BUNが出ると
巣の発見率が異様に高いらしく、
Aさんにえらい気に入られております。

確かに・・・今日のも含めて5勝1敗
勝率5割なら良い方なんだって。

ビギナーズラックってやつ?




今日もツイてて
早々に巣(の入り口)を2つ発見。
片方はかなりでかそう。


早速掘り返します。

掘る前に巣に蓋をして
餌を採りにいっている蜂がすべて戻るのを待ちます。

蜂がすべて巣に入ったら
煙幕を炊き、蜂を麻痺させます。

あとは土を掘って巣を取り出して完了!




というわけで一緒に行ったN先輩(女性)が
巣穴に蓋をしていると・・・

蜂が怒った!!!


蓋をし損ねたのがまずかった。
巣周辺の蜂が先輩に向けて一斉に突撃!!

ごめん先輩、
怖いから俺逃げる!

BUNは全力ダッシュで蜂回避に成功。
先輩は2ヶ所刺されました・・・。
(Aさんは遠くにいたので被害無し)

農場に残っていたM先輩に大笑いされましたが、
怖いから逃げるんだいっ!
女性が襲われていようが、
俺は逃げる。



N先輩は蜂に刺されても平気な体質なため、余裕そう。
毎年刺されているとか。

自分は刺されたらどうなるんだろう・・・?



この巣は蜂が怒っているので
また後日採りに行きます。

もう一つの方はソフトボールサイズの巣が採れました。
これを巣箱に入れて持ち帰り、
餌(肉)を与えます。

肉は解剖の残りで十分!



巣を育てさせて秋の
『蜂サミット』で売るのです・・・

キキキキ・・・
1kg10000円・・・
いちきろぐらむいちまんえん・・・
キキキキ・・・



9/18(月)A ホウキ

農場の近所の『達人』さんからキノコをもらった。

「ほら、これやる。
『ホウキタケ』
鍋にして食うとうまいぞ。」


くっ・・・こんなときに限って
キノコ図鑑忘れてくるとはっ!!
どうしよう、この正体不明のキノコ。
ホウキタケ科の何かなのはわかるんだけどね・・・。
なんか紫色だなぁ・・・。


もう・・・食うしかねぇ。



先人の知恵を信じるっ!!



農場メンバー全員(3人)でおいしくいただきました。
いいにおいと歯ごたえでした。

鼻が詰まっているのでにおいはわかりませんが、
先輩二人はいい香りと言ってました。




今日がこの農場最後の日かもしれません。



9/18(月)@ クスリ

こんばんは
鼻水ずるずる・・・。
BUNです。

でも山にやってきました。
下は晴れていたのに
山の上は雨。寒いし。

動物と骨たちが待っているのです。



薬飲んで超だるい。
なんか薬と相性が悪いのかね。

風邪放置の苦しみと
薬によるダルさが同じくらい・・・

・・・いや、薬ダルさがやや勝るような。

薬を飲めば
早く治るには治るっぽいのですが
それと引き換えにこのダルさ。

故に、病院嫌い。薬嫌い。


若いうちは自己治癒力で勝負したい!
(と言いつつ薬飲んじゃった。)

病院は歳とってから行くようにします。



もう寝る。



といきたいが、
薬を飲んで寝ようとすると
なぜか足が
ヒクヒクするのです。

眠いくせにいまいち気持ちよく眠れない。
しかし自動車とか運転すると眠い・・・。

部屋でだらだらが一番楽に治せる手段と思うのだが。


9/17(日) アホウドリ

こんばんは
一昨日名古屋へ。
昨日長島スパーランドへ。
人ごみにもまれて風邪引いちゃった。
BUNです。

名古屋の帰りに電車で寝たのがまずかったかな。





長谷川博さんという方の講演を聞いてきました。

絶滅寸前だったアホウドリを保護し
生息数を回復させた人物です。


『デコイを使ってアホウドリのコロニーを移動させた人』
・・・と言えば
聞いたことのある方もいるのでは。


一度は『絶滅』したはずのアホウドリが
『鳥島』で発見されたところから話が始まります。

コロニーは一ヶ所のみで、
そこに何かがあったら今度こそ絶滅。

アホウドリを島内の別の場所にも営巣させるため、
デコイを使ったアホウドリ移動作戦を試みたのだそうな。


それがうまくいって、
50羽程度だったのが現在では1800羽超。

次は別の島へ移動させようとしているみたいです。



ちょっと話が固目の講演でした。
が、長谷川先生がアホウドリのことを愛しているのは
よ〜く伝わってきました。

飲みながら話したらきっと楽しいんだろうなぁ。





『アホウドリのコロニーが再発見された場所は、
島内で人のいた場所から最も遠い斜面。
アホウドリだって考えていたのです。
ぜんぜん『アホウ』じゃない。』


この話が最も印象的でした。

『アホウドリ』の名称を変えようとしているんだそうです。



■参考→アホウドリ復活への軌跡