2日目 ロッキー山脈観光2
(アイスフィールドパークウェイ)


アイスフィールドパークウェイ
 バンフ〜ジャスパー間を結ぶ全長300kmのハイウェイ。
このうちレイクルイーズ〜ジャスパー間230kmはアイスフィールドパークウェイと呼ばれる。

その名の通り山、氷河、湖、滝・・・
全てが氷結の世界・・・。
ロッキー山脈でも有数の絶景スポット目白押しだそうです!
写真が白くて見難いので、このページは背景色が変えてあります。

こんな景色の合間に細々と通ったハイウェイ・・・
日本の道よりよっぽど広いですが周りのモノが巨大すぎて道がちっちゃくみえる。

観光シーズンを外しているので対向車がいない・・・。
それでいて雪が残っていい景色、
このシーズンの旅行は正解ですって!


クロウフット氷河
 Crow Foot Glacier、カラスの足氷河。
下の写真の青っぽい部分が氷河です。わかります?
右下の写真の方がわかりやすいと思います。
 
この3つに分かれた形がカラスの足みたいなんだそうです。
向こうの人もおもしろいこというねえ。
氷河に開いている穴は水が流れ出ている穴。
やはり温暖化の影響でこの氷河も後退著しく、指が3本だったのに2本になりそうだとか。
昔はもっとカラスの足っぽかったって!?惜しいいいいい!見たかった!


この辺りにある湖は全部凍っていて雪原と見分けが付かない!
くっ、今回は湖の蒼さは見られないのか・・・。

とはいってもこの寒さのおかげで新たな見所がしっかりありますよ〜。


”すすり泣く壁”Weeping Wall
 ほとんど垂直な岩壁からじょぼじょぼ流れている滝。
滝すらも完全に凍ってしまうこの寒さ。
じょぼじょぼじょぼ・・・
うわ〜、でかいな〜でかいな〜でかいな〜!



・・・!?




何か滝でもぞもぞしている・・・?
アイスクライミング!
登ってる人がいる〜〜〜!!!!
よくこんな薄気味悪い名前の滝を登る気になるなあ。
岩盤のフリークライミングよりも簡単らしいが・・・
氷が崩れたり・・・とか不安は抱かないのかなあ?

ここはサンプワタ峠・・・そろそろバンフ国定公園からジャスパー国定公園に入りました。
今回の終着点までもう少し。
サンプワタ峠
ちなみにこの川はまたしてもボウ川・・・延々と続いている。
真冬にはこの川すら全部凍るとか。
なんちゅう寒さだ。


アイスフィールド・・・
この景色、好き!
まっすぐ・・・ひたすら・・・。
さすがにこんな中に放り出されたら・・・死ぬ・・・。
道に雪がないのは雪掻き車が走り回っているから。
こっちの雪はサラサラだから雪を『かく』と言うよりも
『吹っ飛ばしている』というのが正しい。


車を止めて休憩していると来客が。
客人
カラスが飛んできた。
和名だとワタリガラスらしい。こっちの奴は渡らないけど。
あちこちの観光スポットで車を止めると必ずカラスの仲間がやってくる。
エサをねだっていやがる・・・。
絶対に何もやらん!

偶然いた某国の観光客がこいつらにエサをやってしまっていた・・・。
おいおい、そういう教育はガイドさんしっかりしてくれよ。



コロンビア大氷原
コロンビア大氷原(まで1.5km)
アイスフィールドパークウェイのハイライト、コロンビア大氷原ですよ〜〜!
厳密にはその末端であるアサバスカ氷河なのですが・・・。

5〜10月に来ると雪上車でこの氷河の上にいけるそうな。
今のシーズンは・・・あ、観光客いないからやっていないのね。

この氷河、毎年1.6mペースで後退しているそうな。
なに?50年前までは今BUNが立っている所まで氷河があったの!?
わかりやすい温暖化のカタチだなあ・・・。


今回のツアーはここまで。
いやいや、なんともすごかった。
このツアーに思いつきで参加していなかったらこんなすごいもの見られなかった!!
もし来ていなかったらえらく損ですよ!!危うく初海外を台無しにするところでした。

ここまで広く広く広く・・・続く世界なんて想像もしたことないです。
想像したことがないから、見てみてそれはもう驚きです。なんという世界だ、と。
日本で見てきた景色にも大きなものはたくさんありましたが、
それがこんなに連続で、ずっと視界全体に広がり続ける世界。
感無量・・・!カナダ来てよかった!!
ロッキー大好き!!

記念撮影〜!
ものすごく寒い+名古屋弁集団のせいでちょっとだれている=ポーズがへにゃへにゃ


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