日々是冒険

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11/15(木) 仮定

こんばんは
お、近所の山の上の方が白い。
標高900mから上くらいは
昨日の雹というか霰というかが
雪になったっぽい。
BUNです。

10月25〜26日に
2000mより上で雪が降ったっぽいから、
20日で1000m、雪ラインが降りてきましたな。

あと300m下がってきたら
山農場でも雪だわ。

このペースだと初雪は『来週』ということになるけど、
平年だと12月初旬に初雪ですな。

さぁどうなる?





Iさん、Kさんと合流したんか。
政治の話題はいろいろ怖いので
イニシャルトーク。

HPが荒れる危険話題の一つらしいぞ。
(あとは野球とか危険らしい)



Kさんはなぁ・・・。

『最大の政策は何と言っても減税です』

景気回復

税収回復するからいろいろOK


の方針やんね。

減税して景気が回復しなかったら詰むのでは?

そうなったときどうするのかすっごい気になる。
行政のコストカットで賄うにしろ、
限界が・・・。

尋ねてみたいけど、
政治家はこういう時の決まり文句、
「仮定の話は意味がないからしない。」
でかわしてくるだろうなぁ。

真正面から答えてくれれば
一票あげてもいいけど、
どうなんだろう?

まぁ、仮定の話は意味がないからしないことにしよう。


おほほほ。



11/14(水) オオカミ中年

こんばんは
霙というか霰というかが降ってきた。
吐く息が常時白い。
冬や・・・。
BUNです。

はうっ!?
『石灰窒素』が意に反して高いぞ!?
かなり古くからある肥料なので
安くなっていると思っていた。

20sで2383円。
かなり高い部類。
高度化成肥料と変わらないではないか。

1haに撒くのに5万円コース。
なんてこったい。

そうそううまくはいかんな。
またアイディア練り直し。








指笛でシカを追い払えるっぽいな!

シカの警戒音そっくりの音を出せることに気が付いた。

夜に派手に
「ピッ!!」と鳴らすと
山から聞こえるガサゴソ音。

警戒音と勘違いしているようだな(?)

これは使える。



名付けて『オオカミ中年』作戦。

オオカミ中年が、夜に指笛を頻繁に鳴らす

シカの警戒音に対する警戒意識が薄れる(!?)

本当の敵(オオカミ中年)が現れたときに
本当の警戒音を鳴らしても、
逃げるのが遅れる。

狩られる





あれ?いけるんじゃね?


本当に『勘違い』していればの話なのですが・・・。


11/13(火) ヘボ

こんばんは
計算したら、
食事からのタンパク質の量が全く足りてない。
BUNです。

週の後半は
ほとんど精進料理状態だからな・・・。




上着を着たら
首筋に鋭い痛み。

ぐお!?

クロスズメバチがついとった。

またこのパターンか。

去年はこれで
アカスズメバチに指をやられたよ。

カメムシと言いハチと言い、
人の棲みかに入ってきてのこの狼藉!
許すまじ!!



対応は慣れたもので、
首筋から毒を絞りだし、
水に浸したティッシュで患部をよく拭く。

ヤツラの毒は水溶性だ!

越冬の女王ならば見逃そうと思ったけど、
冬を越えない働き蜂なので容赦なく抹殺。

君の生死は生態系に何ら影響を与えないっっ!!!


首筋が少々赤くなったものの、
ほとんど腫れず。

今回もアナフィラキシーの心配はなさそう。
免疫反応が毎回穏やかで助かるわ。

でもBOSS達に全く心配されないのも悲しいわ。
もうみんな慣れきってる!


通算スズメバチ被害はこれで
クロスズメバチ2回、
アカスズメバチ2回になった。

毎回ケロッとしているけど
もう嫌や・・・。



11/12(月) あわわ

こんばんは
今年の紅葉かなりきれい。
BUNです。

近所の山もきれいに見える。
赤と黄色。

いつもは枯れ木と変わらないような色になるのに。




最近キツネが良く出てくるので
カメラに望遠レンズを装備しておいた。

当然、こんな時には出てこない。

ナンデ!?ねえナンデ!?

自動撮影カメラも、
仕掛けた晩に限って何も出てこない。
足跡すらない。

いつもはべたべたできているのに。



邪念が漏れ出て、見られているのか・・・?







牛飼い仲間からのメール返信に手間取ってこんな時間に・・・。

あかん、お腹空いた・・・。



11/10(土) スプリントデュアスロン

こんばんは
牧草地にまたキツネが。
BUNです。

何かをせっせと追いかけて食べている。
昆虫、カエルとかを食べているのか。

楽しそうだなぁ。




シーズンの締めはこの試合、
スプリント・・・デュアスロン!?

今年は『トライアスロン』ではなく、
二種目の『デュアスロン』。
100と200mのみ。

400がないのか・・・。
あると嫌だけどないとさみしい。


100m 12”28
200m 25”01



もはや見る影もない。

京都からH君が参戦してくれて、
なんとまぁ、100も200も同じ組という
驚異の状況でしたが、
このBUNでは勝負にならず。

盛り上がらなくて申し訳ない。




潮時か・・・。



11/8(木) 石灰窒素

こんばんは
道端に大量に生えていた紫色の花、
園芸種だと思ったら
『アメジストセージ』というらしい。
BUNです。

園芸種のハーブかな。





牧草地の土壌pHを改善したら、
植物種は非常に良い感じになった。
と、いうのがこれまでのお話し。


しかし、草丈が低い。

牧草種子のカタログ通りの背丈になってないぞ!



伸びが悪いとなると
窒素orカリウム不足が疑わしい。

いつもどおりに化学肥料(N14‐P14‐K14)をバンバン撒くと、
また土壌が酸性化してしまうのでできれば避けたい。
お値段がけっこうするし。

酸性化させた土をアルカリに戻すために
さらに苦土石灰を撒くので、
二重にお金がかかっています。

最悪としか言いようがない。

結果できたのが
耐酸性植物だらけのボロボロ老朽化牧草地。

この農法ではダメだ。


もっと安くて牧草に適した肥料でなんとかしたい。




そうしていろいろ調べた結果、
行きついたのが
『石灰窒素』

名前の通り、石灰と窒素でできた肥料です。

撒くと、土壌pHをアルカリにしつつ、
窒素も補える優れもの。

窒素は長く効くタイプなのも良いですな。



分解時に
毒成分を生じるので、
撒いたら1週間は作付不能になりますが、
牧草地を秋に除草剤散布ののち耕起して『更新』するので、
むしろちょうど良いです。

除草剤レベルまで
雑草を枯らせると良いけど、どうかな?

除草剤もすごく高いので使用量を減らしたい。



この毒は
雑草だけでなく
線虫などの病害虫も始末してくれるっぽいです。

牧草地の線虫は結構重要な問題で、
長年、牛を飼っている放牧地では
悪い線虫(寄生虫)が増えてきてしまいます。

またあのバカ高い駆虫薬を買わねばならなくなる・・・。
(牛だと使用量がすさまじいので使っていて気楽じゃありません。)

寄生虫汚染レベルを下げられるのは非常に助かります。



この毒成分が分解しきると
それが肥料成分として機能するので、
この石灰窒素は毒物でも劇物でもありません。
ご安心を。



良いことづくめだな!




しかし、取扱いにかなり難ありで、
皮膚につくとただれます。

あと、人体でアセトアルデヒドゲナーゼを阻害するので、
散布時に吸い込んでいると、
24時間程度、
お酒を分解しきれない体になってしまいます。

要は、お酒飲んだら酔いっぱなしになるということ。
まぁ、滅多に飲まないからこれは別に良い。



皮膚は弱いので
完全防備が必要だな・・・。




この辺があるからか、
『使っている』という話を全然聞きません。

尋ねても
「なんだそりゃ!?」という言葉が返ってくるのみ。

通常の化学肥料なら
何も考えずに撒けばいいもんね。

実際使ってみるとどうなのか、
とても気になるのですが、
近所じゃあ誰もわからない。


自分でやってみるしかない。



11/7(水) 3号機

こんばんは
Yahooニュースの『純と愛(NHK朝の連続テレビ小説)』の
ネタバレ具合が酷い。
BUNです。

読んじゃったよ。
先の展開丸わかりじゃないか!!

人間関係がぎすぎすしていたり、
行動が突飛でついていけなかったり、
あまり楽しい気分にならない番組ですが、
先も読めてしまうと・・・。

もう何が楽しくて見ているのか・・・。


前の『梅ちゃん先生』はまったりムードで、
朝の立ち上がりには
ちょうどいい番組だったのに。





『潰れそうな大学でも、特別な補助しません』
で、ダメな大学は自然淘汰されていくような。

新規を減らしてどうする。
すでにあるダメな大学がそのままではないか。

むしろ増やした方が、
不人気大学の淘汰に拍車がかかるのでは。



高校生の進路選択に
『潰れなさそうな大学』という観点が加わる。

「俺、安定した国公立がいいんだ。」
みたいな。

なんだこれ、就職活動みたいだよ。

しかし、大学を選ぶときに
卒業後どんな仕事に就けるかは
ある程度考えているのでは。

広い意味での就職活動と言えなくもない。

大学数をどんどん増やせば、
卒業しても就職率が低い大学は炙り出されてくるだろう。

潰れる大学にいた人はどうなるか?

会社が潰れちゃった人を、
誰が助けてくれる?
それと同じことではなかろうか(ひでえ)。

未成年の選択なので
編入学のハードルを下げて
セーフティネットとすればよいのでは。




勉強する気のない学生ばかりな大学を
『ダメ大学』と考えていますが、
授業崩壊と経営状態の良し悪しとは
対応しないのかな?

授業は崩壊状態だけど、
寄付金で生き残っているところとか。

ありそうだ・・・。



ヘボ大学を乱立させて
大勢がそこへ行くようになっちゃうのなら
この国終わりだ。あきらめよう。





それにしてもあの大臣、
会見のたびに言ってることがコロッと変わるな・・・。

最初の個体は
不具合がでて回収されたんじゃないのか・・・?

今のは(少なくとも)3号機か。

大臣が悪いんじゃないよ。
不具合を残したまま出荷した
メーカーの責任だよ!!


11/6(火) 軽油

こんばんは
ホンダが小型のディーゼルエンジン作ってるらしい。
いいぞ・・・。
BUNです。

1.6Lでトルクが300N.m/2000rpm・・・
さすがディーゼル。

これをFitサイズのボディに積んでくれよ・・・
きっと山道が楽しいぞ。

でもSUVか大型セダンになるんだろうなぁ・・・。
どっちも形を好かんのがなんとも。



山農場のディーゼルトラック、
揺れるわうるさいわで乗り心地は最悪です。
煙もバンバン吐き出すぜ!

揺れすぎて走行中には
ラジオの音量つまみに
触れることすらできません。

しかし空荷で山道を登るときだけは、
自分のガソリン車よりも断然楽しい。


登りっぷりが全然違う!
低回転でもぐんぐん登ります。
これがディーゼルの力。

最近のクリーンディーゼルは
昔のディーゼルエンジンほど
うるさくなく、揺れも少ないと聞く。

弱点の最高速の伸びも何とかなっているとかなんとか。

おばあちゃんの家の農機具庫のにおいが
軽油由来だったことに気づいてから、
軽油臭には懐かしさも覚えます。

とっても期待。




11/5(月) 牧歌

こんばんは
昨日マツカゼソウをまた見つけたので
葉っぱのにおいを嗅いでみた。
シカすら食わないこの植物、はたして・・・。
BUNです。

柑橘系の果物の皮をつぶした匂いに、
葉っぱの青臭さを加えたようなにおい。

なるほど、確かにミカン科。

悪臭ではないけど、
食事に乗っていたら嫌な感じ。



牧草地をキツネが横切っている!
3頭も!
きっと親子だ!

じっくり見れて幸せ気分。
下り坂の天候も、心が快晴なので気にならない。


ヒョイヒョイと草地を横切るキツネと、
それを気にしているものの(耳が向いてる)、
基本的にボーっとしている牛。

隣の草地では
オスヤギが発情メスに引き寄せられて
フェンス越しに大騒ぎしています。

モズの高鳴き、ジョウビタキの歌。

これが牧歌的風景というやつか・・・?

見慣れたものだけど
良いモノですな。


牛を牛舎に格納したので
今年はこの光景、見納め。

まさに晩秋。


11/4(日) 17

こんばんは
山農場周辺、初霜初氷。-1.9℃。
BUNです。

冬だね。

これに備えて
ヤギ舎、牛舎の補修は済ませてある。

あったか寝床もつくったし、
隙間風も怖くない。




『P→岩古谷山→平山明神山→大鈴山→鹿島山→P』
の周回コース。


岩古谷−明神−大鈴間が
とっても薄く、険しい。

岩古谷−明神間に至っては
地形図にすら載ってない。

踏み跡はあるらしいし、
行ったという話もネットに少なからずある。

基本稜線歩きなので、
外さなければ目的地に着けるだろう。

このコースに対して
強気にでられるようになるように
16山もかかったわ。

昨日の『三ツ瀬明神山』は県内一の難路と謳われますが、
それは『地図に載っている道』での話。

昨日より今日の方が、ヤバイ。




なんだこの山は・・・
登って下りてが繰り返されて
非常にきつい。

この山、遠くから見てもギザギザだったからな・・・。

登りは両手も使った岩登り。
下りはその坂を下る感じ。

時々山頂が見え隠れするのに、
何度ピークを越えても近づかない。

おのれぇ・・・。




稜線には踏み跡が薄いながらもあり、
赤テープはいい感じの間隔で貼られているので、
注意していれば迷いそうにない。

しかし平らな場所に出るとヤバイ。

踏み跡が消えていることからも、
多くの人が道を見失いかけていると思われる。

獣道がかなりあって、惑わされる。
何度か吸い込まれかけた。


でも獣道、
よく見るとシカの足跡だらけで不審だし、
踏んだ感じがヒト道よりもやや柔らかい。

ヒト道が固いんですな。
シカの足跡ができていない。

道幅は・・・あてにしちゃいかんな・・・。
ヒト道もここでは細い。

こういう時の対処方法がわかってきたぞ・・・。

大雨直後でなければ
何とかなりそうです。


ここまでの登山修行よりも
山農場での日常の方が
役に立った感じがするのが何とも・・・。



大鈴山に着いてからは
あとは楽々、いつも通りに。




設楽山系の山、楽しいな。
何かとゴツゴツしていて歩きごたえがある。

標高は低いものの、
険しさは今年登った中で突出している。
切り立っている山並み。

ただ、植生はちょっと残念な感じ。
シカにやられたっぽい植生に染まりつつある。



阿寺山系にちょっと似ていた感じ。
あの辺もなかなかのゴツゴツ感だった。

森は阿寺山系の方が良いけど。

あっちはクマの糞が落ちている
ステキな森だった。





山系を変えると
何もかもガラッと変わって面白いです。

色々な山系を見てみよう。


11/3(土) 16

こんばんは
自宅周辺初霜。0.2℃。
BUNです。


『三ツ瀬明神山』へ。

県内一の難路と言われる。



巨岩がゴロゴロしている。

人の背丈なぞはるかに超える、
ビルかと見まごう巨岩が。

軽石を巨大にしたような穴だらけ岩なので
きっと溶岩が冷えてできた系。

身近にそっち系の専門家がいるから聞いてみよう。


そんなデカい岩に人間が貼りついている・・・
ロッククライミングですな。

クライミング系の人が多い山でした。
日帰りにしては重装備の人が目立つと思ったら。

しかしすごいな・・・
天井に貼りつている人もいるよ。




そんな岩岩している山なので
登山道でも鎖場やら岩登りやらがあって、
登りごたえがあります。

植生はシカの影響を受けた様な
アセビやらツゲやらが多いですが、
鎖で登った岩の上だけ紅葉していたのが面白い。

さすがのシカも鎖場では登れなかったとみえる。




ロッククライミング場では若い人だらけでしたが、
登山道にはおじいちゃんおばあちゃんばっかりだな・・・
うう・・・なんか悲しい気持ちになったぞ・・・。

しかし陸上で左脚がダメになっているので
もはや木登りすら満足にできませぬ。
老人カテゴリーでがんばるとするよ・・・。





横道の『乳岩』が何気にすごい。

帰りに寄ったら
印象が強くて山頂の記憶すら吹っ飛びかけた。

ここ行くだけでも
この地に来る価値がある。




今まで登っていた山と全然違う!
これが設楽山系かぁ。

・デカい岩(落ちたら死ぬ)
・展望良好(ナイス岩)
・人多い
・シカ植生(常緑、毒系)
・紅葉もちょっとは
・登山道の整備ばっちり


って感じ。


今日も良い山でした。


11/2(金) 今週の山

こんばんは
ごおおお・・・風が真冬や・・・。
BUNです。

お風呂がシャワーだけだと『修行』になってきた。
もうアカン。
お湯張ろう。

ガス料金を見ていると、
年々増えております。

ガス使用料を左右するのはお風呂。
食器洗いは季節変化しないでね。

つまり、年々お風呂でのお湯使用量が増えている。

『歳をとると寒さに弱くなる』と言うが、
この現象がその言葉に当てはまるのだろうか?





じねんじょもらったです。
天然もの!

これを摩り下ろして、
先日伊那で買ったそばに乗っけて食べるんだい!






今週は近所の低山に登る予定。

とっても近所で
標高1000mもない、まさに低山なのだけど、
ここまで放置していたのにはわけがある。

そこそこの鎖場、岩場や、
踏み跡の薄いゾーンを通過せねばなりません。

当県1、2位を争う難路なので
地形図、コンパス必携。


人工林が多いので迷ったら絶望的。
基本的に展望がないので
現在地把握が超難しい。

こんな近所で遭難したら
半日足らずでご近所中の噂の人になっちゃうよ!


そんなわけで山レベルが上がるまで
避けておりました。

果たして今のレベルで足りるのか・・・?



今回も無事に帰ってこられますように。



11/1(木) セミナー

こんばんは
紅葉がいい感じ@標高700m。
BUNです。

昨夜は氷点下ペースで気温が下がっていたのですが、
夜中に曇って結局あまり冷えず。

曇らなければ氷点下、初霜だった。






よその研究室のセミナーに出てきました。

最近の異分野最先端は、
いきなり聞いて理解するのは不可能。

予習して参戦。



最近の流行りの研究は、
『間接生物学』とでも言おうか、
まどろっこしいです。

直接見ることができないものが対象なので
あの手この手で検出できるようにして、
間接的に存在を知ります。

遺伝子とかタンパク質とか。


BUNが携わってきたのは
直接計測したり観察したりする、
いわば『直接生物学』。

わかりやすさ命。




今日聞いてきたのは
まさに『間接生物学』の最先端。

物質A、B、C、Dがあって、
ある現象を生物に起こさせる物質を知りたい。

Aがその原因物質だと言うためには、
Aっぽい。
Bではない。
Cでもない。
Dでもない。

のように消去法を行う必要がある。

この時点でまどろっこしいぞ。


しかもそこまでやっても
『Aである可能性が高い。』までしか言えない。

なぜならまだ未知の
『物質X』
まだ存在するかもしれないから。

まどろっこしさにキレそうだ。

政治家かキサマら!



物質ごとに担当の学生を割り振っていくのが
最近の研究室で多い研究スタイル。

従って、研究の『目的』がみんな同じに。

これが実に切ない・・・。

その事柄について
自分以上に誰も知らない状態ってのは
気持ちがいいものだぞ・・・。


自分で見つけた骨のアレコレが
まだどの論文にも載っていないのを突き止めた時など、
身震いしてしまう。

そういう種が複数あるなら
ちゃんと文章にしろと
あれほど先生から言われただろうが・・・





セミナーは
予習した範囲から推測した通りの内容でした。
2011年の論文まで読んでおいたからな。


研究の目的に関する説明が弱かったので
質問してみたら学生詰まる。

おい、そこを言えないと
その研究やってる意味がないぞ。

既存の技術で十分じゃん!という話に収まってしまう。
この研究の成果があると、何が良いのか?は
スラスラ言えないと実にマズい。




集中していないと置いていかれるので、
頭がユデダコになりそうでしたが
心地よい疲労感です。