2005/9/29(木) 琵琶湖漬け
ぴよりを探せ!
今日もBUNの調査に同行のぴよりです。
またしても琵琶湖にほっぽりっぱなしです。
今日はBUNも琵琶湖に入ってぴよりを観察。
調査はどうした。
琵琶湖で遊ぶ
ぴよりが琵琶湖で夢中なのは、
繁茂した水草。
食べ放題
繁茂しすぎて問題になっているオオカナダモを
せっせと食べておりました。
オオカナダモ、エビモ、ネジレモが
主に見られた水草でしたが、
オオカナダモが好みな様子。
くっ、外来種のくせに!
この辺の話はBUN卒論の一部に。
おもしろいことに
C/N比が小さい水草ほど、
好む傾向が見られました。
(*C/N比:一般に、値が小さいほど草食動物の飼料として優れているとされる)
見た感じではネジレモが好みかと思ったのですが、
ついばみ回数、食べた量、時間も調べたら
この3種ではオオカナダモを好むという結果に。
一例情報でしかないですが、
今思えば良いデータですな。
野生のカルガモも
よくこの辺におりましたが、
やはりオオカナダモ狙いだったのかな?
ちなみに、真冬になって
これらの水草がなくなると、
ホテイアオイの浮き袋までかじっておりました。
おっと、脱線した。
浮遊
再び浮かびっぱなしのぴよりです。
カモみたいだ!
絵に描いたように
逆立ちして水中の水草を食んでいます。
バタ足でがんばらないと
この姿勢は厳しいらしく、
結構必死そうに見えます。
餌が豊富
港付近のため、波も穏やか。
かなり沖まで一人で泳いでいってしまいます。
もうBUNでも足がつかないところまで。
その度胸は家禽にはないものですな。
どこまで行くんや。
あと、興味深い行動。
カルガモ系は潜水カモではありませんが・・・
届かぬなら・・・
潜る!
潜った!
(*写真にマウスを重ねると写真解説)
バタ足を駆使して頻繁に潜ります。
水中で止まることができないらしく、
水中を駆け抜ける弾丸状態。
当然何か食べられるわけもなく。
かなりの速度で
写真は上の一枚が精一杯。
目的がわからん!
テンションが上がると潜りたくなるのだろうか?
もうちょっと大人になると、
浮力の方が大きくなるのか徐々に潜水しなくなりました。
すいすい〜
泳いでいる顔して
歩いていたり。
足ついてるじゃん。
警戒
はっ!!!
トビやサギに超敏感なのも相変わらず。
上を通過すると必ず反応します。
BUNも気づいてないのに。
多景島付近の琵琶湖で
泳いでいるカルガモのヒナが
トビからのアタック受けてましたなぁ。
DNAに刻まれた自衛の本能か。
『アノカタチハヤバイ』
そんなときは、
BUNのイスの下に戻ってきて休憩。
安全地帯
沖にいても一目散に戻ってきます。
せっせと忙しい子ですなぁ。
この日でこのサイズ。
もう手の平に納まらなくなってしまいました。
見た目はだいたい大人ですが、
体重は軽く、風切り羽もまだ短い。
『翼鏡』がまだ見えません。
鞘が割れ切ってからもうちょっと伸びます。
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