登山修行10 恵那山
2012年9月16-17日
2012/9/16-17 登山修行10 修行はいよいよ大詰め。 目標の10番目。 10、恵那山 ずっと気になっていた恵那山に 神坂峠コースから挑戦。 恵那山最長の道です。 中津川方面から恵那山を眺めたとき、 姿を印象付けるその稜線が 神坂峠コースほぼそのもの。 ![]() 午前中は良い天気! スタート地点の神坂峠まで来ただけで、 恵那中津川を一望できます。 もう十分いい気分。 しかしこの山、 いつも下から見ていると、 午後から曇る印象がとても強い。 シャイだ・・・。 今日もすでに上の方の天気が怪しい。 ![]() 写真右手の尾根筋がそのまま登山道です。 上の平らに見えるあたりの どこかが山頂のはずです。 午後は曇りか雨だな。 さっさと登ってしまおう。 ![]() 縦走状態になるので 登り下りが多くて結構大変。 しかし崩壊地や景色の良い場所はあるし、 花は終わりがけでしたが、 キノコ真っ盛りで見飽きない。 良い森です。 紅葉もさぞかしきれいでしょう。 あと、2000mより下でも ホシガラスはいるんですな。 登山道の岩の上に やけに主張するウンコがあった。 かなりたくさん。 ![]() このウンコの感じ、 イタチ系・・・。 標高1500mは超えてるよなぁ・・・? この標高でイタチ系というと、 オコジョかな? 早朝に弾丸登山すれば会えるかな? 本日の目的地、 山頂付近の避難小屋に到着。 この時点でドン曇り。 ![]() ビビり計画のためお昼12時過ぎには小屋に到着。 今夜は泊まる予定なのに・・・。 午後からやはり雨まで降ってきて、 小屋の中で小説を読んで過ごす。 荷物になったが致し方ない。 前の小秀山の方が コース自体は長く険しい感じなのですが、 今日はお泊り装備持参のため キツめな感じに。 コンロに寝袋、食料、マット・・・ 重てぇよぉ・・・。 山頂下15分のところで 水を汲めるのだけが救いです。 枯れてるのを警戒して3Lは持参。 重てぇよぉ・・・。 持って行ったものは いずれも一度ずつは使ったので、 これ以上の軽量化は装備を良いモノにするだけですね。 あ、でも『ご飯』でいくな、『米』で行け! 焚くのが面倒で・・・ つい体力に訴えてしもうて・・・。 やることもないので早めの夕ご飯。 ![]() 山ラーメン。 これこそ醍醐味だ・・・。 朝ご飯はカレー。 山カレー。 これこそ(略) 山頂の景色はあんまりな山ですが、 山頂以外に景色が良い場所はたくさんです。 登山道各所もですが、 避難小屋の裏の岩に登ると絶景。 飯田方面を一望できます。 夜に起きたら 満天の星空だったので写真撮影をば。 ![]() BUNの住んでいる地域のMAXを凌駕している・・・!! うちでも県内最強の星空ゾーンなのだけど、 さすがは山、 苦労して登っただけの価値はある。 薄くガスっていた 波照間島よりも鮮烈ですな。 良い天気に恵まれた。 遠くで雷雲が雲内放電しております。 時々光ってきれいなものです。 頭上に来たら最悪ですな・・・。 ![]() トリミングしたせいでノイズが・・・。 18時ごろ就寝したので、 夜中に起きても眠くない! じっくり写真撮影しました。 しかしレンズが曇るのを何ともしがたい・・・。 一晩中よく晴れていたので 星に夜景に ぼやっと眺めて過ごせました。 気温は ダウンジャケット着ててちょうど良い具合。 もうすぐ日が昇る・・・。 恵那山だけに『夜明け前』の写真を一枚。 ![]() 『木曽路はすべて山の中である。』か・・・。 (こっちの方向は飯田だけど) 『山の中から見る木曽路の夜明け前』。 初日には山頂まで行っていないのですよ。 急いで山頂に行かなくては。 ![]() 山頂付近からの景色です。 山頂の展望はこんなもんです。 こういうところ、『低山』っぽくて好き。 いつもどおり(笑) 前日が雨だと 雲海が出やすいらしい。 ![]() ついてたなぁ。 天気を待って正解だったよ。 この景色は凄い威力だ・・・。 これを見れるだけで お泊り登山する価値がある。 遠くに富士山を見れることに気づく。 ![]() 南アルプスの向こうに富士山の影。 ちなみに恵那山の北の『富士見台』からは 富士山を見ることはできない。 名前だけなのか。 ![]() 飯田側(右)の雲海が 中津川側(左)へ流れて消えていく。 山一つ隔てて 下の天気が全く違うんですよね。 それで恵那山はしょっちゅう雲の中になる シャイな山なんだな・・・。 雲製造機になっとる。 ![]() 今日は中津川方面も良く見える。 修行の当初目的だった御嶽山を 初めてまともに眺めることができた。 待っててください御嶽山。 次はあなたです。 ![]() 快晴で見送ってくれるか、恵那山。 また来るよ!必ずまた来るよ!! 結果的に、今年一番のお気に入り。 |