琵琶湖一周・二日目後半(2003.5.4)
湖北地区(高島町〜彦根市)
あ〜なんだこれえ?
道の果てが見えねえぞ!?
高島町へ入ってからずっとこんな感じでうんざりだぞ。
こういう道は車で走るのが一番なんだよ・・・まったく・・・。
だいたい自転車でこんなところまで何で来てるんだよ俺は?
ああ!?自分で言い出したのか!?馬鹿か俺は!!!
はっ!?
こんばんは、だんだん疲労がたまってきたせいですごくダークなBUNです。
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
琵琶湖一周・・・約200kmの旅路・・・この辺まで来るとくたくたです。
みのさんを助ける(?)ために大急ぎで走っているうえ、5月なのに26℃の気温が容赦なく体力を削ります。
次回は3日行程で行こう・・・。
ここまで何町かふっ飛ばしましたが、景色がまさに田舎という感じで写真がありません。
よって省略!!
海津大崎
景色のきれいなことで有名な湖北、海津大崎へ突入です。
ここは本当にきれい。
なんて新緑がきれいなんだ!風を感じながら走れて本当に気持ちがいい。
同じことを考えてか、自転車集団やバイク集団がいっぱい走っている。
ここはメッカなのだろう。
桜並木なので桜の季節は渋滞が酷いらしいが、この季節は車が少なく非常にGOOD。
しかし路肩が異常に狭いなあ・・・たまに通る車がめちゃくちゃ怖い。
新緑と琵琶湖の青の共演が感動を覚えるきれいさです。
そういえば写真の真ん中の岩は『義経の隠れ岩』らしい。
義経って色々なところで隠れているなあ。
『暁霧 海津大崎の岩礁』
まあ、こんな真昼間に霧が出るわけありませんな。
霧が出たらさぞ幻想的な光景なんだろうなあ〜。
そうでなくとも吸い込まれそうな緑と青です。ああ・・・ずっと眺めていたい。
『新緑 竹生島の沈影』
ついでに見えた。う〜む、あそこは荒れ放題だから遠くで見ないと美しくない。
ここから見ても立ち枯れたき木が痛々しい竹生島です
あ〜海津大崎、もうお終いかあ〜。あとは家に帰るだけです。
最後がんばるぞ〜。
賤ヶ岳はお化けが出るらしいので避けました。
いや、もうこの時のBUNにあの山を登る体力は残されていなかったのだよ。
なんだか海津からしばらく路肩の少ない道や交通量のすごい道、上り下りが多くてヘロへロです。
精神的に削られます。車怖いよ〜。
『月明 彦根の古城』
なぜか紅葉した木がありますが気にしないでください。
(一周の帰りに撮り忘れたので10月ごろに撮影)
彦根城が見えたら家まであと少し。
ああ〜長かった。
本当にヘロヘロになった。
しかし見慣れた風景が疲れた心を少しだけ癒してくれる・・・
そうそう、この仏壇を見ていると天にも上る気持ちだよ・・・
ってんなわけあるか!!
ああ〜戻ってきたよ、恐怖の4面仏壇屋交差点!!!
家に帰ると・・・よかった、みのさんはうちの最寄り駅を間違えてちょっと到着が遅れている。
助かった。
そう思って腰を下ろすと・・・
痛!!!
何だこれは!?
尻がめちゃくちゃ痛い!!!
割れ目の辺りにあせもの様なものができている。
確かにここは通気性が悪いうえに、あんまりやわらかくないサドルにこすられるという
拷問のような状態だった場所・・・。これは酷い。
ううう・・・このあと2日くらい上を向いて眠れなくなり、ぢの人の気持ちを知る。これはつらい。
野菜はたくさん食べようと思った。
現在のステータス
BUN(学生)
(体力☆☆☆☆☆)尽きました・・・もう無理。
(気力★☆☆☆☆)ぬおおおお!みのさんと遊ぶんだ!!
軽く日射病、ものすごく尻が痛い
しめ
長かった琵琶湖一周、いままで行ったこともない場所を直に見て回れたので得たものは多いです。
山、川、街、琵琶湖、人、周りのありとあらゆるものがBUNには新しく、とても新鮮な旅でした。
実家にいたらこんな無茶なかなかさせてもらえないので、これでこそ実家を飛び出した価値があるというもの。
この旅で地名に詳しくなれたのはとても役立っています。ふふふ・・・これで滋賀で迷子にはならんぞ。
気になる自然観察ポイントがいくつも見つかり、まだまだ知らない滋賀県がありそうです。
『地元を知らないものは世界を知らない。』
重々噛みしめながら生きたいです。
ああ・・・それにしても200kmの道のり、琵琶湖はなんと広いことか。
地図だとあんなに小さな琵琶湖もBUNにはちょっと大きすぎました。
(・・・と思ったはずなのにこの後琵琶湖にいかだで出てしまうワタシ・・・。)
ああ・・・琵琶湖よ・・・。
最後に、一言。これぶんぶんねっとわーくのサブタイトルにしよう。
『フィールドは琵琶湖だ!!!』